はじめに
もし、あの一休さんが現代のテレビ番組に出演したら、いったい何が起こるのでしょうか?
しかも、迎えるのは日本のお笑い界を代表する7人の芸人たち。
上田晋也、有田哲平、名倉潤、原田泰造、堀内健、徳井義実、福田充徳。
相手は600年以上前に生まれた禅僧です。最初は7人が一休さんを質問攻めにするはずでした。
ところが、番組が始まると、どうも様子がおかしい。
「先生、本当にとんちの天才だったんですか?」
「お坊さんなのに、お酒を飲んでいたんですか?」
「70歳を過ぎて恋愛したって本当ですか?」
次々と飛び出す遠慮のない質問に、一休さんは慌てるどころか、いたずらっぽく笑いながら切り返します。
そして、いつの間にか質問している側が答えに困り、スタジオは大爆笑。
しかし、私たちが子どもの頃から知っている「一休さん」と、歴史上の一休宗純は、必ずしも同じ人物像ではありません。
一休宗純(1394〜1481)は、禅の修行に人生を捧げながら、宗教的権威や形式主義を鋭く批判した人物でした。酒や恋愛についても率直な表現を残し、晩年には大徳寺の住持を務めました。
その生涯は、京都府京田辺市の酬恩庵一休寺の公式案内からも知ることができます。
さらに、禅文化研究所が紹介する『狂雲集』には、一般的な「賢い小坊主」のイメージには収まりきらない一休の姿が見えてきます。
では、その一休さんが現代のお笑い芸人たちと出会ったら?
知恵比べで負けるのは誰なのか。恋愛の話で照れるのは誰なのか。そして、7人が最後に一休さんから聞かれる、意外な質問とは?
歴史上の一休さんを少し違った角度から楽しむ、笑いと人間味に満ちた架空の特別番組が始まります。
※本記事は非公式の創作対談です。『しゃべくり007』の実際の放送内容ではなく、登場する芸人の発言や反応もすべてフィクションです。歴史上の一休宗純に関する記録と、後世に広まったとんち話は区別して扱っています。
Topic 1:まさかの超大物ゲスト! 一休さん、600年ぶりのテレビ出演!?

※この対談はフィクションです。歴史上の一休宗純と実在する芸人の皆さんを登場人物にした非公式の創作であり、実際の番組や本人の発言を再現したものではありません。
オープニング:今日のゲスト、いったい誰!?
(おなじみのスタジオ。7人がソファに座っている。上田晋也が進行を始めようとするが、有田哲平はすでに何かを企んでいる顔をしている。)
上田晋也: さあ、始まりました! 今日も素晴らしいゲストにお越しいただいております!
有田哲平: ちょっと待ってください。今日、ゲストの情報が全然ないんですよ。
名倉潤: いつものことやろ。
有田: いや、いつもと違うんですよ。スタッフから「今日のゲストは、ちょっと普通じゃありません」って言われたんです。
徳井義実: どういうこと? 宇宙人?
福田充徳: 普通じゃないってだけで宇宙人にすな。
原田泰造: えっ、宇宙人来るの!? すげえ!
上田: 泰造、お前まで信じるなよ!
堀内健: (突然立ち上がり、両手を広げる)ワレワレハ、シャベクリセイジンデアル!
名倉: 座れ!
堀内: 今日のゲストは火星から来た、火星の大スター!
上田: もういいよ、宇宙人は!
(スタジオに笑いが広がる。)
上田: じゃあ、ヒントをいただきましょうか。
(大型モニターに最初のヒントが表示される。)
ヒント①:今から600年以上前に生まれた人物
原田: 600年前!?
徳井: いや、ちょっと待って。600年前ってことは……。
福田: 生きてるわけないやん。
有田: いや、でも芸能界って、息の長い人がいますから。
上田: 長すぎるわ!
名倉: 600年って、どんな健康法やねん。
堀内: 俺、知ってる! 600年間ずっと冷凍されてた人!
上田: どこのSF映画だよ!
有田: でも、600年も生きてる人だったら、健康番組に出たほうがいいですよね。
徳井: いや、むしろその人の生活習慣を聞きたいわ。
上田: だから、まだ生きてるとは言ってないんだよ!
(次のヒントが表示される。)
ヒント②:日本中の子どもたちが名前を知っている
原田: あっ! わかった! アンパンマン!
上田: アンパンマンは600年前に生まれてねえよ!
堀内: ドラえもん!
名倉: 未来から来とるやないか!
有田: じゃあ、ドラえもんの先祖。
上田: 何だよ、ドラえもんの先祖って!
徳井: でも600年前って、室町時代ですよね。
福田: そうやな。
有田: あっ、わかった。室町時代に大ブレイクした子役の方!
上田: 600年間、子役続けてるわけねえだろ!
(スタジオ爆笑。)
上田: 最後のヒントです。
ヒント③:とんちの天才
(一瞬、7人が顔を見合わせる。)
原田: ああっ!
名倉: 一休さんや!
徳井: えっ、ホンマに!?
有田: いやいや、待ってください。一休さんって、あのアニメの?
上田: どうやら、その一休さんのようです。
堀内: (床に座って、両手の人差し指を頭に当てる)ポク、ポク、ポク……。
名倉: 早いねん!
堀内: チーン!
上田: お前が答え出してどうすんだよ!
一休宗純、スタジオに登場!
(スタジオの照明が少し落ちる。扉が開く。)
(現れたのは、白髪の老僧。細身の体に質素な僧衣、手には一本の杖。ゆっくり歩いてくるが、その目は驚くほど生き生きとしている。)
(7人が立ち上がる。)
全員: うわあああ!
原田: 本物だ! 本物の一休さんだ!
上田: どうぞ、こちらへ!
一休宗純: (スタジオを見回しながら)ほう……ずいぶん明るい寺じゃのう。
上田: 寺じゃないんですよ! テレビのスタジオです!
一休: てれび?
有田: 先生、テレビっていうのは、遠くの人にも姿を見てもらえる道具なんですよ。
一休: ほう。では、わしの顔が日本中に見えるのか?
有田: そうです!
一休: それは困ったのう。
上田: どうしてですか?
一休: これでは、居眠りもできぬ。
(スタジオ爆笑。)
名倉: いきなり居眠りするつもりやったんか!
一休: 年寄りを呼びつけて、寝るなとは厳しいところじゃ。
原田: ハハハ! 面白い!
上田: 先生、おいくつなんですか?
一休: 八十じゃ。
徳井: 80歳!
有田: いや、でも600年前から来てるんですよね?
一休: わしが生きておった時代から数えれば、そうなるのう。
有田: じゃあ、年齢は680歳じゃないですか!
上田: 違うだろ! 80歳の時点から来ていただいてるんだから!
一休: (上田を見て)おぬし、よく怒る男じゃのう。
上田: いや、怒ってるわけじゃないんですよ!
一休: そうか。怒っておらぬのに、その顔か。
(一瞬の沈黙。)
有田: アハハハハ!
名倉: 先生、いきなり上田の顔いじった!
上田: 先生! 初対面ですよね!?
一休: 初対面でも、顔は見える。
(スタジオ大爆笑。)
堀内: 先生! 俺の顔も見て!
(堀内が一休の目の前に顔を突き出す。)
一休: ほう……。
堀内: どう?
一休: まだ何も言うておらぬのに、すでに騒がしい顔じゃ。
名倉: アハハ! そのとおりや!
堀内: (嬉しそうに)俺、一休さんに褒められた!
上田: 褒められてねえよ!
自由トーク①:一休さん、現代の日本にびっくり!
(一休がソファに腰掛ける。クッションの柔らかさに少し驚いている。)
一休: これは、ずいぶん柔らかい座布団じゃな。
福田: ソファっていうんですよ。
一休: そうふぁ?
福田: 椅子みたいなもんです。
一休: なるほど。これでは座禅を組みにくい。
有田: 先生、じゃあ座禅しやすいように、硬い椅子に替えますか?
一休: いや、これはこれでよい。
上田: 気に入ってるじゃないですか!
一休: 苦行ばかりが修行ではないからのう。
徳井: 先生、ソファに座るだけで、もう禅の教えっぽくなるんですね。
一休: わしは座り心地の話をしておるだけじゃ。
福田: 先生、意外と普通のこと言わはるな。
原田: 一休さんって、もっと難しいことばっかり言う人だと思ってました!
一休: 難しいことを言えば、偉く見えると思う者もおるからのう。
有田: あっ、それ、上田さんのことですよ。
上田: 俺は難しいこと言ってねえだろ!
一休: ほう。では、簡単なことを大声で言う仕事か。
名倉: アハハハ! 先生、もう上田の仕事わかってるやん!
上田: 俺の仕事、そんなに簡単じゃないですよ!
一休: ならば、なぜそんなに声を張る?
上田: それは……仕事ですから!
一休: なるほど。修行じゃな。
(全員爆笑。)
原田: 先生、じゃあ僕たち、みんな修行してるんですか?
一休: おぬしらは何をしておるのじゃ?
原田: 人を笑わせる仕事です!
一休: ほう。よい仕事じゃな。
原田: えっ、本当ですか?
一休: 人が笑えば、その間だけでも苦しみを忘れることがある。
(原田が少し嬉しそうな顔になる。)
原田: うわあ……。
一休: ただし。
上田: ただし?
一休: 笑わせようとして、相手を泣かせてはならぬぞ。
堀内: (突然泣きまねを始める)うえええん! 上田さんが怒るうう!
上田: お前は今、何で泣いてんだよ!
一休: (笑いながら)ほれ、もう泣かせておる。
名倉: 先生、上田が悪者になってる!
自由トーク②:あの有名な「とんち」は本当なのか?
有田: 先生、ちょっと聞いていいですか?
一休: 何じゃ?
有田: 僕たち、一休さんっていったら、やっぱり「とんち」のイメージなんですよ。
一休: とんち、か。
有田: どんな問題でも、パッと答える天才だったんですよね?
一休: そんな便利な頭があれば、わしも苦労せんかった。
上田: あれ? そうなんですか?
一休: わしが死んでから、ずいぶん多くの話が作られたそうじゃな。
徳井: えっ! じゃあ、あの「この橋渡るべからず」も?
一休: わしの生きた時代の出来事として、確かな記録があるわけではない。
原田: ええっ! 僕、ずっと本当だと思ってた!
堀内: じゃあ、屏風の虎は!?
一休: それも、後の世に語られた話じゃ。
堀内: じゃあ、虎を捕まえてないの!?
一休: 屏風から虎が出てきたら、わしも逃げるわい。
(全員爆笑。)
上田: まあ、そりゃそうですよね!
有田: ちょっと待ってください! じゃあ、先生は何をした人なんですか?
一休: わしは禅の修行をした坊主じゃ。
有田: それだけですか?
一休: それだけでも、なかなか大変なことじゃぞ。
徳井: でも先生、昔から頭の回転は速かったんですよね?
一休: 頭が回りすぎて、ろくでもないことを考えたこともある。
有田: 例えば?
一休: 偉い坊主の言うことに、どうにも納得できぬことがあってな。
名倉: えっ、先生、昔から反抗的やったんですか?
一休: おぬしは、納得できぬことにも黙って従うのか?
名倉: いや、まあ……相手によりますけど。
一休: ほう。では、相手が偉ければ、間違っていても黙るのか?
名倉: いや、そういうわけでもないですけど……。
有田: 名倉さん、もう禅問答で負けてますよ!
上田: 先生! まだ対決コーナー始まってないですから!
一休: そうなのか。では、今のは練習じゃな。
(スタジオ爆笑。)
自由トーク③:一休さんは、今の芸能界でも通用する?
徳井: 先生、もし今の時代に生まれてたら、何の仕事をしたと思います?
一休: さてな。やはり坊主かもしれぬ。
有田: いや、先生、芸人になれますよ!
一休: 芸人?
有田: 僕たちみたいに、人を笑わせる仕事です。
一休: それは難しそうじゃ。
原田: でも先生、さっきからずっと笑わせてるじゃないですか!
一休: わしは普通に話しておるだけじゃが。
上田: それが一番すごいんですよ!
堀内: 先生! 俺とコンビ組もう!
名倉: お前、ネプチューンはどうすんねん!
堀内: コンビ名は「一休二休」!
福田: 二休って誰やねん!
堀内: 俺が二休!
一休: ほう。では、三休はどこじゃ?
堀内: (一瞬考えて)……名倉!
名倉: なんで俺やねん!
一休: 三人おれば、交代で休めるのう。
上田: 先生、休むことしか考えてないじゃないですか!
一休: 休むことも大切じゃ。おぬしらは、休んでおるか?
原田: ああ、そう言われると……。
有田: 上田さんは休んでないですよ。ずっとしゃべってますから。
一休: それはいかん。
上田: いや、仕事ですから!
一休: ならば、たまには口を閉じる修行をしたほうがよい。
(全員大爆笑。)
有田: 先生! それ、ぜひお願いします!
名倉: 上田に一番必要な修行や!
上田: いや、俺が黙ったら番組進まねえだろ!
一休: では、わしが進めようか?
(7人が一斉に一休を見る。)
有田: えっ、先生、司会やるんですか!?
一休: 何をすればよい?
上田: いや、まあ、ゲストに質問したり、話を進めたり……。
一休: では、まず一つ尋ねよう。
上田: はい。
一休: おぬしら七人は、本当に頭がよいのか?
(一瞬の沈黙。)
有田: ……先生、それ、僕たちが聞こうとしてたんですけど!
一休: ならば、ちょうどよい。
堀内: 勝負だあああ!
(堀内が突然立ち上がり、上田が慌てて止める。)
上田: ちょっと待て! まだ企画の説明してねえんだよ!
一休: ほう、企画があるのか?
有田: ありますよ、先生。実は今日、先生のために特別なコーナーを用意しているんです。
一休: ほう。何じゃ?
(スタジオの大型モニターに文字が現れる。)
次のコーナー:「とんち007」
上田: さあ、一休さん! ここからは、我々7人と先生で、知恵比べをしていただきます!
一休: 七人がかりで、一人の年寄りに挑むのか?
名倉: そう言われると、なんか卑怯やな!
一休: よかろう。ただし、一つ条件がある。
有田: 条件?
一休: わしが勝ったら、おぬしら全員、明日の朝から寺の掃除じゃ。
堀内: ええええっ!
上田: 先生! なんで罰ゲームが修行なんですか!
一休: 負けても得をする。よい勝負じゃろう?
(7人が一斉に騒ぎ出す。一休は満足そうに笑っている。)
こうして、7人対一休宗純の前代未聞のとんち対決が始まろうとしていた。
Topic 2:とんち007! 一休さん VS 7人の芸人、まさかの知恵比べ!

この作品は、歴史上の一休宗純と実在する芸人たちを登場人物にした非公式の架空対談です。セリフや番組内の出来事は創作です。
(スタジオの大型モニターに「とんち007」の文字が映し出される。堀内健はすでに立ち上がり、有田哲平は何やら小声で徳井義実と相談している。)
上田晋也: さあ、ここからは特別企画!「とんち007」!
全員: イエーイ!
上田: 一休さんに、我々7人が知恵比べを挑むという企画でございます!
一休宗純: ほう。七人がかりとは、ずいぶん念入りじゃな。
有田哲平: 先生、甘く見ないでくださいよ。こっちは毎週、人を笑わせるために頭を使ってるんですから。
一休: それは大変じゃな。頭を使いすぎて、髪が減らぬとよいが。
有田: えっ、今、誰のこと言いました?
名倉潤: お前、気にしすぎやろ!
堀内健: 先生! 俺は大丈夫! まだいっぱいある!
(堀内が自分の髪を両手で持ち上げる。)
上田: 誰もお前の髪の話してねえよ!
一休: さて、勝負の前に聞いておこう。負けたら寺の掃除をする約束は覚えておるな?
福田充徳: えっ、あれ本気やったんですか?
一休: わしはいつでも本気じゃ。
徳井義実: 先生、もし僕らが勝ったら?
一休: 何が望みじゃ?
有田: じゃあ、一休さんに僕らの弟子になってもらいます!
上田: なんでだよ! 何を教えるんだよ!
有田: 現代のお笑いです。
一休: なるほど。では、わしが勝てばおぬしらが掃除をし、負ければわしが笑いを習う。
原田泰造: どっちも修行だ!
一休: そういうことじゃ。
上田: 先生、勝っても負けても修行になってるじゃないですか!
(一休は楽しそうに笑う。)
第1問:堀内健の「絶対に答えられない問題」
上田: それでは最初の挑戦者、ホリケン!
堀内: はーい!
(堀内が勢いよく立ち上がり、なぜか一休の前で深々とお辞儀をする。)
堀内: 一休先生! 問題です!
一休: うむ。
堀内: 昨日の俺の晩ご飯は、何でしょう!
上田: だから知らねえよ!
名倉: それ、さっきも似たようなこと言うてたやろ!
堀内: 今日はちゃんと答えを覚えてる!
一休: ほう。それは進歩じゃな。
堀内: では、三択です!
上田: 三択あるのかよ!
堀内: A、カレーライス! B、ラーメン! C、宇宙!
福田: 宇宙は食べられへんやろ!
一休: なるほど。では、わしはDじゃ。
堀内: D!?
上田: 選択肢にねえよ!
一休: おぬしは昨日、夕飯を食べておらぬ。
(堀内が固まる。)
堀内: ……えっ?
有田: 先生、まさか当たった?
堀内: いや……食べたよ!
一休: 何を食べた?
堀内: えーっと……。
(堀内が天井を見上げる。)
名倉: また忘れとるやないか!
堀内: 待って! 今、思い出すから!
一休: ならば、わしも待とう。
(しばらく沈黙。)
上田: いや、番組止まっちゃうだろ!
堀内: あっ! 思い出した! カレー!
一休: ほう。では、わしの負けじゃ。
堀内: やったあああ!
(堀内が飛び跳ねる。)
一休: ただし、一つ聞いてよいか?
堀内: いいよ!
一休: 昨日の飯を思い出しただけで、なぜそんなに嬉しいのじゃ?
(一瞬の沈黙。)
有田: アハハハハ!
名倉: 確かに!
堀内: ……俺もわかんない!
上田: じゃあ喜ぶなよ!
一休: 自分でもわからぬ喜びか。それはなかなか面白い。
原田: 先生、なんかホリケンのこと気に入ってません?
一休: うむ。わしにも予想できぬことをする。
堀内: じゃあ、俺の弟子になる?
一休: まずは昨日の飯を忘れぬ修行からじゃな。
(スタジオ爆笑。)
上田: さあ、判定ですが、正解はカレーだったということで、ホリケンの勝ち!
有田: いやいや、本人が忘れてた時点で勝ちっておかしいでしょ!
上田: もういいよ! 次!
第2問:有田哲平の「橋を渡るべからず」
(有田がゆっくり立ち上がる。)
有田: 先生、次は僕からです。これは有名な問題です。
一休: ほう。
有田: ある橋の前に「この橋渡るべからず」と書いてあります。どうやって向こう岸に渡りますか?
上田: それ、一休さんの有名なとんち話じゃねえか!
有田: そうです。本人に聞いてみたいんです。
一休: ふむ。まず、橋は丈夫なのか?
有田: えっ?
一休: 川は深いのか?
有田: いや、そういうことじゃなくて……。
一休: 誰がその札を書いた?
有田: えーっと……村の人?
一休: なぜ渡るなと書いたのじゃ?
有田: だから、そこをとんちで……。
一休: 橋が壊れておるなら、渡らぬほうがよい。
名倉: めちゃくちゃ現実的やな!
福田: 先生、まず安全確認するんや。
一休: 命を落としてまで、言葉遊びをすることもあるまい。
上田: まあ、それはそうですよね。
有田: いや、先生! そこは「端を渡らず真ん中を渡る」って答えてくださいよ!
一休: それは、おぬしが聞きたい答えじゃろう?
有田: ……はい。
一休: ならば、最初からそう言えばよい。
(全員爆笑。)
徳井: 先生、問題そのものを壊しに来てる!
有田: ちょっと待ってください! 先生、そういう答え方、反則じゃないですか?
一休: では、今度はわしから尋ねよう。
有田: はい。
一休: その橋を渡った先には、何がある?
有田: えっ? 何があるんですかね?
一休: 何も知らぬのに、なぜ渡りたい?
有田: ……いや、クイズだからですよ!
一休: ならば、答えは簡単じゃ。
上田: 何ですか?
一休: 渡る必要がなければ、渡らぬ。
名倉: アハハハ! そらそうや!
有田: 先生! それだと僕の問題が成立しないんですよ!
一休: 問題がなくなったなら、よかったではないか。
上田: 先生、そういう番組じゃないんですよ!
(一休が声を出して笑う。)
第3問:徳井義実の「恋愛とんち」
上田: 続いて徳井!
徳井: はい。僕はちょっと大人の問題を用意しました。
有田: おっ、来た!
徳井: 先生、ある男性が、二人の女性から同時に「私のこと好き?」と聞かれました。
一休: ほう。
徳井: どちらも傷つけずに答えるには、どうすればいいでしょう?
福田: お前、なんでそんな問題やねん。
徳井: いや、人生で大事なことやから。
一休: その男は、どちらが好きなのじゃ?
徳井: そこが難しいんですよ。
一休: なぜ難しい?
徳井: いや、どっちも魅力的で……。
上田: お前の話じゃねえだろうな!
徳井: 違いますよ! 仮定の話です!
一休: ならば、好きなほうに好きと言えばよい。
徳井: いや、もう一人が傷つくじゃないですか。
一休: 嘘をつけば、傷つかぬのか?
(徳井が少し考える。)
徳井: ……まあ、あとでバレたら傷つきますね。
一休: では、最初から正直に言うほうがよいのではないか?
有田: 先生、徳井の人生相談になってますよ!
名倉: ほんまや!
徳井: 先生、じゃあ、どっちも好きだったら?
一休: それは、ますます正直に話さねばならぬな。
上田: いや、先生! それ、相当な修羅場になりますよ!
一休: そうじゃろうな。
徳井: えっ、先生、わかってるんですか?
一休: 人の心は、とんち一つで片づくほど簡単ではない。
(一瞬、スタジオが静かになる。)
原田: ああ……それ、なんかわかるなあ。
堀内: じゃあ先生! 僕が二人から好きって言われたら?
一休: まず、本当に二人おるのか確かめよ。
(スタジオ大爆笑。)
名倉: 先生、ホリケンには厳しいな!
堀内: いるもん! たぶん!
上田: たぶんって何だよ!
一休: おぬしは、昨日の飯も忘れるからのう。
有田: アハハ! 先生、さっきの話を覚えてる!
堀内: 先生! 俺のこと好きすぎる!
一休: 忘れられぬ男じゃ。
第4問:一休さんから7人への逆挑戦
上田: さあ、ここまで3問終わりましたが……。
有田: ちょっと待ってください。先生、全然普通の答えを出してくれないんですよ。
一休: ほう。おぬしらは、決まった答えが欲しいのか?
有田: まあ、クイズですから。
一休: ならば、わしから一つ出そう。
上田: おっ! 先生からの問題です!
一休: ここに、何も入っておらぬ茶碗がある。
(スタッフが空の茶碗を持ってくる。)
一休: この茶碗を、何も入れずにいっぱいにせよ。
堀内: はい!
上田: 早いな!
堀内: 俺の愛でいっぱいにする!
一休: ほう。どうやって?
(堀内が茶碗を両手で包み、目を閉じる。)
堀内: 愛……愛……愛……!
名倉: 怖いわ!
有田: 先生、茶碗に愛が入りました!
一休: では、見せてくれ。
堀内: ……見えない!
上田: じゃあダメだろ!
徳井: 先生、光を入れるのはどうですか?
一休: ほう。
徳井: 茶碗を明るいところに置けば、光でいっぱいになる。
原田: あっ、それいい!
福田: でも、光って何も入れてないことになるんかな?
有田: じゃあ、空気!
上田: 空気は最初から入ってるだろ!
有田: じゃあ、空気をもっと入れる!
名倉: 何も入れずにって言うてるやろ!
一休: ふむ。なかなか面白い答えが出るのう。
上田: 先生、正解は何ですか?
一休: 正解は一つと決めておらぬ。
有田: ええっ!?
一休: 光でもよい。空気でもよい。おぬしの愛でも、本人がそう思うなら、それもよかろう。
堀内: やったああ!
一休: ただし。
堀内: ただし?
一休: 茶碗を愛で満たしたからといって、茶は飲めぬぞ。
上田: そりゃそうですよ!
一休: わしが見たかったのは、答えよりも、おぬしらが何を考えるかじゃ。
原田: なるほど……。
有田: 先生、じゃあ、これクイズじゃなくて性格診断じゃないですか!
一休: そうとも言えるのう。
上田: 先生、自由すぎますよ!
一休: おぬしらも自由に答えたではないか。
(上田は言い返そうとして、思わず笑ってしまう。)
第5問:上田晋也 VS 一休さん、最後の勝負!
上田: いや、ちょっと待ってください。最後は僕が問題を出します!
有田: おっ、上田さんが!
名倉: これは負けられへんな!
上田: 先生、今までの問題はちょっと曖昧でした。今度はちゃんと答えがある問題です。
一休: ほう。聞こう。
上田: ある男が、毎日たくさんしゃべっています。でも、その男が一番大切にしているのは、しゃべることではありません。さて、何でしょう?
徳井: えっ、これ、上田さんの話ですか?
上田: まあ、そう思ってもらってもいいよ。
有田: お金!
上田: 違うわ!
名倉: 家族?
上田: いや、それも大事だけど!
堀内: のど飴!
上田: 何でだよ!
原田: 人を楽しませること?
上田: おっ、近い!
(一休が少し考える。)
一休: その男は、誰かに話を聞いてもらいたいのか?
上田: まあ、そうですね。
一休: ならば、その男が大切にしておるのは、聞いてくれる人ではないか?
(上田が一瞬黙る。)
上田: ……正解です。
原田: おおお!
福田: 先生、すごい!
有田: いや、ちょっと待ってください。上田さん、今、感動してません?
上田: いや、してねえよ!
一休: そうか。では、もう一つ聞こう。
上田: はい。
一休: おぬしは、人の話を聞くのは得意か?
(全員が上田を見る。)
有田: アハハハハ!
名倉: 先生、そこ聞く!?
上田: いや、得意ですよ! 司会者ですから!
一休: では、なぜわしの話の途中で何度も大声を出す?
(スタジオ大爆笑。)
上田: それはツッコミなんですよ!
一休: つっこみ?
有田: 先生、上田さんの仕事です。人が何か言ったら、すぐ大声で返すんです。
一休: ほう。それは、話を聞いておるのか、邪魔をしておるのか?
上田: 先生! 仕事を根本から否定しないでください!
一休: (笑いながら)いやいや、面白い仕事じゃと思うておる。
原田: 先生、上田さんのこと気に入ってますね!
一休: うむ。こんなに元気な坊主がおれば、寺も賑やかになろう。
有田: 先生、上田さん、弟子にしてあげてください!
上田: 俺は坊主にならねえよ!
一休: では、まず一日、黙って座る修行からじゃな。
名倉: 絶対無理や!
堀内: 3秒も無理!
上田: お前ら、うるせえよ!
一休: ほれ、もう失敗した。
(全員大爆笑。)
とんち007、勝敗発表!
(モニターに結果が表示される。)
上田: さあ、いろいろありましたが、判定をお願いします!
有田: いや、判定って誰がするんですか?
福田: ちゃんとしたルール、最初からなかったやろ。
名倉: せやな。
堀内: 俺が勝った!
上田: お前は昨日の晩ご飯思い出しただけだろ!
堀内: でもカレーだった!
一休: それは立派な成果じゃ。
原田: 先生、甘いなあ!
有田: じゃあ先生、結局、勝ったのは誰ですか?
一休: さてな。わしはずいぶん笑わせてもろうた。
上田: はい。
一休: おぬしらも、楽しそうじゃった。
徳井: そうですね。
一休: ならば、皆の勝ちでよいではないか。
有田: いやいや、先生! それじゃ罰ゲームがなくなるじゃないですか!
一休: 罰が欲しいのか?
有田: いや、欲しくはないですけど!
一休: ならば、よかったではないか。
上田: 先生、また問題を消しちゃったよ!
名倉: ほんま、先生には勝てへんな。
堀内: じゃあ、掃除はなし!?
一休: いや、掃除はしてもらう。
全員: ええええっ!?
上田: なんでですか! 全員勝ちなんですよね!?
一休: 勝った者が掃除をしてはいかんという決まりでもあるのか?
有田: うわあ! また始まった!
一休: 寺がきれいになれば、わしは嬉しい。おぬしらも体を動かせる。よいことばかりじゃ。
名倉: 先生、それ、うまいこと言うてるだけや!
一休: (にっこり笑って)そうかもしれぬな。
(スタジオに笑いが広がる。)
次のコーナーへ:一休さんの知られざる私生活
上田: いやあ、先生、参りました。では、ここから少し話題を変えまして……。
有田: ちょっと待ってください。僕、一つ気になってることがあるんですよ。
上田: 何?
有田: 一休さんって、僕たちが思ってたような、ただ真面目なお坊さんじゃないですよね?
一休: ほう。どういう意味じゃ?
徳井: 実は先生について、いろいろ調べさせてもらったんですよ。
名倉: これ、結構びっくりする話があるんよな。
原田: えっ、何? 何?
徳井: 先生、お酒を飲んでいたって本当ですか?
(一休が少し笑う。)
一休: うむ。
有田: えええっ!
上田: 先生、お坊さんですよね!?
一休: そうじゃが。
徳井: しかも……恋愛もされていたとか?
(7人が一斉に一休を見る。)
一休: それがどうした?
(一瞬の沈黙。)
有田: ……先生、ちょっと待ってください。
上田: これは詳しく聞かないといけませんね!
堀内: 先生、モテモテだったの!?
一休: さて、どうじゃったかな。
徳井: いや、その顔! 絶対何かありますよ!
上田: ということで、続いてはこちら!
(大型モニターが切り替わる。徳井が身を乗り出し、有田はすでに次の質問を考えている。一休は、いたずらっぽく笑いながら茶碗を手に取った。)
Topic 3:ギリギリ一休! お坊さんなのにお酒も恋愛も!? 7人が一休さんの秘密を大追及!

この対談は歴史上の一休宗純と実在する芸人たちを登場人物にした非公式のフィクションです。会話やテレビ番組内の出来事は創作です。一休の詩や伝記に伝わる内容と、後世の逸話は区別して描いています。
(スタジオの大型モニターに「ギリギリ一休」の文字が現れる。)
(徳井義実が身を乗り出す。有田哲平は意味ありげな笑顔を浮かべている。一休宗純は、何が始まるのかと楽しそうに二人を眺めている。)
第1の質問:一休さん、本当にお酒を飲んでいたんですか?
上田晋也: さあ、ここからは「ギリギリ一休」! 普段はなかなか聞けない、一休さんの私生活について、ギリギリの質問をぶつけていきます!
有田哲平: いやあ、僕ね、さっきから気になって仕方ないんですよ。
上田: 何が?
有田: 一休さんって、子どもの頃のイメージだと、すごく真面目なお坊さんじゃないですか。
名倉潤: まあ、そうやな。
有田: ところが、調べてみると、なんか僕たちより遊んでるんじゃないかっていう。
上田: いや、失礼だろ!
一休宗純: ほう。わしより遊んでおらぬのか?
有田: いや、そこは……人によりますけど。
徳井義実: 先生、まずお酒の話から聞いていいですか?
一休: うむ。
徳井: お坊さんって、お酒を飲んじゃいけないんですよね?
一休: 仏教の戒めには、不飲酒戒というものがある。
福田充徳: じゃあ、やっぱり飲んだらあかんのですね。
一休: そう教えられる。
上田: 先生は?
一休: 飲んだことはある。
原田泰造: ええっ!
堀内健: 先生! 何飲むの!? ビール!? ハイボール!?
一休: びいる? はいぼおる?
上田: 先生の時代にないから!
一休: 酒は酒じゃろう。
有田: 先生、飲むとどうなるんですか? 陽気になるんですか?
一休: さてな。人と語るのが楽しくなることはあった。
徳井: じゃあ、ちょっと酔っぱらって、普段言わないようなことを言っちゃったり?
一休: わしは、しらふでも言いたいことを言う。
名倉: それが一番厄介や!
(スタジオ爆笑。)
有田: 先生、じゃあ、飲み会で上司の悪口とか言わないんですか?
一休: 本人の前で言えばよい。
上田: 先生! それ、会社だったら大問題ですよ!
一休: 陰で言うほうがよいのか?
上田: いや、そういうわけじゃないですけど!
名倉: また始まった! 先生の質問返し!
一休: (笑いながら)おぬしらの世は、ずいぶん難しいのう。正直に言えば怒られ、黙っておれば何を考えておるかわからぬと言われる。
福田: それは確かにありますね。
有田: 先生、今の芸能界に来たら大変ですよ。
一休: そうか?
有田: 先生、思ったこと全部言っちゃうでしょう?
一休: 言わぬほうがよいこともある。
上田: あっ、ちゃんとわかってらっしゃる!
一休: ただ、言わねばならぬことを黙っておくのも、よくない。
徳井: その境目って、どうやって決めるんですか?
一休: それを考えるのが修行じゃ。
堀内: 先生! 俺、昨日からずっと修行してる!
上田: お前、何してたんだよ!
堀内: 昨日のカレーを思い出してた!
名倉: まだその話してんのか!
一休: (笑いながら)それも、なかなか長い修行じゃな。
第2の質問:偉いお坊さんに怒られなかったんですか?
上田: でも先生、ちょっと真面目に聞きたいんですけど。
一休: 何じゃ?
上田: お酒を飲んだり、普通のお坊さんと違う行動をしたりして、周りから怒られませんでした?
一休: わしを好まぬ者はおったじゃろうな。
名倉: そら、そうでしょうね。
有田: 先生、嫌われても平気だったんですか?
一休: 平気なときもあれば、腹が立つときもある。
原田: えっ、先生でも腹が立つんですか?
一休: 当たり前じゃ。腹が立たぬなら、腹などいらぬ。
上田: いや、腹はそういうためにあるんじゃないですよ!
(全員爆笑。)
徳井: 先生、ちょっと意外です。悟った人って、何を言われても怒らないイメージがありますけど。
一休: わしが何も感じぬ木の人形なら、そうかもしれぬな。
福田: じゃあ、先生も傷ついたりするんですか?
一休: することもあろう。
原田: なんか、安心した。
一休: なぜじゃ?
原田: いや、僕らって、仕事で失敗すると落ち込むし、人から悪く言われると気にするじゃないですか。
一休: うむ。
原田: でも、先生みたいな人は、そういうこと全部乗り越えてると思ってたんです。
一休: 乗り越えたつもりになって、また転ぶこともある。
有田: 先生、それ、僕らの芸人生活と同じですよ!
一休: そうか。では、おぬしらも修行僧じゃな。
上田: いや、芸人です!
一休: 芸人も修行僧も、失敗して覚えることはあるじゃろう。
堀内: 先生! 俺、毎日失敗してる!
名倉: それはちょっと反省せえ!
一休: (堀内を見て)おぬしは、ずいぶん熱心な修行僧じゃ。
堀内: やったあ!
上田: 先生、あんまり褒めないでください! 調子に乗りますから!
第3の質問:一休さん、恋愛経験があるって本当ですか?
(有田が徳井の肩を軽くたたく。)
有田: さあ、徳井さん。いよいよ、あなたの専門分野ですよ。
徳井: いやいや、そんな専門家じゃないですけど。
上田: さっきから一番楽しそうだぞ。
徳井: 先生、ちょっと聞きにくいんですけど……。
一休: 聞いてみよ。
徳井: 先生、女性を愛したことがあるんですよね?
一休: ある。
(7人が一斉に反応する。)
原田: えええっ!
名倉: そんな普通に言うんや!
有田: 先生! もっと照れてくださいよ!
一休: なぜじゃ?
有田: いや、恋愛の話ですから!
一休: 人を愛したことを、なぜ恥じねばならぬ?
徳井: ……ああ、それは、そうですね。
上田: 先生、今の一言はいいですね。
有田: いや、でも先生、僕らが聞きたいのはそこからなんですよ!
一休: ほう。
有田: どうやって口説いたんですか?
上田: お前、いきなり何聞いてんだよ!
徳井: いや、僕もそれ気になります!
一休: 口説く?
徳井: 好きな女性に、どうやって気持ちを伝えたんですか?
一休: 詩を書くことはあった。
徳井: 詩!
原田: うわあ、ロマンチック!
有田: 先生、ラブレターですか!?
一休: そう呼んでもよいかもしれぬな。
徳井: 先生、ちょっと待ってください。80歳近くになっても、恋愛してたんですよね?
一休: うむ。
上田: いやあ、すごいですね。
一休: 何がすごい?
上田: いや、年齢を重ねても、そういう気持ちがあるっていうのが。
一休: 年を取れば、人を愛さなくなると思うておったのか?
上田: いや、そういうわけでは……。
一休: 年を取ると、腹は減らぬのか?
福田: 減りますね。
一休: 美しいものを見ても、何も感じぬのか?
原田: いや、感じます。
一休: ならば、人を愛する心だけが消えるというのも、おかしな話じゃ。
(少し静かな空気が流れる。)
徳井: ……先生、なんか今、すごくいいこと言いましたね。
有田: 徳井さん、感動してます?
徳井: いや、してますよ。普通に。
堀内: 先生! 俺も80歳になったら恋愛していい!?
一休: 相手がおればな。
(スタジオ大爆笑。)
名倉: 先生、そこは現実的やな!
堀内: じゃあ、今から探す!
上田: 何十年先の話してんだよ!
第4の質問:森女という女性は、どんな人だったんですか?
徳井: 先生、ここで一人、名前を聞きたい女性がいるんです。
一休: ほう。
徳井: 森女(しんにょ)という方です。
(一休の表情が少し変わる。)
一休: ……うむ。
原田: どんな人だったんですか?
一休: 目の見えぬ女性じゃった。
福田: そうなんですか。
一休: 芸に親しみ、わしにとって大切な存在となった。
徳井: 先生、どこに惹かれたんですか?
一休: さて、どこから話せばよいかのう。
有田: 先生、顔ですか? 性格ですか?
上田: お前、そんな二択で聞くなよ!
一休: 人を好きになる理由を、一つずつ数えられるものかのう。
徳井: ……ああ、そうですよね。
原田: 先生、その人と一緒にいるときは、どんな気持ちだったんですか?
(一休は少し考える。)
一休: わしは、長い間、寺で修行をし、人の世の矛盾を見てきた。自分の心にも、ずいぶん手を焼いた。
原田: はい。
一休: それでも、誰かと共に過ごす時間が、ありがたく思えることはある。
徳井: ……うん。
一休: わしは詩の中にも、その思いを残した。
上田: 先生、その詩は今でも残っているんですか?
一休: そう伝え聞く。
徳井: 先生、詩を書くときって、相手に読んでもらうためですか? それとも、自分の気持ちを整理するためですか?
一休: どちらもあろう。言葉にせねば、伝わらぬこともあるからな。
有田: 先生、でも恋愛の詩って、あとで読み返すと恥ずかしくないですか?
一休: 恥ずかしいと思うこともあるじゃろう。
有田: ほら!
一休: しかし、恥ずかしいからといって、書かなかったことにしたいとは限らぬ。
徳井: ああ……。
堀内: 先生! 俺も詩を書いた!
上田: いつ書いたんだよ!
堀内: 今!
名倉: 早いな!
堀内: 「カレーを食べた、君が好き、昨日のカレー、今日も好き!」
(一瞬の沈黙。)
福田: それ、女性への詩ちゃうやん。
一休: (笑いながら)おぬしは、ずいぶんカレーを愛しておるのう。
堀内: 先生、どう!?
一休: 気持ちは伝わった。
堀内: やったあ!
一休: ただし、相手がカレーなら返事は来ぬぞ。
(スタジオ大爆笑。)
上田: 先生、今の返し最高ですよ!
第5の質問:一休さん、結局、戒律は守らなくてもいいんですか?
名倉: 先生、ちょっと聞いてもええですか?
一休: うむ。
名倉: 先生の話を聞いてると、お酒も飲むし、恋愛もするし、偉い人にも反抗する。ほな、お坊さんの決まりって何のためにあるんですか?
一休: よい問いじゃ。
名倉: いや、ほんまにわからへんのですよ。
一休: 決まりには、人を助けるためのものもある。
福田: はい。
一休: しかし、決まりを守っておるというだけで、自分は立派な人間じゃと思い込む者もおる。
有田: ああ……。
一休: そのとき、決まりは人をよくするものではなく、自分を飾るものになってしまう。
上田: なるほど。
名倉: でも先生、それやったら、みんな好き勝手にしてもええってことになりません?
一休: そうはならぬ。
名倉: どうしてですか?
一休: 自分の欲に従うだけなら、修行などいらぬからな。
徳井: じゃあ、先生は欲望を否定してるわけでもないし、全部肯定してるわけでもないんですね。
一休: 欲を持つことと、欲に振り回されることは違う。
原田: ああ……。
有田: 先生、僕、毎日おいしいもの食べたいんですけど、それは欲に振り回されてますか?
一休: 食べすぎて腹を壊すなら、そうかもしれぬ。
有田: 先生、急に健康相談になりました!
堀内: 先生! 俺、カレーを三杯食べてもいい!?
一休: まずは一杯を、よく味わって食べよ。
堀内: ええっ! 三杯じゃダメ!?
一休: 一杯目の味もわからぬまま、二杯目を急ぐこともあるまい。
福田: それ、ちょっとわかるなあ。
名倉: でも先生、話を戻すと、戒律を破ること自体が偉いわけじゃないですよね?
一休: そのとおりじゃ。
名倉: じゃあ、先生はなぜ、あえて普通のお坊さんと違うことをしたんですか?
(一休は少し黙る。)
一休: ……それは、わし自身も考え続けたことじゃ。
上田: 先生でも、答えが出ないことがあるんですか?
一休: あるとも。
徳井: なんか、先生って、もっと全部わかってる人かと思ってました。
一休: 全部わかったと思うたら、そこで考えるのをやめてしまうじゃろう。
原田: ……ああ、そうか。
有田: 先生、じゃあ、僕たちも一生考え続けなきゃいけないんですか?
一休: いや、たまには休め。
上田: そこは休んでいいんですね!
一休: わしの名を忘れたか?
有田: 一休!
一休: そうじゃ。一つ休むと書く。
堀内: じゃあ、俺は二休だから二回休む!
名倉: まだそのコンビ名引っ張るんか!
(スタジオに笑いが広がる。)
ギリギリ一休、最後の質問
上田: いやあ、先生、今日はかなり踏み込んだことまで聞かせていただきました。
一休: そうじゃな。
有田: でも最後に、これだけ聞いていいですか?
一休: 何じゃ?
有田: 先生、自分のこと、立派なお坊さんだと思ってます?
(一休は有田をじっと見る。)
一休: おぬしは、自分を立派な芸人だと思うか?
有田: えっ、僕ですか?
一休: そうじゃ。
有田: いや、まあ……まだまだだと思ってますよ。
一休: なぜじゃ?
有田: もっと面白くなりたいですし、もっといろんなことをやってみたいですし。
一休: ならば、わしも同じじゃ。
有田: ……えっ?
一休: まだまだじゃと思うておる。
原田: 80歳でも?
一休: 八十になれば、八十のわからぬことがある。
徳井: ……なんか、すごいですね。
一休: 何がじゃ?
徳井: いや、先生ほどの人でも、まだ自分を完成したと思ってないっていうのが。
一休: 完成した人間など、どこにおる?
(少し静かな空気が流れる。)
堀内: はい!
上田: 何だよ!
堀内: 俺、今日、完成した!
名倉: 何が完成したんや!
堀内: カレーの詩!
一休: ほう。では、明日はもっとよい詩を書けるかもしれぬな。
堀内: えっ! じゃあ、まだ完成してない!?
一休: そういうことじゃ。
上田: 先生、ホリケンまで修行させ始めた!
(スタジオ大爆笑。)
次のコーナーへ:一休さんの人生アルバム
(大型モニターが切り替わり、一休宗純の生涯を描いた年表が現れる。)
上田: さあ、ここからは一休さんの人生を振り返っていきたいと思います!
原田: あっ、これ楽しみ!
徳井: 先生、子どもの頃から、ずっとこんな感じだったんですか?
一休: さてな。子どもの頃のわしは、今ほど口が達者ではなかったかもしれぬ。
有田: いや、絶対ウソですよ!
一休: ほう。おぬしはわしの子どもの頃を知っておるのか?
有田: いや、知らないですけど!
一休: では、なぜ絶対と言える?
名倉: また有田が負けた!
上田: 先生、まだ次のコーナー始まってませんから!
一休: そうか。では、今度こそ黙っておこう。
(一休が口を閉じ、静かに座る。)
上田: ……いや、先生、しゃべってください!
一休: (笑いながら)おぬしは、わしに黙れと言ったり、しゃべれと言ったり、忙しい男じゃな。
(全員爆笑。)
上田: ということで、続いてはこちら!
Topic 4:一休さんの人生アルバム! 天才少年の苦悩、悟り、そして80歳の恋

本作は、歴史上の一休宗純と実在する芸人たちによる非公式の架空対談です。会話、リアクション、番組内の演出は創作です。歴史的な出来事については、史料に残る内容と後世の伝承を区別しています。
(スタジオの大型モニターに、室町時代の京都を描いた古い絵が映し出される。)
(その隣には、一休宗純の生涯をまとめた巨大な年表。1394年の誕生から1481年の没年まで、87年にわたる人生が記されている。)
上田晋也: さあ、ここからは新企画!「一休さんの人生アルバム」!
全員: イエーイ!
上田: これまで、一休さんのとんちや恋愛についていろいろ聞いてきましたけど、実際にどんな人生を歩んできたのか、まだまだ知らないことが多いんですよ。
有田哲平: いや、僕はもう十分知りましたよ。
上田: 何を?
有田: お酒が好きで、恋愛もして、偉い人に怒られて、僕らより自由に生きてるお坊さん。
名倉潤: それだけ聞いたら、ただの自由なおっちゃんやん!
一休宗純: (笑いながら)まあ、あながち間違いでもない。
上田: 先生、認めちゃダメですよ!
堀内健: 先生! 俺の人生アルバムも作って!
福田充徳: 今は一休さんのコーナーやろ!
堀内: 1ページ目、昨日のカレー!
名倉: お前の人生、昨日から始まったんか!
一休: ほう。では、二ページ目は今日のカレーじゃな。
堀内: 先生、正解!
(スタジオ爆笑。)
上田: もうカレーの話はいいんだよ! 先生、今日はちゃんと人生を振り返らせてください!
一休: よかろう。ただし、年表というものは不思議じゃな。
上田: 何がですか?
一休: 八十年以上も生きたのに、こうして並べると、紙一枚に収まってしまう。
原田泰造: ああ、確かに。
有田: 先生、じゃあ僕の人生も紙一枚に収まりますかね?
一休: おぬしの話は、紙が足りぬかもしれぬ。
有田: えっ、そんなに波瀾万丈ですか?
一休: 話が長そうじゃからな。
上田: アハハ! 先生、よくわかってますね!
人生アルバム①:一休さんは、なぜ6歳でお寺に入ったのか?
(モニターに幼い僧侶の想像画が映し出される。)
上田: まずはこちら。1394年、一休さんが京都で生まれたところからです。
原田: うわあ、600年以上前かあ。
徳井義実: 先生、子どもの頃から一休さんって呼ばれてたんですか?
一休: いや。幼い頃は周建と呼ばれておった。
有田: 周建くん!
堀内: しゅうけん! しゅうけん! じゃんけんぽん!
名倉: 名前で遊ぶな!
一休: (笑いながら)ずいぶん賑やかな呼び方じゃ。
上田: そして先生、幼い頃にお寺へ入られたんですよね。
一休: そうじゃ。安国寺で仏門に入った。
原田: 6歳って、まだ小学校に入るくらいですよね。
一休: おぬしらの世では、そうなのじゃな。
原田: 僕、6歳の頃なんて、毎日遊んでましたよ!
有田: 泰造さん、今もあんまり変わってないですよ。
原田: えっ、そうかな?
上田: ちょっとは成長しろよ!
徳井: 先生、そんな小さい頃から修行するの、寂しくなかったんですか?
(一休は少し考える。)
一休: 幼い子が寺に入れば、戸惑うこともあったじゃろうな。
徳井: お母さんに会いたくなったり?
一休: その頃の心を、今のおぬしらに正確に伝えるのは難しいのう。
上田: そうですよね。
一休: ただ、寺には寺の暮らしがあり、学ぶべきことも多かった。
福田: 毎日、何をしてたんですか?
一休: 経を読み、文字を学び、寺の仕事をする。
堀内: カレーは!?
名倉: ないわ! 室町時代やぞ!
一休: どうやら、おぬしは食べ物の修行が必要じゃな。
堀内: はい、師匠!
上田: 弟子入りするな!
有田: 先生、でもちょっと気になるんですよ。子どもの頃って、いたずらとかしなかったんですか?
一休: さて、どうじゃったかな。
有田: 絶対してたでしょ!
一休: どうしてそう思う?
有田: だって、今でもいたずら好きじゃないですか!
一休: 今のわしを見て、幼い頃まで決めつけるとは、なかなか大胆じゃな。
上田: 有田、お前、また負けてるぞ!
有田: 先生、僕、今日ずっと負けてません!?
一休: まだまだ時間はある。
有田: その言い方、怖いんですよ!
人生アルバム②:若き一休、命がけの修行と悟りの体験
(モニターに琵琶湖と、夜の寺の風景が映る。)
上田: 続いて、一休さんが若い頃の話です。
徳井: 先生、ここからちょっと人生が大きく変わるんですよね。
一休: そうじゃな。
上田: 一休さんは、若い頃に非常に厳しい禅の修行をされました。
名倉: どれくらい厳しかったんですか?
一休: 師のもとで座禅を組み、自分の心と向き合う日々じゃ。
原田: 何時間も座るんですか?
一休: 長く座ることもある。
堀内: 先生、足しびれない!?
一休: しびれることもある。
堀内: ほらあ!
上田: いや、ほらあじゃねえよ!
福田: 先生、座禅って、何を考えるんですか?
一休: 考えることもあれば、考えにとらわれぬようにすることもある。
有田: えっ、考えないように考えるんですか?
一休: そう聞くと、ややこしいのう。
有田: 先生が言ったんですよ!
(スタジオ笑い。)
徳井: 先生、若い頃に悟りの体験をされたと伝わっていますよね。
一休: うむ。
上田: どういう体験だったんですか?
一休: ある夜、湖のほとりで、鴉の声を聞いたことが転機になったと伝えられておる。
原田: カラス?
一休: そうじゃ。
原田: カラスの声を聞いて、悟ったんですか?
一休: 声そのものが答えを教えてくれたわけではない。長く問い続けてきたことが、その瞬間に変わって見えたのじゃろう。
徳井: へえ……。
有田: 先生、ちょっと待ってください。僕もカラスの声、毎朝聞いてますよ!
上田: だから何だよ!
有田: でも全然悟れないんですけど!
一休: おぬしは、カラスに何を期待しておるのじゃ?
(スタジオ爆笑。)
有田: いや、先生と同じ体験をしたいんですよ!
一休: では、まず自分が何を求めておるのか、よく考えてみることじゃな。
堀内: カア! カア!
(堀内が突然カラスのまねを始める。)
名倉: うるさいわ!
堀内: 先生! 今、悟った!?
一休: 今、わかったことが一つある。
堀内: 何!?
一休: おぬしの声は、カラスより大きい。
(スタジオ大爆笑。)
上田: 先生、よくそんなに返せますね!
一休: わしも驚いておる。こんなところで、また鴉の声を聞くとは。
人生アルバム③:なぜ一休さんは、偉いお坊さんに逆らったのか?
(モニターに、室町時代の立派な寺院と、華やかな僧侶たちの想像画が映る。)
上田: そして先生、ここからは一休さんの反骨精神について聞きたいんです。
一休: ほう。
上田: 一休さんは、当時の禅宗の権威や、形式ばかりを重んじるお坊さんたちを批判したことで知られています。
名倉: 先生、なんでそんなに偉い人に逆らったんですか?
一休: 偉い人に逆らいたかったわけではない。
名倉: じゃあ、何が嫌やったんですか?
一休: 仏の教えを語りながら、名誉や地位ばかりを求める者がおった。
徳井: ああ……。
一休: 外から立派に見えても、心まで立派とは限らぬ。
福田: それは、今の時代でもありますね。
有田: 先生、今の会社だったら、上司にめちゃくちゃ嫌われますよ。
一休: そうかもしれぬな。
上田: 先生、もし会社員だったらどうします?
一休: まず、その会社が何をしておるのか聞きたいのう。
有田: じゃあ、テレビ局にしましょう。
一休: てれび局?
有田: そうです。上田さんが社長で、先生が新人社員。
上田: なんで俺が社長なんだよ!
有田: で、上田社長が「一休くん、今日は朝から晩まで働いてもらうよ!」って言うんです。
一休: それは困る。
有田: どうします?
一休: 社長にも働いてもらおう。
名倉: アハハハ!
上田: いや、社長だって働いてるでしょ!
一休: ならば、一緒に働けばよい。
有田: 先生、社長が「俺は偉いんだから、お前だけ働け!」って言ったら?
一休: では、何が偉いのか尋ねよう。
有田: 社長だからです!
一休: 社長という名前が偉いのか、その者の働きが偉いのか?
有田: ……えーっと。
名倉: 有田、もう社長役やめとけ!
上田: 俺が社長の設定じゃなかったのかよ!
(スタジオ爆笑。)
原田: 先生、でも、そうやって周りとぶつかってばかりだと、疲れませんか?
(一休は少し考える。)
一休: 疲れることもある。
原田: やっぱり。
一休: ただ、黙っておれば楽になるとも限らぬ。
原田: ああ……。
一休: 言わずに後悔することもあれば、言って後悔することもある。
徳井: 先生、それ、めちゃくちゃ人間らしいですね。
一休: わしも人間じゃからな。
有田: 先生、悟った人って、もっと何でも正解を知ってると思ってました。
一休: わしも正解ばかり知っておれば、ずいぶん楽じゃったろうな。
上田: 先生、結構苦労されてたんですね。
一休: 苦労もした。失敗もした。それでも、わしはわしとして生きてきた。
(少し静かな空気が流れる。)
堀内: 先生!
上田: 何だよ!
堀内: 俺も俺として生きてる!
一休: それは見ればわかる。
名倉: 先生、ほんまや!
(全員爆笑。)
人生アルバム④:70歳を過ぎて出会った、森女という女性
(モニターに、静かな寺の庭と、琵琶を抱える女性の想像画が映る。)
上田: さあ、続いては先生の晩年のお話です。
徳井: 先生、ここは僕、ちゃんと聞きたいです。
有田: 徳井さん、さっきから恋愛の話になると急に真面目になるんですよ。
徳井: いや、だって、興味ありますやん。
上田: 一休さんは晩年、森女という女性との関係を詩に残しています。
原田: 先生、その方とは長く一緒に過ごしたんですか?
一休: わしの晩年に、大切な時間を共にした女性じゃ。
徳井: 先生、年を取ってから人を好きになるって、若い頃と違いましたか?
一休: 違うところもあれば、変わらぬところもあったじゃろうな。
徳井: 例えば?
一休: 若い頃は、明日のことを考える時間が長い。
原田: はい。
一休: 年を取ると、今日という一日のありがたさを、より強く感じることがある。
徳井: ……ああ。
一休: しかし、人を好きになれば、会いたくなる。声を聞きたくなる。それは、若い者とそう変わらぬ。
原田: うわあ……。
有田: 先生、でもちょっと待ってください。先生、恋愛してるときも、こんなに落ち着いてたんですか?
一休: どうじゃろうな。
有田: いや、絶対ドキドキしてたでしょ!
一休: おぬしは、わしの心臓まで見ておったのか?
上田: またそれだよ!
徳井: 先生、じゃあ、好きな人の前では緊張することもあったんですか?
一休: 人を大切に思えば、どう伝えればよいか迷うこともある。
徳井: ああ……わかります。
名倉: お前、めちゃくちゃ共感してるな。
徳井: いや、ほんまに。
福田: 先生、森女さんは目が見えなかったんですよね。
一休: そう伝えられておる。
福田: じゃあ、言葉や声が大事やったんですかね。
一休: 言葉も、声も、共に過ごす時間も、大切だったのじゃろうな。
原田: 先生、好きな人と一緒にいるときって、何を話すんですか?
一休: 何も話さぬこともある。
原田: えっ?
一休: 黙っていても、心が安らぐことはある。
(原田が静かにうなずく。)
原田: ……いいなあ。
有田: 先生、ちょっと待ってください。僕ら、さっきから先生の恋愛話を聞いてるんですけど、先生、意外とモテるタイプだったんじゃないですか?
一休: さてな。
有田: 先生、そこは否定しないんですね!
一休: おぬしがそう思うなら、そういうことにしておこう。
上田: 先生、余裕ありますね!
堀内: 先生! 俺もモテたい!
一休: まずは、相手の話をよく聞くことじゃ。
堀内: はい!
一休: そして、昨日の飯の話ばかりせぬことじゃ。
名倉: アハハハ! 先生、まだカレー覚えてる!
堀内: じゃあ、明日のカレーの話する!
上田: 何も変わってねえよ!
人生アルバム⑤:反骨の一休さんが、大徳寺のトップに!?
(モニターに「1474年・大徳寺住持就任」の文字が現れる。)
上田: そして先生、ここがまた面白いんですよ。
有田: 何ですか?
上田: 一休さんは、晩年になって大徳寺の住持を務めることになったんです。
名倉: えっ、先生、偉いお坊さんになったんですか!?
一休: そういう役目を担うことになった。
有田: ちょっと待ってください! 先生、ずっと偉いお坊さんを批判してたじゃないですか!
一休: 偉いというだけで批判したわけではない。
有田: でも、先生自身がトップになっちゃったんですよね?
一休: そうじゃな。
徳井: 先生、それ、会社でいうと、ずっと社長に文句言ってた人が社長になるようなものですよね。
上田: 確かに!
堀内: 一休社長!
名倉: 会社ちゃうわ!
有田: 先生、トップになったら、今度は部下に怒られたりしませんでした?
一休: さて、どうじゃったかな。
上田: 先生、そこは覚えてないんですか?
一休: 長く生きれば、いろいろなことがある。
有田: 先生、都合の悪いことだけ忘れてません!?
一休: おぬしも、忘れたいことがあるじゃろう?
有田: ……あります。
一休: では、お互い様じゃ。
(全員爆笑。)
福田: でも先生、なんでその役目を引き受けたんですか?
一休: 当時の大徳寺には、応仁の乱で傷んだ寺を立て直すという大きな課題があった。
上田: ああ、戦乱の時代ですもんね。
一休: わし一人で何もかもできるわけではない。多くの人の力が必要じゃった。
原田: 先生、そういう仕事もしたんですね。
一休: 口で批判するだけでは、何も変わらぬこともあるからのう。
徳井: ああ……。
有田: 先生、じゃあ、偉い人になるのが嫌だったわけじゃないんですね。
一休: 偉い人になることが目的ではない。何のために、その役目を引き受けるかじゃ。
名倉: なるほどなあ。
堀内: 先生! 俺も社長になる!
上田: だから会社じゃねえよ!
堀内: カレー株式会社!
福田: またカレーかい!
一休: ほう。では、わしは掃除係を引き受けよう。
堀内: 先生が掃除係!?
一休: 社長が偉いなら、掃除をする者も偉い。誰かが掃除せねば、寺も会社も汚れるからのう。
原田: ああ、そうですね。
有田: 先生、じゃあ上田さんは何係ですか?
一休: そうじゃな……。
(一休は上田をじっと見る。)
一休: 鐘つき係じゃ。
上田: なんでですか!?
一休: よく響く声をしておる。
(スタジオ大爆笑。)
名倉: 先生、最後まで上田いじるなあ!
上田: 先生! もう僕、今日ずっと鐘扱いですよ!
一休: では、一つ鳴らしてみよ。
上田: 鳴らしませんよ!
堀内: ゴーン!
上田: お前が鳴らすな!
(全員爆笑。)
人生アルバムの最後:一休さんが80年の人生で後悔していること
(モニターに、夕暮れの寺の庭が映し出される。)
上田: いやあ、先生、本当にいろんな人生を歩んできたんですね。
一休: そうじゃな。
原田: 先生、最後に一つ聞いてもいいですか?
一休: 何じゃ?
原田: 80年も生きてきて、後悔してることってありますか?
(一休は少し考える。)
一休: あるとも。
原田: えっ、あるんですか?
一休: 人を傷つけたこともあったじゃろう。自分の言葉が強すぎたこともあったかもしれぬ。
徳井: 先生でも、そういうことを考えるんですね。
一休: わしが人間である以上、間違いを犯さぬとは言えぬ。
上田: じゃあ、もし人生をやり直せるとしたら、どうします?
一休: さて……。
(一休はしばらく黙る。)
一休: やり直しても、また別の間違いをするかもしれぬな。
原田: ああ……。
一休: だから、過ぎた日を何度も生き直すより、今日の一日をどう生きるかを考えたい。
(スタジオが静かになる。)
徳井: ……先生、いい話ですね。
有田: ちょっと待ってください。先生、さっきまで上田さんを鐘扱いしてた人ですよね?
一休: そうじゃ。
有田: その人が、急にこんないい話するんですか!?
一休: 鐘も、よい音を出すことがある。
上田: もういいですよ! 鐘の話は!
(全員爆笑。)
堀内: ゴーン!
名倉: もう鳴らすな!
次のコーナーへ:一休さんから7人への最後の質問
上田: さあ、いよいよ番組も終盤となりました。
原田: ええっ、もう終わり!?
有田: いや、先生、まだ聞きたいこといっぱいありますよ!
一休: ほう。わしも、おぬしらに聞きたいことがある。
上田: えっ、先生からですか?
一休: うむ。今日は、おぬしらにずいぶん質問されたからのう。
徳井: じゃあ、今度は僕たちが答える番ですね。
一休: そうじゃ。
堀内: 先生! カレーの問題!?
一休: いや、今度は少し違う。
上田: どんな問題ですか?
(一休は7人をゆっくり見渡す。)
一休: おぬしらは、毎日人を笑わせておるそうじゃな。
上田: はい。
一休: では、聞こう。
一休: 「おぬしら自身は、いつ、心から笑っておるのじゃ?」
(7人が顔を見合わせる。)
有田: ……えっ?
原田: それ、どういう意味ですか?
一休: さてな。答えは、おぬしらが知っておるはずじゃ。
(上田が少し考え込む。)
上田: ……先生、最後に難しい問題を出しましたね。
一休: そうか? わしには、さほど難しく思えぬが。
(堀内が何か言おうとして口を開く。しかし、いつもと違って、少し考えている。)
有田: あれ? ホリケンが黙った!
名倉: 珍しいな!
堀内: ……先生、ちょっと待って。今、考えてる。
一休: うむ。ゆっくり考えよ。
(スタジオに、小さな笑いが広がる。)
こうして、一休宗純の人生を振り返るコーナーは幕を閉じた。しかし、最後に一休が投げかけた問いは、7人に思いがけない答えを求めることになる。
Topic 5:一休さん最後のとんち! 7人の芸人が笑いの本当の意味を考えた夜

この作品は、一休宗純と実在する芸人たちが時代を超えて共演する非公式の架空対談です。会話、演出、出演者の反応はすべて創作であり、実際の番組や本人の発言ではありません。
(スタジオには、先ほどまでの賑やかさとは少し違う空気が流れている。)
(一休宗純が7人に投げかけた質問。)
「おぬしら自身は、いつ、心から笑っておるのじゃ?」
(堀内健が珍しく黙り込んでいる。その様子を見た有田哲平が、すかさず身を乗り出した。)
最終コーナー:一休さんから7人への逆質問!
有田哲平: ちょっと待ってください! ホリケンが考え込んでるって、これ大事件ですよ!
上田晋也: いや、考えることくらいあるだろ!
名倉潤: でも、こんなに静かなホリケン、久しぶりに見たわ。
堀内健: ……うーん。
福田充徳: 何をそんなに考えてるんですか?
堀内: いや、先生に聞かれたじゃん。いつ心から笑ってるかって。
原田泰造: うん。
堀内: 俺、毎日笑ってるんだけどさ。
一休宗純: うむ。
堀内: いつ笑ってるかって聞かれると……わかんないんだよね。
有田: いや、昨日の晩ご飯もわからなかっただろ!
上田: そこに戻すな!
一休: (笑いながら)おぬしは、わからぬことが多くて楽しそうじゃな。
堀内: そう! 楽しい!
一休: ならば、それでよいではないか。
堀内: えっ? もう正解!?
一休: わしは試験官ではないからのう。
名倉: 先生、さっきまでずっと試験みたいなことしてたやん!
一休: あれは、おぬしらが勝手に始めたのじゃ。
上田: そうでしたね!
(スタジオに笑いが戻る。)
「人を笑わせること」と「自分が笑うこと」
原田: 先生、僕、ちょっとわかる気がします。
一休: 何がじゃ?
原田: 僕たちって、仕事で人を笑わせようとするじゃないですか。
一休: うむ。
原田: でも、何も考えずに友達と笑ってるときって、やっぱり楽しいんですよ。
有田: 泰造さん、仕事中は楽しくないんですか?
原田: いや、楽しいよ!
有田: 今、ちょっと危ない発言しましたよ!
上田: いちいち揚げ足取るな!
原田: そうじゃなくてさ。笑わせなきゃって思ってるときと、自然に笑ってるときって、ちょっと違うんだよ。
一休: ほう。
原田: だから、先生がさっき聞いたこと、なんかわかる気がした。
一休: ならば、よい答えを聞かせてもろうた。
原田: えっ、僕、答えました?
一休: うむ。
原田: やったあ!
有田: 泰造さん、正解した小学生みたいになってる!
徳井義実: 先生、でも、笑わせようとすること自体は悪くないですよね?
一休: もちろんじゃ。
徳井: 僕らは、それを仕事にしてますから。
一休: 人を喜ばせようとするのは、尊いことじゃと思う。
福田: そう言ってもらえると嬉しいですね。
一休: ただ、人を笑わせようとするあまり、自分の心が苦しくなることもあるのではないか?
(徳井が少し考える。)
徳井: ……ありますね。
上田: まあ、仕事ですからね。うまくいかない日もありますし。
一休: そうじゃろうな。
有田: 先生、僕なんか、面白いこと考えてるときに全然面白くないことありますよ。
上田: どういうことだよ?
有田: いや、ずっと考えてると、何が面白いのかわかんなくなるんですよ。
一休: ほう。では、そういうときはどうする?
有田: ……寝ます。
一休: よいな。
上田: 先生、寝るだけでいいんですか!?
一休: 疲れておるなら、寝るのもよかろう。
堀内: 先生! じゃあ、今寝ていい!?
名倉: 仕事中や!
一休: おぬしは、もう少し起きておれ。
(全員爆笑。)
一休さん、7人の芸人に弟子入り!?
有田: 先生、僕、逆に聞きたいんですけど。
一休: 何じゃ?
有田: 先生は今日、僕らとしゃべって楽しかったですか?
一休: 楽しかったぞ。
原田: 本当ですか!?
一休: うむ。ずいぶん笑わせてもろうた。
徳井: じゃあ、先生、僕らの芸人としての実力はどうでした?
一休: さてな。芸人の腕前は、わしにはわからぬ。
上田: いや、先生、さっきから僕らのことめちゃくちゃいじってるじゃないですか!
一休: そうか?
上田: そうですよ!
一休: ならば、わしも芸人になれるかのう。
有田: なれますよ!
堀内: 先生! 俺とコンビ組もう!
名倉: またそれか!
堀内: 「一休二休」!
一休: ほう。まだ覚えておったか。
堀内: 当たり前じゃん!
一休: 昨日の飯は忘れるのに、こちらは覚えておるのじゃな。
有田: アハハハ! 先生、そこ大好きですね!
堀内: 先生、俺、今日から一休さんの弟子になる!
一休: では、明日の朝から寺の掃除じゃ。
堀内: ええっ!?
上田: ほら、言わんこっちゃない!
一休: そして、掃除が終わったら座禅じゃ。
堀内: 何時間!?
一休: まずは、三分。
堀内: 三分ならできる!
一休: ただし、口を閉じてな。
名倉: 絶対無理や!
堀内: できるもん!
上田: じゃあ、今やってみろよ!
(堀内が床に座り、背筋を伸ばす。)
堀内: ……一、二、三……。
福田: 声に出して数えてるやん!
一休: まだ一息もたっておらぬぞ。
(スタジオ爆笑。)
堀内: 先生! 修行って難しいね!
一休: そうじゃな。だから、何度でもやるのじゃ。
最後のとんち:この中で、一番偉い人は誰?
上田: さあ、先生、そろそろお時間なんですが、最後に一つだけ、何か問題を出していただけませんか?
一休: では、そうしよう。
有田: おっ! 最後のとんち!
原田: 楽しみ!
一休: ここに七人の芸人がおる。
上田: はい。
一休: その中で、一番偉いのは誰じゃ?
(7人が顔を見合わせる。)
有田: えっ、これ、最後に仲間割れさせる問題ですか!?
名倉: 先生、怖いこと聞くなあ!
徳井: 偉いって、どういう意味ですか? 芸歴とか?
一休: どう考えてもよい。
有田: じゃあ、上田さん!
上田: 何で俺だよ!
有田: 一番大きな声でしゃべってるから。
一休: ほう。声が大きければ偉いのか?
有田: いや、そういうわけじゃないですけど。
名倉: じゃあ、泰造ちゃう? 一番人がよさそうやし。
原田: えっ、僕!?
一休: 人がよければ偉いのか?
名倉: いや、まあ……。
堀内: 俺!
上田: 何でだよ!
堀内: 一休さんの弟子だから!
一休: まだ掃除もしておらぬぞ。
(全員爆笑。)
福田: 先生、正解は誰なんですか?
一休: わしには決められぬ。
上田: えっ、また答えがないんですか!?
一休: いや、答えはある。
徳井: 何ですか?
一休: 誰が一番偉いかを決めるより、誰が何をしてくれたかを見たほうがよい。
(7人が静かになる。)
一休: おぬしらは、互いに助け合って笑いを作っておるのじゃろう?
上田: はい。
一休: 一人が話し、一人が笑い、一人が突っ込み、一人が妙なことを始める。
(堀内が嬉しそうにうなずく。)
一休: その中で、一人だけ偉いと決める必要があるのかのう。
原田: ……ないですね。
徳井: そうですね。
一休: では、わしの答えはそれじゃ。
有田: 先生、なんか……いい話ですね。
上田: そうだな。
一休: ただし。
上田: ただし?
一休: 今日、一番よく働いたのは、あの大声の男かもしれぬな。
(一休が上田を指さす。)
有田: アハハハハ!
名倉: 鐘つき係!
堀内: ゴーン!
上田: もう鐘の話やめろよ!
一休: よく響く鐘は、寺に必要じゃ。
上田: 先生、それ褒めてるんですか!?
一休: もちろんじゃ。
有田: 上田さん、よかったですね! 一休さん公認の鐘ですよ!
上田: 何だよ、その認定!
(スタジオが大きな笑いに包まれる。)
エンディング:一休さんが持ち帰ったもの
上田: いやあ、先生、今日は本当にありがとうございました!
全員: ありがとうございました!
一休: こちらこそ、楽しかったぞ。
原田: 先生、また来てください!
一休: うむ。機会があればな。
徳井: 次は、恋愛の話だけで一時間やりたいです。
上田: お前、まだ聞き足りないのかよ!
有田: いや、僕は先生と一緒に飲みに行きたいですね。
一休: ほう。それも楽しそうじゃ。
名倉: 先生、今の時代のお酒、いろいろありますよ。
一休: そうか。では、一つずつ教えてもらおう。
福田: 先生、全部飲んだら大変ですよ!
一休: では、少しずつじゃな。
堀内: 先生! カレーも食べよう!
上田: お前は最後までカレーか!
一休: うむ。今日、わしが覚えたことが三つある。
上田: 何ですか?
一休: 一つ。今の世には、遠くの人に顔を見せる箱がある。
有田: テレビですね!
一休: 二つ。人を笑わせることを仕事にする者がおる。
原田: はい!
一休: 三つ。
(一休が堀内を見る。)
一休: 昨日の飯を思い出すのは、案外難しい。
(スタジオ大爆笑。)
堀内: 先生! もう忘れないよ!
一休: ほう。では、昨日は何を食べた?
堀内: カレー!
一休: その前の日は?
堀内: ……えっ?
名倉: アハハハ! また忘れとる!
上田: 先生、もう勘弁してください!
(一休は声を上げて笑う。)
一休: いやあ、よい一日じゃった。
原田: 先生、本当に楽しかったです!
一休: わしもじゃ。
(一休がゆっくり立ち上がる。7人も立ち上がり、拍手を送る。)
上田: では、最後に一休さんから、視聴者の皆さんへ一言お願いします!
(一休はカメラを見つめる。)
一休: 今日、わしはずいぶん笑った。おぬしらも、誰かと笑える日があれば、それを大切にするとよい。
(原田が静かにうなずく。)
一休: ただし、無理に笑う必要はないぞ。悲しい日も、腹の立つ日もある。それも人の世じゃ。
徳井: ……はい。
一休: そして、もし笑える日が来たなら、遠慮せず笑えばよい。
(少しの沈黙。)
有田: ……先生。
一休: 何じゃ?
有田: 最後、すごくいいこと言いましたね。
一休: そうか?
有田: はい。
一休: では、今の言葉を忘れぬようにしてくれ。
有田: もちろんです!
一休: ついでに、寺の掃除の約束も忘れるなよ。
全員: ええええっ!?
上田: 先生! まだそれ生きてたんですか!?
一休: 約束は約束じゃ。
堀内: 先生! 掃除したらカレー出る!?
一休: それは、おぬしが作れ。
堀内: やったあああ!
名倉: 何で喜んでんねん!
上田: ということで、本日のゲスト、一休宗純さんでした! ありがとうございました!
全員: ありがとうございました!
(一休が手を振りながら退場する。堀内が後ろをついていこうとする。)
上田: おい、ホリケン! どこ行くんだよ!
堀内: 寺の掃除!
有田: アハハハハ!
上田: お前、明日からでいいんだよ!
(スタジオに最後の笑いが広がる。)
こうして、一休宗純と7人の芸人による、時代を超えた架空のバラエティー対談は幕を閉じた。
最後に

もし本当に一休宗純が現代のテレビ番組に出演したら、私たちは何に一番驚くのでしょうか。
鋭いとんちでしょうか。お坊さんらしくない自由な生き方でしょうか。それとも、80歳になっても恋愛や人生について率直に語る、その人間らしさでしょうか。
今回の架空対談では、7人の芸人たちが一休さんに次々と質問をぶつけました。
ところが、一休さんは、いつも期待どおりの答えを返してくれるわけではありません。
「この橋渡るべからず」という有名な問題にも、まず橋が安全なのかを尋ねます。
お酒や恋愛について聞かれても、立派な人間のふりをしません。
自分の人生を振り返る場面でも、失敗や後悔のない完璧な聖人として振る舞うことはありませんでした。
そこに、今回の物語で描きたかった一休さんの魅力があります。
知恵とは、誰よりも早く正解を出すことだけなのでしょうか。
誰かの言葉を疑ってみること。自分の思い込みに気づくこと。わからないことを、わからないと認めること。
そして、真剣に考える一方で、自分自身を笑う余裕を持つこと。
一休さんの反骨精神は、単なる規則嫌いや反抗心ではありません。何のための規則なのか、誰のための権威なのかを問い直す姿勢として、現代にも通じるものがあります。
もう一つ、心に残るのは老いと愛の話です。
年齢を重ねても、人を愛し、誰かと過ごす時間を大切にする。その姿は、人生の後半にも新しい出会いや喜びがあることを感じさせます。
そして最後に、一休さんが7人に問いかけました。
「おぬしら自身は、いつ、心から笑っておるのじゃ?」
私たちは、日々の仕事や責任に追われる中で、自分が何を楽しみ、誰といると心が安らぐのかを忘れてしまうことがあります。
けれども、人生を深刻に考えることと、笑って生きることは、決して矛盾しません。
今回の対談で最も印象的だったのは、一休さんが7人に何かを教え込んだことではなく、8人が一緒になって笑い、ときには考え込み、また笑い始めたことだったのかもしれません。
※この結びは創作された会話をもとにした解釈です。一休宗純の実際の思想や発言をそのまま再現したものではなく、実在する出演者の考えを示すものでもありません。

登場人物紹介
一休宗純(1394〜1481)
室町時代の禅僧。形式や権威への批判、独自の詩作で知られます。晩年には大徳寺の住持を務めました。生涯については酬恩庵一休寺を参照。今回の創作では、鋭い質問とユーモアで7人を翻弄するゲストとして登場します。
1月10日放送の「アナザースカイ」は上田晋也がイタリア・ベネチアへ。|アナザースカイ|日本テレビ
上田晋也
お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の一員で、司会者として活躍。今回の創作では、番組を進行しながら一休さんの予想外の返答に振り回される役回りです。
くりぃむしちゅー・有田哲平、好きなテレビ番組明かす「毎週見てるのは…」 | Narinari.com
有田哲平
「くりぃむしちゅー」の一員。自由な発想と即興的な笑いで知られます。今回の創作では、一休さんに難題を仕掛けるものの、逆質問で何度も困らされます。
名倉 潤|タレント一覧|初期費用0円・月額費用のみでタレント起用|アクセルジャパン
名倉潤
お笑いトリオ「ネプチューン」の一員。鋭いツッコミで会話を引き締めます。今回の創作では、一休さんの破天荒な行動に常識的な疑問を投げかけます。
バラエティーにドラマ主演でも活躍する原田泰造の目標とは 楽しいがずっと続くといいな/いまこの人/芸能/デイリースポーツ online
原田泰造
「ネプチューン」の一員で、俳優としても活動。今回の創作では、素直な質問を通じて一休さんの孤独や人生経験に触れます。
ホリケン舞台プロジェクト始動「タコ女」の恐怖とは - お笑いナタリー
堀内健
「ネプチューン」の一員。独特の発想と予測できない言動が持ち味です。今回の創作では、一休さんとの奇妙な師弟関係や、繰り返されるカレーの話で笑いを生みます。
徳井義実
お笑いコンビ「チュートリアル」の一員。今回の創作では、恋愛や人間関係に関する質問を通じて、一休さんの晩年の愛に迫ります。
「語りつくせ!課長 島耕作祭」ペナルティ・ヒデ×チュートリアル・福田インタビュー - お笑いナタリー 特集・インタビュー
福田充徳
「チュートリアル」の一員。今回の創作では、生活に根ざした素朴な疑問を投げかけ、一休さんの考えを読者にも身近なものにします。

Leave a Reply