みなさん、こんにちは。斎藤一人です。
今日から、東北をぐるっと一周する、
とびっきり素敵な旅が始まります。
この旅のテーマは、毎日ひとつの「天国言葉」。
1日目の今日は――「愛しています」。
「愛しています」ってね、
誰かに言うための言葉でもあるけれど、
本当は、一番最初に自分自身に向かって言ってあげる言葉なんだよ。
自分に「愛しています」って言えたら、
世界が優しくなって、
出会う人も、見る景色も、全部が奇跡に見えてくる。
だから、今日一日、
嬉しいことがあったら「愛しています」、
ちょっと困ったことがあっても「愛しています」、
そうやって、どんどん奇跡を引き寄せていこうね。
仙台の空の下、
素敵な仲間たちと一緒に、
心からの「愛しています」を、いっぱい広げていきます。
さあ、笑顔と愛の波動に包まれながら、
奇跡の旅に出発しましょう！
（本稿に記されている対話はすべて仮想のものであり、実在の人物・発言とは関係ありません。）
「愛しています」から始まる奇跡の朝──仙台駅集合
東北の玄関口、仙台駅。
朝8時。
澄んだ春の空気が、ビルの隙間を軽やかに吹き抜けていた。
改札を抜けると、そこには、特別な光景が広がっていた。
白いハットに、にこやかな笑顔。
この旅のリーダー、斎藤一人さんがすでに到着していたのだ。
「おはよう！今日は“愛しています”を胸に、最高の旅を始めようね！」
一人さんが明るく手を振ると、そこに続々と仲間たちが集まってきた。
まずは、太陽のような笑顔の明石家さんまさん。
「いや〜、朝から愛しまくる旅やって？おもろそうやないか！」と元気満々。
次に、千鳥ノブさん。
「オレ、こんな真面目に“愛してます”言うの初めてやで！」と笑いながら登場。
（今日の地獄言葉担当じゃないので、まだテンション高め。）
続いて、サンドウィッチマン富澤さん。
静かな顔で、「愛って、そんな簡単に言うもんなんすかね…」とボソリ。
そして、出川哲朗さん。
「俺、今日こそ本気で愛されたいからね！！」と、意味不明な宣言をして爆笑を誘う。
最後に、満開の花のような笑顔で現れたのが、
今回の旅のマドンナ、川口春奈さん。
白いワンピース姿の春奈さんが、軽く手を振ると、
「うわ、オーラがもう愛してますやん！」とノブが突っ込む。
今日の地獄言葉担当は――
バイきんぐの小峠英二さん。
すでにやや不機嫌な顔で、「なんて日だ…」とぼやいている。
「地獄言葉、早いな！」とさんまが速攻で拾う。
「小峠くん、今日は“愛しています”をテーマに変身してもらうから！」と一人さんが笑いかける。
一同、にぎやかに円陣を組む。
「じゃあ、まず最初の儀式をやろう！」
一人さんの提案で、仙台駅前の広場に全員で立つと、
両手を空に向けて高く掲げ、声を合わせた。
「愛しています！！！！！」
その瞬間、
頭上の青空から、ふわりと小さな白い羽が舞い降りた。
「うわ、見た！？」「奇跡や！」「ホンマに始まった！！」
駅前にいた人々も、思わず振り返るほどの、
不思議であたたかい、エネルギーに満ちた始まりだった。
小峠も苦笑しながら、
「……まぁ、悪くないスタートだな」とぼそっとつぶやく。
さんまが大声で、
「はい、小峠、今日から天国言葉1級合格ーー！」と叫び、
みんなで大爆笑と拍手。
こうして、
“愛しています”という最強の天国言葉を胸に、
東北奇跡の旅が、静かに、そして確かに、動き始めた。
瑞鳳殿で「愛しています」を届ける
仙台駅を出発した一行が、
次に訪れたのは、伊達政宗公の霊廟――瑞鳳殿（ずいほうでん）。
春の新緑に包まれた小道を進むと、
重厚で色鮮やかな門と、黄金に輝く霊廟が静かに姿を現した。
「おぉ、ここ…想像してたより、めっちゃキレイやん！」とノブが感動。
「まるで極楽浄土やなぁ」とさんまもつぶやく。
そしてここで待っていたのが、
今日の特別ガイド――
瑞鳳殿ボランティアガイド・高橋さん。
上品な和装に身を包み、やわらかな笑顔をたたえた高橋さんは、
深い声で静かに語り始めた。
「皆さん、ようこそ瑞鳳殿へ。
ここは伊達政宗公の“愛と平和への願い”が今も宿る場所です。
でも実は、あまり知られていない秘密があるんです。」
全員が身を乗り出す。
「この瑞鳳殿には、政宗公が密かに込めた**“愛する者を守る祈り”**があるんですよ。」
高橋さんは、霊廟の屋根を指さした。
「屋根の中央部には、金色の鳳凰が乗っていますが――
その羽根は、愛する人を“どんな困難からも守る”という意味を込めて広げられたものなんです。」
「へぇぇ！！」と春奈が驚き、
出川も「そんな深い意味があったんだ！」と目を丸くする。
高橋さんは続けた。
「政宗公は、自分だけのためではなく、
家族、家臣、そして未来の人々――
すべてに愛を込めて、
この霊廟を建てさせたんです。
だからここで『愛しています』と唱えると、
その思いが時空を超えて広がると言われています。」
一人さんが、ふっと微笑んだ。
「愛ってね、自分ひとりのためだけじゃない。
誰かを想う愛が、こうして時を越えて今に伝わるんだよ。」
みんなで静かに本殿の前に立ち、
胸に手を当て、目を閉じた。
心の中で、そっとつぶやく。
「愛しています。」
春の風がそよぎ、
霊廟の金色がやわらかく輝いた。
高橋さんが、最後に静かに語った。
「ここで唱えた“愛しています”は、
必ず、未来の自分たちを支えてくれますよ。」
その言葉を胸に、一行は瑞鳳殿をあとにした。
心には、言葉にできないほどの温かい光が満ちていた。
定禅寺通りで愛の散歩と偶然の奇跡
瑞鳳殿をあとにした一行は、
仙台市街地へと戻り、
春の光に包まれた**定禅寺通り（じょうぜんじどおり）**へ。
ケヤキ並木が続くその道は、
木漏れ日と春風に満ち、
まるで自然の中を歩いているような、
穏やかな美しさに包まれていた。
「ここ、めっちゃ気持ちいいなぁ〜！」とノブが笑顔で声をあげる。
春奈も両手を広げて深呼吸。
「すごい…ここ、空気があたたかいです！」
そんなみんなの前に、
ギターケースを抱えた若い男性が現れた。
今日の地元ガイド――
定禅寺通りストリートミュージシャン兼ガイド・内田さん。
Tシャツにジーンズというラフな格好ながら、
その瞳はキラリと輝いていた。
内田さんは、ギターを小脇に抱えながらこう語った。
「定禅寺通りってね、ただの並木道じゃないんですよ。
実はこの通りには、**“隠れハートの木”**があるって言われてるんです。」
「ハートの木！？」と出川が声を上げる。
「マジか！それどこ！？どこやねん！」とノブが興奮。
内田さんはにっこり笑って、
一本のケヤキを指さした。
「ほら、あの木の根元をよく見てください。
根っこが自然にハートの形になってるでしょう？」
一行が駆け寄って覗き込むと――
確かに、地面から浮かび上がった太い根が、
自然とハート型を描いていた。
「ほんまや！これ、自然にできたん！？」とノブが驚き、
春奈も「かわいい…！」と声を上げた。
内田さんは静かに続ける。
「このハートの木にそっと手を触れて、“愛しています”って唱えるとね、
恋愛運だけじゃなくて、
“自分自身を愛する力”が強くなるって言われてるんです。」
「なるほどなぁ…」とさんまがうなずき、
「まずは自分やな、愛すんは。」と深くつぶやく。
一人さんがにっこりとまとめた。
「愛っていうのはね、誰かに求めるもんじゃない。
まず自分を、そっと愛してあげることから始まるんだよ。」
そして全員が、
ケヤキのハートの根にそっと手を当て、
静かに心の中で唱えた。
「愛しています。」
春の光が、やさしく木漏れ日になり、
みんなを包んだ。
定禅寺通りには、
今日も静かに、小さな奇跡が息づいていた。
牛タンランチで「愛してる」を味わう
定禅寺通りを後にした一行は、
仙台駅に隣接する牛タン通りへ向かった。
香ばしい匂いが漂う通りは、
まるで“食欲と幸せ”のエネルギーで満ちあふれていた。
「うわぁぁぁ！この匂いだけで白メシ三杯いけるわ！」と出川が歓喜。
「たまらんなー！」とノブも鼻をクンクン。
そこへ現れたのは、
今日の特別ガイド――
仙台牛タン文化保存会・田村さん。
仙台生まれ仙台育ち、
牛タン愛にあふれる50代の男性だ。
白い割烹着姿で、
笑顔いっぱいに一行を迎えた。
「いらっしゃいませ！
仙台の牛タンにはね、ちょっとした秘密があるんですよ。」
みんなが興味津々で耳を傾ける。
「牛タン焼きが生まれたのは、実は戦後すぐ。
物資も食べ物も不足していたとき、
『食べられるものは何でも大切にしよう』っていう
“感謝の精神”から始まったんです。」
田村さんは、カウンターの奥にある炭火焼き台を指さした。
「牛の舌だって、命の一部。
だから、無駄にせず、最高に美味しくいただこう。
それが、仙台の牛タン文化の原点なんですよ。」
「ええ話やなぁ…」とさんまがしみじみ。
「うわ〜知らんかった…」と春奈も感動の表情。
一人さんがにっこり微笑みながら言った。
「“愛しています”って言葉は、
人だけじゃなくて、
命そのものに向けても言うべきなんだよ。」
そして、みんなで炭火の前に並び、
焼き上がったばかりの牛タンを受け取る。
焼きたての牛タンは、
香ばしく、肉厚で、ジューシーな香りが立ち上っていた。
全員が両手でお皿を持ち、
声をそろえてこう言った。
「いただきます！愛しています！」
一口頬張ると――
その美味しさに、思わず顔がほころぶ。
「うっまーーー！！」
「幸せすぎるーーー！！」
出川は涙目になりながら叫んだ。
「オレ、牛タンにも愛を感じたの初めてだわ！！」
田村さんも、うれしそうに笑った。
「牛タンにはね、
仙台の人たちの“生きる力”と“感謝の心”が、ぎゅっと詰まってるんですよ。」
旅の仲間たちは、
牛タン一枚一枚に、
自然と「ありがとう」と「愛しています」を込めながら、
味わい尽くした。
仙台駅の牛タン通りに、
笑い声と、静かな感謝のエネルギーが、ふわりと広がっていった。
青葉城址で「愛」を誓う夕暮れ
旅の締めくくりに一行が訪れたのは、
仙台市を見下ろす高台――青葉城址（あおばじょうし）。
空はすでに夕暮れ色に染まり、
西の空にはオレンジから群青への、美しいグラデーションが広がっていた。
「うわぁ…景色、めっちゃええなぁ…」とノブが感嘆。
「仙台の街全部が、ぎゅっと胸に飛び込んでくる感じやわ」と出川もうなずく。
そしてここで待っていたのが、
今日の特別ガイド――
青葉城ボランティア解説員・山口さん。
仙台の歴史を40年以上語り続けてきたという、
優しく包み込むような語り口のベテランガイドだ。
山口さんは、みんなを
伊達政宗公の騎馬像の前に案内しながら、静かに話し始めた。
「この政宗公の騎馬像――
普通は“武勇の象徴”だと思われがちですが、
実はここにも、あまり知られていない秘密があるんですよ。」
みんながぐっと引き込まれる。
「政宗公が馬に乗っているポーズ、
よく見ると、
“剣を抜かずに、空を仰いでいる”でしょう？」
「ほんまや！刀抜いてへん！」とさんまが驚く。
「これはね、
『争いではなく、未来への平和と繁栄を願う』という政宗公の祈りの表現なんです。
自分が戦い抜いた先に、“愛する未来”を託したいという想いが込められているんですよ。」
春奈が胸に手を当てて、そっとつぶやく。
「愛してるからこそ、守りたいっていう気持ち…ですね。」
一人さんが優しくまとめた。
「ほんとうの強さっていうのは、
愛する人や未来を守るために、
静かに祈る心なんだよ。」
みんなで、
伊達政宗公の像に向かって、
胸に手を当て、そっと目を閉じた。
そして、それぞれの心で、
大切な人、
未来の自分、
生きとし生けるものすべてに向かってつぶやいた。
「愛しています。」
その瞬間――
静かだった風が、ふわっと一度だけやさしく吹き、
夕焼けの空がほんのりと明るく染まった。
まるで、政宗公の魂が、
「その気持ち、しかと受け取ったぞ」と応えてくれたかのように。
山口さんが、最後にこう締めくくった。
「未来へ続く愛の力。
それを信じて歩むみなさんに、仙台の空は必ず味方してくれますよ。」
一行は、心に静かな誓いを抱きながら、
夕暮れの青葉山を後にした。
Day1――「愛しています」の旅は、
未来への温かな光を胸に宿し、静かに幕を閉じた。
締めの言葉
今日一日、「愛しています」をテーマに旅をしてきました。
仙台駅でスタートして、瑞鳳殿、定禅寺通り、牛タン通り、そして青葉城址まで、
いろんな景色を見て、いろんな奇跡と出会ったね。
でも、今日本当に大切だったのは、
景色でもグルメでもなくて、
みんなが自分に向かって「愛しています」と言えたことだと思うんです。
「愛しています」って言うとね、
心がじんわりあったかくなって、
目の前の世界がどんどん素敵に見えてくる。
つらいことがあっても、悲しいことがあっても、
「愛しています」って言えたら、それはもう奇跡。
今日一日で感じた小さな幸せを、
これからも毎日、自分に向かって届けてあげてください。
そしてまた明日、
新しい天国言葉と一緒に、
みんなで最高にツイてる旅を続けましょうね！
今日一日、心から――ありがとう。そして、愛しています。
Short Bios:
斎藤一人さん
日本を代表する実業家・著述家。
「天国言葉」の提唱者として、多くの人に愛と豊かさの生き方を伝える。
今日の旅のリーダーであり、みんなの心の太陽。
明石家さんまさん
国民的人気を誇るお笑いタレント・司会者。
圧倒的な明るさと瞬発力で、旅のムードメーカーとして大活躍。
笑いの中にも温かさを忘れない存在。
千鳥ノブさん
人気お笑いコンビ「千鳥」のツッコミ担当。
鋭いツッコミと絶妙なボヤきで、旅の場面をさらに盛り上げる。
地獄言葉担当の日も、最後は必ず笑顔に変える力を持つ。
サンドウィッチマン富澤たけしさん
仙台出身の人気お笑いコンビ「サンドウィッチマン」のボケ担当。
冷静で淡々とした語り口が特徴だが、内には深い優しさを持つ。
東北の地で、温かい存在感を放つ。
出川哲朗さん
バラエティ界の愛されキャラ。
リアクション芸の王様として知られ、どんなハプニングも笑いに変える。
素直な心で“愛しています”を体現していく。
川口春奈さん
女優・モデルとして幅広く活躍。
明るくナチュラルな存在感で、旅のマドンナ的役割を果たす。
「愛しています」の言葉を素直に届ける姿がみんなを癒す。
小峠英二さん（バイきんぐ）
ツッコミの鋭さで人気のバイきんぐメンバー。
今日の地獄言葉担当ながら、持ち前の飾らない人柄で旅に絶妙なアクセントを加える。
最後には必ず愛と笑いに包まれる存在。
松島地元ガイド・浜田さん
松島を知り尽くした温かいガイド。
歴史や自然の話だけでなく、地元にまつわる“小さな奇跡”も教えてくれる達人。
旅に静かな深みをもたらす。
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