
イントロダクション
やあ、オレ、磯野カツオ!
この物語はね、オレが“あるすっごい人”と出会ってからの話なんだ。
その人の名前は斎藤一人さん。
なんていうかね……白いスーツで、日傘さして、にこにこしてて……最初はちょっと変なおじさんかと思ったんだけどさ(笑)
でもその人、**“ことばの魔法”**を教えてくれたんだ。
「ツイてるって言うだけで、運が向いてくるんだよ」ってさ。
最初は冗談かと思ったけど、言ってるうちにホントにツイてる気がしてきて、
先生には怒られなくなるし、傘は見つかるし、ワカメは笑うし、お父さんまでちょっと優しくなって……
気がついたら、オレんち、なんかいい感じになってたんだよね。
そんなオレと一人さんと、磯野家のみんなとの“ことだま大騒動”。
ちょっとだけ、読んでみる? オレ、けっこうがんばったんだぜ?
(本稿に記されている対話はすべて仮想のものであり、実在の人物・発言とは関係ありません。)
第1話 縁側の春風と、いたずらっ子の魂:斎藤一人さん × カツオくんのやさしい午後
縁側の春風と、いたずらっ子の魂:斎藤一人さん × カツオくんのやさしい午後
(庭からふんわり桜の花びらが舞ってくる)
カツオ:「一人さん、俺ね、また学校で怒られちゃったんだよ~。
ちょっとだけ、教科書忘れただけなんだけどさ、なんか大ごとになっちゃって。」
一人さん(にっこり):「あらそう。
でもねカツオくん、それって“忘れ物した”っていうより、“おもしろいエピソードを神様がくれた”って考えたら楽しくなるよ?」
カツオ:「えっ!? 忘れ物がエピソード? それ、ラッキーってこと?」
一人さん:「そうだよ。先生も君に注意することで“存在感”感じてるのかもしれないしね。
怒られたっていうより、“今日も元気に話しかけられた”って思えばいいの。」
カツオ(ぽかんとしたあと、吹き出して笑う):「なんか一人さんの話って、ズルいなぁ!元気出ちゃうじゃん!」
(庭でワカメちゃんとタマがじゃれあっている)
カツオ:「でもさ、一人さん、オレみたいに“ちゃんとしてないやつ”って、やっぱりダメな大人になるのかなぁ?」
一人さん:「ちゃんとしてるかどうかより、“楽しんでるか”の方が大事だよ。
人生はね、成績表じゃなくて“笑顔表”で決まるの。
今日どれだけ笑ったか、誰かを笑わせたか、それが点数なんだよ。」
カツオ(ちょっと考えて):「そっか…じゃあ今日、10点くらい取ったかも!」
一人さん:「それはすごい!オレなんかね、毎日100点目指してるよ。
ガールフレンドたちに元気もらって、お店の人たちに元気わけて、みんなで笑って、最高の一日!」
カツオ:「ねぇ一人さん、なんでそんなにモテるの? しかも結婚してないのにさ。」
一人さん:「ふふ、答えはね、“自分を楽しませる達人”になったから。
自分のことを好きになって、自分をほめて、自分を笑わせてるとね、不思議と周りの人も楽しくなっちゃうの。」
(ふわっと風が吹いて、桜の花びらが二人の間に落ちる)
カツオ:「オレさ、ちょっと“いい加減”なくらいがちょうどいいかもな~。」
一人さん:「いい加減ってね、“良い”加減って書くの。神様がくれた“ゆるさ”って大切なんだよ。
ちゃんとしてることもすごいけど、ゆるくて優しくて、おもしろいってね、もっとすごいの。」
(しばし沈黙。タマの鳴き声だけが響く)
カツオ:「…ねぇ、一人さん。俺、大人になるのがちょっと楽しみになってきたかも。」
一人さん(やさしく笑いながら):「うん、それが一番。
大人になるってね、“本当の自分に近づく旅”なんだよ。
そして君は、すでに“魂のカツオ”として、最高のスタート切ってるよ。」
【終わりに】
春の風の中、2人の笑い声が庭に溶けていきます。
いたずら心とやさしさ。ゆるさと深さ。
カツオくんと斎藤一人さん。
世代も立場も違うけれど、魂のどこかで強くつながっている2人なのでした。
第2話 笑う門には一人さん来たる!? 〜磯野家に訪れた幸運の言霊〜
【第1場面:カツオ、作戦開始】
(居間。カツオがワクワクしながら電話を終える)
カツオ:「やったー! 一人さん、来てくれるってさ!
サザエ姉さん、今日の晩ご飯、ちょっと豪華にしようよ!」
サザエ:「え? 誰それ?」
カツオ:「“ことだまの達人”だよ。会うだけで運がよくなるって有名な人!」
波平(新聞から顔を上げる):「また何か怪しいのを連れてくるつもりか…」
フネ(ふふっと微笑む):「まぁまぁ、お茶でも入れて待ちましょうよ。」
【第2場面:一人さん登場】
(ピンポーン♪)
一人さん(満面の笑みで):「どうも〜こんにちは〜、一人さんです!」
サザエ:「わぁ…本当に来た…!」
一人さん:「あらま、皆さん仲良しですねぇ!
笑い声が聞こえて、こっちまでうれしくなっちゃった!」
波平:「うむ…。なかなか陽気な御仁だな…」
【第3場面:ことだまタイム開始】
(居間でお茶を囲む磯野家と一人さん)
一人さん:「じゃあね、今日はみんなの“運気”を上げちゃう魔法の言葉、教えちゃうね!」
ワカメ:「えっ、魔法の言葉?」
一人さん:「うん。“私はツイてる”って言うだけで、ほんとにツキが来るんだよ!」
波平:「バカバカしい…。ツキなんてのは、地道な努力の結果であってだな…」
一人さん(にっこり):「波平さん、それもすばらしい考え方!
でもね、“努力しながら運がいい”って言ったら、もっとすごくなるよ?」
波平(少しだけ口元がゆるむ):「…ふむ…面白い理屈だ。」
【第4場面:家族の変化】
(その日の夕飯。みんなで“私はツイてる”を唱えて食べることに)
マスオ:「え〜では皆さん、いただきますの代わりに…?」
全員:「私はツイてる〜!!」
タラちゃん:「ツイてるでちゅ〜!」
(わははっと笑い声が広がる)
フネ(そっと):「…なんだか、いつもよりご飯がおいしいねぇ。」
サザエ:「本当、なんか不思議な気分〜!」
【第5場面:別れと余韻】
(玄関でお見送り)
一人さん:「今日は楽しかった!
みんな、明日から“私はツイてる”を100回言ってみて!運が暴れ出すから!」
カツオ:「また来てくれる?」
一人さん:「もちろん!“また来たくなる家”が、いい家なんだからね。」
波平:「…ふむ。“ツイてる”か…。明日から試してみるかのう…」
【ナレーション:フネの独り言】
「人がひとり来ただけで、家中が明るくなるって、すごいことですねぇ。
あの人は“ことばの春風”。また、吹きに来てほしいもんです。」
第3話 ツイてる”でピンチ脱出!? カツオ、学校でことだま革命
【第一場面:朝のツイてる自己暗示】
磯野家の朝は今日も戦場のようだった。
「カツオーっ!あと10分でチャイムよーっ!」
サザエの怒鳴り声が響き、波平が新聞をバサッと閉じて怒鳴る。
「お前はなぁ、毎朝毎朝バカモンなんだよーっ!」
慌ててパンを口にくわえたカツオは、片足を上げて上履きを履きながら笑っていた。
「でもオレ、今日はツイてる気がするんだよなぁ〜!」
玄関の戸を開けると、春の陽ざしがふわりと差し込み、庭の椿が咲いていた。
「よし、“ツイてる”って100回唱えながら行くぞ…ツイてる、ツイてる、オレって最高にツイてる…!」
鼻歌まじりに走り出すその背中に、今朝はどこか希望のオーラが漂っていた。
【第二場面:教室で炸裂する“ことだま”】
カツオが教室に滑り込んだ瞬間、担任の花沢先生が黒板に文字を書いていた。
「ギリギリセーフだね、磯野くん。…ん? 今日の宿題、ちゃんと出してるじゃない!」
「えへへ〜。それもこれも、“ツイてる”のおかげです!」
「…は? ツイてる?」
教室中がザワつく。
「おい、カツオどうしたんだ」「ついにやばいのか?」と中島や堀川がクスクス笑う。
でもカツオはどこ吹く風。
机の上にどんとノートを置き、「オレ、今日から“言霊戦士”になるから」と胸を張った。
「“ツイてる”って言葉は魔法なんだよ。オレ、それで今日ノート忘れてないし、遅刻もしてない!奇跡!」
一瞬笑いが起きたが、少しずつ「…本当に?」という空気が教室に流れ始めていた。
【第三場面:“ツイてる”実験開始】
昼休み。校庭のベンチにクラスメイトが集まっていた。
カツオは「いいか、ただ言うだけでいい。『ツイてる』って口にするだけで、運がこっちに向いてくる!」と力説。
中島は「…まぁ、やるだけやってみるか」と呟き、
「ツイてる…ツイてる……」と棒読みで言い始める。
その瞬間、花壇の裏に落ちていた中島の青い傘を誰かが拾い上げた。
「中島くーん、これ昨日の忘れ物じゃない?」と先生の声。
中島が傘を受け取って固まる。
「マ、マジかよ…ツイてた…!」
「だろ?」とカツオはニヤリ。
「言葉には力があるんだよ!…って、一人さんが言ってた!」
それから昼休みの校庭には、“ツイてる部”が結成されることになる。
【第四場面:職員室で広がる噂】
午後、職員室では教頭先生がカツオの話題を耳にしていた。
「磯野くんが“ツイてる運動”を始めたらしいですね」
「ええ…今日は落ち着いてましたし、クラスもなんだか楽しそうでした」
花沢先生は少し照れくさそうに言った。
「“ことばの力”って、本当にあるのかもしれませんね。
子どもたちが“自分は運がいい”って思えるだけで、表情が変わるんです」
窓の外では、桜が風に揺れていた。
【第五場面:帰り道、カツオと中島の誓い】
放課後、夕暮れの通学路。
中島とカツオがランドセルを揺らしながら歩いていた。
「なあカツオ、お前ってさ…実は、けっこうすごいやつだったりする?」
「へへっ、まぁな。オレは“ことだま戦士”だからな!」
「…明日もやろうぜ、“ツイてる”100回チャレンジ。」
「よっしゃ!今度は波平さんにも言わせてみせる!」
2人の笑い声が春風に乗って、町の屋根の上をふわりと跳ねていった。
第4話 波平、言霊にブチ切れる!? “うるさいツイてる騒動”勃発
【第一場面:家の中は“ツイてる”の大合唱】
日曜日の午後、磯野家はどこか浮かれていた。
「ツイてる〜!」
「私は今日もツイてる〜!」
カツオとワカメがリビングで歌のように唱えている。
キッチンからはサザエが「煮物が上手にできた〜!ツイてる〜!」と声を上げ、
タラちゃんまで「ツイてるでちゅ〜!」と便乗。
フネはその様子をほほえましく見つめながら、台所でお茶を淹れていた。
だが、玄関の引き戸が開いたとき——
“その空気”は一瞬にして凍る。
「ただいま戻ったぞーーーッ!!」
帰ってきたのは、この家の“静寂担当”、波平である。
【第二場面:“ツイてる”が波平に火をつける】
波平がコートを脱ぎ、座卓に座るやいなや、カツオが満面の笑みで話しかける。
「お父さん!今日は風が気持ちいいですね!まさに“ツイてる”日和!」
「……は?」
波平の眉がピクリと動いた。
「それよりカツオ、お前は宿題を終わらせたのか?」
「うん!ツイてるから、昨日のうちに終わってたの!」
「だからその“ツイてる”というのはなんだ!? 最近この家の者は、何でもかんでも“ツイてる”ばかり言いおって!」
怒りが頂点に達した波平が、ついに一喝!
「バカモーーーン!!」
部屋の空気がピシリと割れた。
【第三場面:フネとサザエのやさしい説得】
その後、キッチンにて。
波平は仏頂面のまま、湯飲み茶わんをじっと見つめていた。
フネがそっと横に座る。
「あなた……ツイてるって、別にふざけてるわけじゃないんですよ」
「ふざけてるようにしか聞こえん!」
「でもね、家族の笑い声が増えてるの、気づきませんか?
ことばひとつで、こんなにも空気がやさしくなるなんて、私もびっくりしてるんですよ」
サザエも加わる。
「お父さん、昔言ってたじゃない。『朝の“おはよう”で一日が変わる』って。
“ツイてる”も、そういう言葉だと思うの」
波平はうつむき、湯気を見つめたまま何も言わなかった。
【第四場面:カツオ、黙って背中を押す】
その夜、縁側でカツオが波平の隣に座る。
「お父さん、オレね、最初“ツイてる”ってバカみたいだと思ったよ。
でも言ってみたらさ、不思議とちょっと元気出るんだ」
波平は答えなかった。
「…怒鳴られた時もね、心の中で“ツイてる”って言ってみたんだ。
そしたら、なんかお父さんの声が“雷”じゃなくて“太鼓”に聞こえた」
「太鼓…?」
「うん。太鼓って“合図”じゃん? オレ、“そろそろ気合入れろよ”って言われてる気がしてさ」
波平の目に、一瞬だけ苦笑いが浮かんだ。
【第五場面:静かな“ツイてる”の誕生】
翌朝。まだ家族が寝静まっている時間。
波平は1人、庭の手入れをしていた。
ふと、石の上に座って深呼吸をする。
「……昨日の風は気持ちよかったな……」
ぽつりとつぶやいたあと、
まるで自分に言い聞かせるように、小さく呟いた。
「……ツイてる、か……」
その言葉が庭に優しく溶け込んだとき、
梅の枝に止まった小鳥が、ひときわ高くさえずった。
第5話 一人さん、磯野家にもう一度!“ことばの教室”と涙のプレゼント
【第一場面:日傘の再訪、磯野家に春風が戻る】
日曜の午後、庭のチューリップが風に揺れていた。
縁側では波平が渋い顔で新聞を広げている。だがそのとき——
「こんにちは〜!今日も運が暴れてるね〜!」
明るい声とともに、白いスーツに日傘を差した斎藤一人さんが庭先に現れた。
まるで春の精のようにふわりと入ってきたその姿に、フネはにっこり微笑み、
サザエは思わず声を上げた。
「わっ、一人さん!また来てくれたんですか?」
「今日はね、特別な“ことばの教室”を持ってきたの」
波平がそっと新聞を下げてつぶやく。
「……また妙な講義が始まりそうだな……」
【第二場面:“言葉を贈る日”の提案】
リビングに全員が集まった。ちゃぶ台の上にはお茶とおまんじゅう。
一人さんは腰を下ろすと、優しい口調で語り始めた。
「みんな“ツイてる”って言ってくれてるって聞いて嬉しかったよ。
でも今日はもう一歩深く、“言葉を贈る”ってことをやってみようと思ってね」
「言葉を贈る…?」とワカメが首をかしげる。
「そう。“ふだんあまり感謝を伝えていない人”に向かって、
勇気を出して“ありがとう”って言う日。今日がその日なんだよ」
サザエが少し緊張した笑みを浮かべた。
「……なんだか、照れくさいですね」
「だからこそ、効果は100倍なんだよ。言葉って、心を動かす爆弾なんだ」
ちゃぶ台の空気がふっと静かに、でも確かに温かくなっていった。
【第三場面:波平、決意の“ありがとう”】
沈黙が流れたあと、一人さんがそっと波平にうながす。
「波平さんも、どう?」
波平は湯のみを見つめたまま動かない。
だが数秒後、目線を上げて、真正面に座るカツオを見つめた。
「……カツオ」
「…うん?」
「お前は……落ち着きがなく、騒がしく、バカモンではあるが……
家の中を、明るくしてくれて……ありがとうな」
一瞬、時間が止まったようだった。
カツオの目がぱちぱちと瞬きを繰り返し、口元が緩み、やがて満面の笑みに。
「お父さん…!今、“ありがとう”って言った!?
やば…人生で3回目くらいじゃない!?」
「うるさい!」
怒鳴りながらも、波平の口元はかすかに笑っていた。
【第四場面:一人さんからの“スタンプの贈り物”】
その場がなごんだタイミングで、一人さんはスーツの内ポケットから小箱を取り出した。
「さてさて、これは今日のおみやげ。“ことだまスタンプ”!」
開けてみると、中には「ありがとう」「ツイてる」「感謝」「幸せ倍増」などと書かれた可愛いスタンプと色とりどりのインク台。
「冷蔵庫でも、ノートでも、トイレットペーパーでも押していいよ(笑)
“ありがとう”を形にすると、気持ちがもっと楽しくなるからね〜」
タラちゃんが「ツイてるでちゅ〜」と言いながらぺたぺた押し始め、
ワカメとサザエも嬉しそうに笑っていた。
波平も、黙ってひとつのスタンプを手に取り、見つめていた。
【第五場面:ことばの種が、家族の未来に花咲かせる】
その日の夕方、一人さんは庭を抜けて帰っていこうとしていた。
「また来てくれる?」とカツオが追いかける。
「もちろん。言葉ってね、“また来て”って願った時点で、もう通じてるんだよ。
ことばは魂が通う道。ツイてる言葉を、これからもいっぱい咲かせてね」
「わかった!オレ、毎日“ありがとう10回運動”やる!」
「いいね〜、カツオくんはことだま戦士だからね〜」
手を振って去っていく一人さんの背中に、春の風が静かに吹き抜けた。
縁側に戻った波平が、ぽつりとつぶやく。
「……まったく、うるさい男だ……でも……
……ツイてるな、うちの家族は……」
夕日が庭に差し込み、ことばの種が小さく芽吹く音が、聞こえたような気がした。
【ナレーション(フネの声風)】
「ありがとうって、簡単なようで、なかなか言えない言葉ですねぇ。
でも、それを伝えあえたとき、家族のあいだには、あたたかい風が通り抜ける。
それが、幸せってもんじゃないでしょうかねぇ」
ファイナルメッセージ
どうだった?笑えた?泣けた?…え、どっちも?やった〜!
あのさ、オレ、今まで“ことばなんてただの音”だと思ってたんだ。
でも一人さんに会って、“ことばって未来を変えるスイッチ”だってこと、ちょっとだけわかった気がする。
「ありがとう」って言うと、なんか照れるけどさ、言われた方も言った方も、ちょっとあったかくなるんだよね。
オレね、まだまだ“バカモン”だけど(笑)、
“ことだま戦士カツオ”として、これからも“ツイてる”とか“ありがとう”をバンバン使って、
波平おじさんから“褒められる日”を目指そうと思ってるんだ(←これはかなりムズい)。
最後まで読んでくれて、ホントにありがとう!
ツイてる読者さんに、最高の“ことだま”が降り注ぎますように!
またどこかで会おうね〜!
Short Bios:
斎藤一人(さいとう ひとり)
実業家にして“ことだまの達人”。
白いスーツに日傘がトレードマークで、笑顔と温かい言葉を全国に届けている。
「ツイてる」「ありがとう」など、ことばの力で人の運命を変える名人。
今回、磯野家にふらりと現れ、“ことばの春”を運んできた。
磯野カツオ(いその カツオ)
磯野家の長男で、クラスではお調子者として知られる小学5年生。
いたずらっ子だが根は素直で明るく、最近は“ことだま戦士”として目覚め中。
一人さんと出会ったことで、「言葉で運を変える」新たな生き方に目覚める。
磯野波平(いその なみへい)
カツオの父。頑固一徹で怒鳴り声が名物。
“ツイてる”を連呼する家族に最初は激怒するも、心の奥には家族思いのやさしさが眠っている。
物語後半ではついに「ありがとう」を口にし、誰より深く“ことばの力”を実感する。
磯野フネ(いその フネ)
磯野家の母。静かであたたかく、家庭をやさしく包み込む存在。
一人さんの話にもすぐに耳を傾け、家族の心の橋渡し役として活躍する。
フグ田サザエ(ふぐた サザエ)
カツオの姉。元気で世話好きな磯野家のムードメーカー。
最初は一人さんを警戒するが、ことばの変化を体感し、誰よりも率先して“ツイてる運動”を盛り上げる。
ワカメ(いその ワカメ)
カツオの妹。素直で観察力が高く、一人さんの話に興味津々。
ことばの教室ではまっすぐに「ありがとう」を伝える姿が印象的。
フグ田マスオ(ふぐた マスオ)
サザエの夫。温和で協調性があり、磯野家の空気に自然に馴染む。
“ツイてる”を素直に受け入れ、密かに“ことばスタンプ”にハマっているらしい。
タラちゃん(フグ田 タラオ)
サザエとマスオの子。可愛らしい声で「ツイてるでちゅ〜」と唱えるだけで家族を笑顔にする小さな太陽。
一人さんも「この子、すでにツイてる神童だよ」と絶賛したとか。
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