はじめに『白夜行』を読みながら、私たちが特に考えたのは、「子供の頃に自分を守るために身につけた生き方を、大人になっても手放せなかった時、人はどうなるのか」という問いでした。雪穂と亮司の関係を、単純に「愛」や「共犯」という言葉だけで説明するのではなく、二人の間にある傷、秘密、恐怖、依存、生き延びるための力まで含めて考えてみました。そのため対話は、二人は本当に愛し合っていたのか。雪穂は被害者なのか、加害者なのか。生き延びるための強さは、いつ牢獄に変わるのか。なぜ二人は互いの本当の気持ちを言葉にしなかったのか。そして、二人には別の人生があり得たのか。という順番で深めていきました。この対話から見えてきた … [Read more...] about 『白夜行』の本当の意味 — 雪穂と亮司はなぜ光の中を歩けなかったのか

