はじめに『古事記』を読むと、すぐに大きな疑問が生まれます。これは歴史なのでしょうか。神話なのでしょうか。文学でしょうか。それとも、古代国家が自らの正統性を語るために編んだ政治的な物語なのでしょうか。Part 1では、アマテラス、スサノオ、オオクニヌシ、イザナギ、イザナミら神々自身に問いかけました。「日本という国は、誰が生み、誰が作り、誰が治めることになったのか。」「国譲りは、本当に自由な譲渡だったのか。」「天孫降臨によって、なぜ天から来た者が地上を治めることになったのか。」そして最後に、「日本という国の物語は、誰のものなのか。」という問いまで進みました。Part … [Read more...] about 古事記 歴史はどこまで本当?25の謎を専門家が検証
日本神話
古事記 日本神話を神々自身に問い直す:日本は誰の物語なのか?
はじめに日本は、どこから始まったのでしょうか。歴史の教科書なら、遺跡や古代国家、大和政権といった言葉から答えようとするでしょう。けれども『古事記』は、まったく違うところから始めます。まだ人間の王はいません。日本という国家もありません。混沌とした世界から神々が現れ、やがてイザナギとイザナミが島々を「生む」。ここが、とても不思議です。日本は「建国された」と語られる前に、「生まれた」と語られているのです。そして物語が進むにつれて、言葉が変わっていきます。イザナギとイザナミは国を生む。オオクニヌシは国を作る。アマテラスの系統は国を治める。そして最後には、人間たちがそのすべてを一つの物語として書く。この四 … [Read more...] about 古事記 日本神話を神々自身に問い直す:日本は誰の物語なのか?


