はじめに私たちは人生の中で、何度「次は?」と聞かれるのでしょう。学校を卒業したら、次は就職。仕事を始めたら、次は結婚。結婚したら、次は家や子ども。長く働いたら、次は退職後の人生。年を取れば、今度は安全な暮らし。どれも間違っているわけではありません。けれど村田沙耶香『コンビニ人間』が投げかける問いを現代の日常へ移してみると、少し不思議なことが見えてきます。私たちは、自分で選んでいると思っている人生のどこまでを、本当に自分で選んでいるのでしょうか。今回の5つの短編に登場するのは、特別な人たちではありません。結婚して家を買った麻衣。誰とでもうまく付き合える亮。35年間働いて退職した誠。母親のために海外 … [Read more...] about コンビニ人間から考える|5つの現代短編で見る「普通の人生」
結婚
コンビニ人間を考える|「普通」と幸せを古倉恵子たちが語る
はじめに私たちは、いつから「普通」という言葉を覚えたのでしょう。学校へ行く。仕事を持つ。結婚する。家庭を築く。年齢に合った生活をする。それらを望むことに問題はありません。けれど、その道を望まない人を見たとき、私たちはなぜ不安になるのでしょうか。村田沙耶香の『コンビニ人間』の主人公、古倉恵子は、18年間コンビニで働き続けています。結婚していません。子どももいません。世間が期待する人生から外れているように見えます。けれど、本人は必ずしも救いを求めていません。今回の対話では、恵子、白羽、恵子の妹、そして「普通の人生」を歩んできた佐藤美奈が、深夜のコンビニで一つの問いを追いかけました。「普通」とは何なの … [Read more...] about コンビニ人間を考える|「普通」と幸せを古倉恵子たちが語る


