
冒頭挨拶(糸井重里)
僕たちが生きている毎日は、一見すると平凡な繰り返しのように見えます。でも、その中に“楽しさの種”が無数に隠れているんです。言葉ひとつで心は軽くなり、挑戦ひとつで世界は広がり、小さな幸せに気づくだけで人生は特別になる。今日はそんな“人生を100倍楽しくする方法”を、仲間たちと一緒に探していきたいと思います。
Topic 1: 言葉の力 ― 感謝・ユーモア・ポジティブな言葉が人生を変える

糸井重里:
「言葉は空気のように日常に満ちています。でも、どんな言葉を選ぶかで人生の色はまるで変わってしまう。今日は、感謝やユーモア、ポジティブな言葉の力が、私たちの人生をどれほど豊かにできるかを、皆さんと一緒に掘り下げたいと思います。まずは、どうして言葉にはそんな大きな力があるのか、というところから始めてみましょう。」
質問 1:なぜ言葉が人の心や人生を大きく変えるのでしょうか?
斎藤一人:
「言葉って、ただの音じゃないんです。『ありがとう』って言うと自分の心がまずあったかくなる。相手に届けば、その人も明るくなる。言霊っていうでしょう? これは本当に科学じゃ説明できないくらい、不思議で強い力があるんですよ。」
美輪明宏:
「人間はね、言葉によって傷つきもすれば救われもするの。『あなたは大丈夫よ』と一言言うだけで、人の未来が開けることだってある。だからこそ、私たちは言葉を大切に扱わなければいけないのよ。」
養老孟司:
「私はね、言葉を絶対視するのは危険だと思うんですよ。言葉は人間の作ったフィルターにすぎない。だけど、そのフィルターをどう使うかで現実の見え方が変わるのは確かです。だから言葉をうまく使えば、世界は楽しくなるし、逆もある。」
ひすいこたろう:
「僕は“言葉は未来をつくる魔法”だと思ってます。『できない』と言った瞬間に未来が閉じる。でも『できるかも』って言えば、未来に可能性が生まれる。ほんの小さな違いだけど、人生を100倍楽しくする第一歩なんです。」
松浦弥太郎:
「日常の言葉は“心の習慣”を形づくります。『今日はいい日だ』って言いながら出かけるのと、『また嫌な日が始まった』と言いながら出かけるのとでは、一日の感じ方がまったく違う。だから小さな言葉を整えることが、大きな豊かさにつながりますね。」
質問 2:感謝の言葉を日常に取り入れると、何が変わるのでしょうか?
斎藤一人:
「感謝っていうのは、“幸せの回路”をつなげるスイッチなんです。『ありがとう』を言う人はツイてる人生になる。なぜなら、感謝のエネルギーが人も運も引き寄せるから。これは僕の商売人生でも証明済みです。」
茂木健一郎:
「脳科学的に言うと、感謝の言葉を口にすると脳内でドーパミンやセロトニンが分泌されるんです。それが幸福感を高め、ストレスを減らす。つまり、感謝は“脳にとっての栄養”でもあるんですよ。」
美輪明宏:
「感謝を忘れた人間は、傲慢で寂しい人間になるの。どんな小さなことにも『ありがとう』と言える心を持っている人は、必ず周りに光を与える存在になるわね。」
山崎拓巳:
「感謝って、実はモチベーションのエンジンなんですよ。『ありがたいな』と思うと、もっと頑張りたくなる。だから感謝は、やる気を生むための最高の燃料なんです。」
松浦弥太郎:
「感謝は“足るを知る”心を育てます。満たされていることに気づくと、欠けているものばかりに目を向けなくなる。その視点の変化が、人生を穏やかに楽しくしてくれるんです。」
質問 3:ユーモアやポジティブな言葉は、どうすれば日常に取り入れられるのでしょう?
ひすいこたろう:
「まずは、自分を笑わせること。『なんでこんなドジなんだ』を『やっちゃったな、自分!最高!』に変えるだけで、毎日がコメディになります。笑いは人生を明るくする魔法ですから。」
斎藤一人:
「僕はね、どんなに苦しいときでも“ツイてる”って言い続けてきましたよ。ツイてるって言葉は、未来を明るくする魔法の呪文です。」
養老孟司:
「ユーモアっていうのは“余裕”の表れなんですよ。日常の出来事を真面目に受け止めすぎず、ちょっと引いて見る。そうすると、『ああ、こんなこともあるな』と笑える。これが人生を楽しむ知恵です。」
羽生善治:
「将棋でもそうですが、行き詰まったときにユーモアを持てると、発想が広がります。厳しい局面でも『まだ面白い手がある』と思える心の持ち方が、楽しさにつながりますね。」
美輪明宏:
「人間は笑うために生まれてきたのよ。笑顔ひとつで空気は変わる。だから、せめて自分の大切な人には、いつも笑顔で言葉を届けてあげなさい。それが人生を何倍も楽しくする秘訣よ。」
クロージング(糸井重里)
「今日の話を聞いて、やっぱり言葉って人生をデザインする道具なんだと思いました。感謝の言葉で未来を明るくし、ユーモアで困難を笑い飛ばし、ポジティブな言葉で新しい扉を開ける。そういう積み重ねが“人生を100倍楽しくする”んですね。」
Topic 2: 挑戦と好奇心 ― 新しいことに踏み出す勇気が楽しさを広げる

イントロダクション(司会進行:茂木健一郎)
茂木健一郎:
「人生を100倍楽しくする方法として、今日は“挑戦と好奇心”をテーマに語り合いたいと思います。人間の脳は、新しい体験をした時に最も活性化し、幸福感を生み出す仕組みを持っています。でも多くの人は、新しいことに挑戦するのを怖がる。今日は、その壁をどう乗り越え、好奇心をどう育てるかについて皆さんと掘り下げていきたいと思います。」
質問 1:なぜ新しいことに挑戦することが、人生を楽しくするのでしょうか?
羽生善治:
「将棋の世界では、常に未知との遭遇です。挑戦は不安を伴いますが、その中で新しい発見があるからこそ面白い。未知の局面をどう解くかを楽しめる人が、一番伸びていきますね。」
斎藤一人:
「新しいことをやると魂が喜ぶんですよ。挑戦しないと人生はマンネリになる。小さなことでもいいんです。たとえば新しい料理を食べるとか、新しい店に入るとか。それだけでワクワクが生まれるんです。」
山崎拓巳:
「挑戦って、エネルギーの源なんです。自分の“やる気スイッチ”は、未知に触れることで押される。だから小さな挑戦を続けることが、自分を楽しく保つ秘訣ですね。」
養老孟司:
「人間って、慣れの動物なんですよ。慣れると退屈する。だから、新しいことに挑戦しないと脳がサボるんです。結局、人間は退屈を避けるために挑戦してるんじゃないですかね。」
松浦弥太郎:
「挑戦は“物語”を生み出します。たとえ失敗しても、それは自分だけのストーリーになる。日常を豊かにするのは、この小さな物語の積み重ねなんです。」
質問 2:挑戦する時の「怖さ」や「不安」はどう乗り越えればよいでしょうか?
美輪明宏:
「恐れを手放すことね。不安は幻想。やってみれば『なんだ、こんなもの』と気づくものです。美も喜びも、すべて挑戦の向こうにあるのよ。」
斎藤一人:
「怖さっていうのは“やらない理由”を探してるだけなんです。『やってみたら面白いかも』って言葉に置き換えるだけで、心は軽くなるんですよ。」
茂木健一郎:
「脳は新しいことを“危険”だと認識するから不安が出ます。でも小さな一歩でいい。たとえば、知らないカフェに入るだけでも挑戦。そうやって不安を“慣れ”に変えると、だんだん大きな挑戦も楽しくなるんです。」
羽生善治:
「勝負の世界でも不安は常にあります。でも、不安があるから集中できる。不安を消そうとせず、仲間にしてしまうのが大事です。」
ひすいこたろう:
「僕は“不安をワクワクに言い換える”ことを勧めます。『ドキドキして怖い』を『ドキドキして楽しみ』に変える。たった一言で気持ちは180度変わりますから。」
質問 3:好奇心を育て続けるには、日常でどんな工夫ができるでしょう?
養老孟司:
「自然を観察することですね。散歩中に昆虫や植物を眺めるだけで、新しい発見があります。大人になると“知っているつもり”になるけど、好奇心は足元に転がっているんですよ。」
松浦弥太郎:
「“はじめて”を日常に入れること。はじめて読む作家、はじめて行く街、はじめての習慣。小さな“はじめて”が、好奇心を絶やさない秘訣です。」
山崎拓巳:
「人と会うことも大切です。違う価値観や体験を持った人と出会うと、好奇心が自然に刺激される。だから、日常に“新しい出会い”を意識的に取り入れることですね。」
斎藤一人:
「好奇心ってのは、“楽しい心”からしか生まれない。だからまず『人生は面白い』って思うこと。そうすれば自然に『これもやってみよう』って気持ちになるんです。」
美輪明宏:
「好奇心を持ち続ける人は、年を取らないの。日々を美しく、面白がる視点を持ち続けること。それが永遠に人生を輝かせる秘訣なのよ。」
クロージング(茂木健一郎)
「今日の対話で見えてきたのは、挑戦と好奇心は“人生のエネルギー源”だということです。不安を仲間にし、小さな一歩から始め、日常に“はじめて”を積み重ねる。それだけで人生は驚くほど豊かになる。つまり、新しいことに飛び込む勇気こそが、人生を100倍楽しくする扉なんですね。」
Topic 3: 日常の小さな幸せ ― 平凡な一日に潜む宝物をどう見つけるか

イントロダクション(司会進行:松浦弥太郎)
松浦弥太郎:
「人生を100倍楽しくするというテーマを考えるとき、大切なのは特別な出来事ではなく、むしろ毎日の中にある小さな幸せを見つけることだと思います。今日は皆さんと一緒に、平凡な一日をどうすれば“宝物”のように感じられるのかを探っていきたいと思います。」
質問 1:平凡な日常の中に幸せを見つけるには、どんな工夫が必要でしょうか?
斎藤一人:
「幸せっていうのは“探すもの”じゃなくて“気づくもの”なんです。朝起きてご飯が食べられる、歩ける、それだけでありがたい。普通のことをありがたいと感じる人が、100倍楽しい人生を送れるんですよ。」
美輪明宏:
「平凡な日常の中で美を見つけること。花一輪、風の音、誰かの微笑み。人は見ようとしなければ見えないものばかりに囲まれて生きているの。小さな美を意識することで、人生は輝き出します。」
糸井重里:
「『退屈だな』と思ったときに、『じゃあここに面白さを足してみよう』って考えるといいんです。散歩中に見つけた標識の形を観察するだけでも、日常が少しユーモラスになる。そういう小さな遊び心が幸せを作るんじゃないかな。」
養老孟司:
「私は“自然を見ること”をおすすめします。公園の木や虫、空の雲。そういうものをちゃんと観察すると、日常は退屈しなくなる。人間が作ったものばかり見てると退屈するんです。」
ひすいこたろう:
「『当たり前』を『ありがとう』に変換すること。たとえば『普通に電気がついた』ってことも、実は奇跡なんですよ。そう考えるだけで、平凡な一日が特別になるんです。」
質問 2:小さな幸せを習慣的に感じるために、日常にどんな習慣を取り入れるとよいでしょう?
山崎拓巳:
「僕は“今日のハイライト”を寝る前に3つ思い出す習慣を勧めています。どんなに小さなことでもいい。『コーヒーが美味しかった』とか『友達のLINEに笑った』とか。積み重ねると、自分の人生が“幸せの記録”で満たされるんです。」
斎藤一人:
「僕は“ありがとうゲーム”をやるんです。1日に100回『ありがとう』を言う。これをやるとね、不思議と幸せを感じやすくなるんですよ。」
松浦弥太郎:
「日記をつけるのもいい方法です。毎日の小さな気づきを文字に残すと、後で読み返したときに“ああ、あの日も幸せだったんだ”と感じられる。幸せの記憶を残す行為ですね。」
美輪明宏:
「美しい音楽や香りを日常に入れること。たとえば好きな花を一輪飾るだけで部屋の空気が変わるのよ。そういう習慣が心を豊かにするの。」
茂木健一郎:
「脳科学的に言えば、“五感を意識する習慣”が有効です。味わう、匂いを嗅ぐ、音を聴く。五感をフルに使うと、日常はもっと鮮やかに感じられるようになります。」
質問 3:忙しい現代人が“日常の幸せ”に気づくためには、何を意識するとよいでしょう?
養老孟司:
「“スピードを落とすこと”ですね。忙しいと目の前を素通りしてしまう。だからあえて立ち止まって、風や空気を感じる。それだけで違う景色が見えてきますよ。」
羽生善治:
「僕は“間合いを取ること”だと思います。将棋でも一手引くことで局面が変わる。人生も同じで、立ち止まる余裕があると、幸せが見えてくるんです。」
糸井重里:
「スマホを手放してみるのもいいんじゃないかな。1時間でもいいから、スマホを見ずに街を歩く。そうすると、普段気づかない小さな発見がどんどん出てくるんです。」
ひすいこたろう:
「忙しいときこそ、笑うこと。コンビニのレジで『ありがとう』って笑顔で言う。それだけで相手も自分も幸せになる。忙しさは変わらなくても、気持ちの豊かさは変えられます。」
山崎拓巳:
「僕は“予定表に幸せ時間を入れる”ことを提案します。友達と会う、美味しいものを食べる、好きな音楽を聴く。忙しくても、意識して予定に入れれば必ず楽しめますから。」
クロージング(松浦弥太郎)
「今日の対話から見えてきたのは、“日常の幸せは探すものではなく気づくもの”ということです。感謝の言葉、小さな記録、立ち止まる時間。それらを習慣にすることで、平凡な一日が特別な一日へと変わる。つまり、“小さな幸せを見つける目”こそが、人生を100倍楽しくする宝物なんですね。」
Topic 4: 心を整える知恵 ― ストレス社会で楽しむための心の持ち方

イントロダクション(司会進行:養老孟司)
養老孟司:
「現代社会は便利になった一方で、ストレスを抱える人が増えています。心を整えることは、人生を楽しむために欠かせない条件です。今日は皆さんと一緒に、ストレス社会の中でどう心を保ち、むしろ楽しさへと転換できるのかを考えてみたいと思います。」
質問 1:ストレスが多い社会で、まず心を整えるためにできることは何でしょうか?
斎藤一人:
「心が乱れてるときは、口から出す言葉を変えるのが一番。『ツイてる』『ありがとう』って言葉を口にすると、不思議と心が落ち着くんですよ。言葉は心のハンドルなんです。」
美輪明宏:
「自分を大切に扱うことです。好きな服を着て、美しいものに触れて、美味しいものを食べる。そういう小さな行為の積み重ねが心を守るのよ。」
茂木健一郎:
「脳科学的には“休息と好奇心”がポイントです。十分に眠ること、そして小さな新しい体験を取り入れること。それが脳をリフレッシュし、心を整えるんです。」
松浦弥太郎:
「僕は“朝の習慣”を大切にしています。朝にお気に入りの本を数ページ読む、日記を書く。そうすると一日の基盤が整い、心が乱れにくくなるんです。」
羽生善治:
「将棋でもそうですが、焦るとミスが増える。だからまずは呼吸を整える。深呼吸するだけで、心は大きく変わりますね。」
質問 2:ストレスを楽しさに変える発想は、どうすれば生まれるのでしょうか?
ひすいこたろう:
「僕は“不幸をネタにする”っていう発想を勧めています。失敗やストレスも、笑い話にできれば楽しさに変わる。『これ、いいブログネタだ!』と思うだけで、心は軽くなるんです。」
山崎拓巳:
「ストレスは“エネルギー”だと思えばいいんです。うまく扱えば行動力に変わる。だから『これは成長の燃料だ』と意識してみる。発想の転換が人生を楽しくします。」
斎藤一人:
「僕なんかは“困ったことは起こらない”って信じてるんです。起きたことは全部必要だから起きたんだ、って思えば、ストレスも『ありがたい経験』になるんです。」
美輪明宏:
「苦しみも美の一部なの。暗闇があるから光は輝く。だからストレスも、自分を磨くための大切な要素だと捉えることができるのよ。」
茂木健一郎:
「ストレスは脳を進化させるチャンスでもあります。適度な負荷があるから人は学び、創造性を発揮できる。ストレスを嫌うだけでなく、うまく利用することが鍵です。」
質問 3:長期的に心を整え、楽しく生き続けるために大切なことは何でしょうか?
養老孟司:
「自然との接触を持つことです。自然には人間の作った秩序を超えたリズムがあります。それに触れることで、心はリセットされるんですよ。」
松浦弥太郎:
「長期的に大切なのは“習慣の積み重ね”ですね。心を整える小さな習慣を毎日続ける。それが未来の安心と楽しさを支えてくれます。」
羽生善治:
「続けるためには“バランス”です。勝負に全力を注ぎながらも、趣味や家族との時間を持つ。両立させることで心が安定し、長期的に楽しさを感じられるようになります。」
ひすいこたろう:
「未来に不安を持たず、“今この瞬間”を楽しむことです。先のことを考えすぎず、今日の喜びにフォーカスする。それが長い人生を楽しむ秘訣です。」
美輪明宏:
「心を整える最も確実な方法は“愛すること”。人を愛し、芸術を愛し、人生そのものを愛する。愛のエネルギーを持ち続ければ、心は常に輝きを放ちます。」
クロージング(養老孟司)
「今日の対話で見えてきたのは、心を整えるとは“外からのストレスをどう扱うか”ではなく、“内側にどんな習慣や視点を持つか”にかかっているということです。言葉、呼吸、自然、愛。そうしたものを日常に取り入れることで、ストレス社会を生きながらも、むしろ人生を100倍楽しむ力が生まれるのだと思います。」
Topic 5: 人とのつながり ― 喜びを分かち合う関係性の築き方

イントロダクション(司会進行:山崎拓巳)
山崎拓巳:
「人生を100倍楽しくする上で、欠かせないのが“人とのつながり”です。どんなにお金や時間があっても、分かち合う相手がいなければ喜びは半減しますよね。今日は皆さんと一緒に、より良い関係性を築き、喜びを分かち合う秘訣について考えていきたいと思います。」
質問 1:なぜ人とのつながりが、人生の楽しさを大きく左右するのでしょうか?
斎藤一人:
「人間は、一人じゃ生きていけないんです。嬉しいことも悲しいことも、人に話すことで心が軽くなるし、楽しくなる。人とのつながりは“幸せを増幅する装置”なんですよ。」
美輪明宏:
「喜びも悲しみも、共有することで人間は深まるの。ひとりきりで抱えた喜びはすぐに消えるけど、誰かと分かち合えば、それは永遠に残る記憶になるのよ。」
糸井重里:
「“一緒に笑う”って、最高の楽しさだと思うんです。仲間と笑った時間は、どんな高級なものより価値がある。だから人とのつながりは、人生を面白くする最大のスパイスなんです。」
養老孟司:
「人間は社会的な動物だからね。人と関わらないと心が萎縮する。つながりは栄養みたいなものです。特に現代は孤独が増えているから、意識的に人と関わることが大事ですよ。」
松浦弥太郎:
「僕にとって人とのつながりは“安心の源”です。どんなに忙しくても、信頼できる人と話すだけで心が落ち着く。安心があるからこそ楽しさも広がるんです。」
質問 2:良い人間関係を築くために、日常でできることは何でしょうか?
羽生善治:
「将棋の対局でもそうですが、相手を尊重することが大前提です。相手の意図や気持ちを汲み取る姿勢を持つと、関係性は自然に深まっていきます。」
ひすいこたろう:
「“ありがとう”を惜しまないことです。感謝の言葉を伝えると、相手の心も自分の心も温まる。それだけで関係は豊かになります。」
斎藤一人:
「相手に小さなプレゼントをするのもいいですよ。高いものじゃなくて、ちょっとしたお菓子でもいい。『あなたを思ってるよ』って気持ちが伝われば、それで関係はどんどん良くなるんです。」
美輪明宏:
「心の余裕を持つことね。人間関係のトラブルは、余裕がないときに起こるもの。まずは自分を整えて、穏やかな心で人に接すること。それが良い関係を育てる基本です。」
茂木健一郎:
「脳は“共感”するときに最も活性化します。相手の話をよく聞き、共感を言葉にする。それが科学的にも関係性を深める秘訣です。」
質問 3:喜びを分かち合う関係性を長く続けるために必要なことは?
松浦弥太郎:
「関係を長く続けるためには、“無理をしないこと”が大切です。自然体でいられる関係は、年月を経ても心地よさを保ちます。」
養老孟司:
「長続きする関係は、“ほどよい距離”を持っているものです。近すぎてもダメ、遠すぎてもダメ。そのバランス感覚が大切ですね。」
山崎拓巳:
「喜びは“シェアする意識”から生まれます。楽しいことを自分だけで完結せず、『これ一緒にやろうよ』と声をかける。そういう習慣が関係を長持ちさせる秘訣です。」
ひすいこたろう:
「笑いの記憶を一緒に積み重ねることですね。人間関係を振り返ったときに、『あのとき笑ったな』という記憶が多いほど、つながりは強くなるんです。」
美輪明宏:
「長続きする関係には“愛と敬意”が必要です。相手を大切にし、尊重し続ける心。その積み重ねが、喜びを永遠に分かち合える関係をつくるのよ。」
クロージング(山崎拓巳)
「今日の対話で見えたのは、人とのつながりこそが“喜びの増幅装置”だということです。感謝の言葉、小さな気配り、笑いの共有。それらを通じて関係性は育ち、人生の楽しさは何倍にも広がる。結局のところ、“誰と喜びを分かち合うか”こそが、人生を100倍楽しくする最大の鍵なんですね。」
締めの言葉(斎藤一人)

人生っていうのはね、楽しもうと思った人が楽しめるんです。難しく考えなくていいんですよ。『ありがとう』って言葉を口にするだけで、運は良くなるし、心は明るくなる。挑戦すれば魂は喜び、つながりがあれば幸せは何倍にもなる。だからね、人生は“楽しんだもん勝ち”なんです。今日からぜひ、ツイてる!ありがとう!って言いながら、100倍楽しい毎日を送ってください。
プロフィール:
斎藤一人
実業家・著述家。銀座まるかん創業者。日本有数の高額納税者として知られ、「ツイてる」「ありがとう」といったポジティブな言葉の力を広め、多くの人に影響を与えている。
美輪明宏
歌手・俳優・思想家。美と愛をテーマにした活動を続け、人生哲学や人間関係に関する深い洞察を語る存在として広く支持を得ている。
糸井重里
コピーライター・エッセイスト。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。言葉を通じて日常の中に楽しみやユーモアを見つけ出す達人。
茂木健一郎
脳科学者。アハ体験を提唱し、脳の仕組みから見た幸福や創造性を研究。テレビや著書を通じて科学をわかりやすく伝えている。
養老孟司
解剖学者・思想家。ベストセラー『バカの壁』の著者。自然観と人間理解に基づく独自の幸福観を発信し続ける。
羽生善治
将棋棋士。永世七冠を達成した日本将棋界のレジェンド。常に新しい戦法や挑戦に取り組み、知的探究心の象徴的存在。
中村天風
思想家。実業界や経営者にも多大な影響を与えた「積極思想」の提唱者。心の持ち方を通じて人々の人生を変える教えを残した。
山崎拓巳
作家・講演家。『やる気のスイッチ』シリーズで知られる。モチベーションや人間関係、夢の実現に関する実践的なアドバイスを発信。
ひすいこたろう
作家・コピーライター。言葉の力を用いた自己啓発書で人気を博す。「前向きに生きる視点」をユーモアと共に届けている。
松浦弥太郎
エッセイスト。『日々の100』などで知られる。「当たり前の日常に幸せを見出す」独自の暮らし哲学を発信し続ける。
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