はじめに私たちは、いつから「普通」という言葉を覚えたのでしょう。学校へ行く。仕事を持つ。結婚する。家庭を築く。年齢に合った生活をする。それらを望むことに問題はありません。けれど、その道を望まない人を見たとき、私たちはなぜ不安になるのでしょうか。村田沙耶香の『コンビニ人間』の主人公、古倉恵子は、18年間コンビニで働き続けています。結婚していません。子どももいません。世間が期待する人生から外れているように見えます。けれど、本人は必ずしも救いを求めていません。今回の対話では、恵子、白羽、恵子の妹、そして「普通の人生」を歩んできた佐藤美奈が、深夜のコンビニで一つの問いを追いかけました。「普通」とは何なの … [Read more...] about コンビニ人間を考える|「普通」と幸せを古倉恵子たちが語る

