• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer
Imaginary Conversation

Imaginary Conversation

Exploring the World Through Dialogue.

坂本龍馬がしゃべくり007に出演!? 芸人7人と令和の日本を語る

November 2, 2026 by もしもん Leave a Comment

はじめに:もし坂本龍馬が、令和の日本にやってきたら?

もし、坂本龍馬が現代の日本に現れたら、最初に何をするでしょうか。

スマートフォンを手に取り、世界中の人と話せることに驚くでしょうか。インターネットで商売を始めるでしょうか。それとも、今の日本を見渡し、まだ変えなければならないことがあると語り始めるでしょうか。

今回、そんな坂本龍馬を迎えるのは、まさかの『しゃべくり007』。

上田晋也、有田哲平、名倉潤、原田泰造、堀内健、徳井義実、福田充徳。個性のまったく違う7人の芸人たちです。

歴史の教科書では、坂本龍馬は幕末の変革に関わった人物として登場します。しかし、実際の彼はどんなことに笑い、何に驚き、誰と友達になりたかったのでしょうか。

龍馬が関わった亀山社中や海援隊の歴史を振り返ると、そこには政治だけでなく、交易や人と人との協力という興味深い側面が見えてきます。

また、国立国会図書館の坂本龍馬に関する人物資料をたどれば、後世に広まった英雄像の向こうに、激動の時代を生きた一人の人間の姿が浮かび上がります。

今回の架空対談では、龍馬が芸人7人を新しい海援隊に勧誘するという、少々無茶な展開から物語が始まります。

もちろん、そう簡単にはいきません。

上田は鋭くツッコミ、有田は話を脱線させ、福田は予算を心配する。堀内に至っては、龍馬が想像もしなかった提案を次々と持ち出します。

けれども、ここには一つの興味深い問いがあります。

まったく違う考え方を持つ人間同士が、笑いながら新しい未来をつくることはできるのでしょうか。

龍馬が関わった薩長同盟も、単独の英雄による奇跡ではなく、複数の人物と勢力の働きによって成立したものでした。その歴史を考える際には、国立国会図書館の近代日本に関する資料も参考になります。

もし龍馬が今の日本に生きていたら、私たちに何を問いかけるでしょう。

そして、令和の芸人たちは、幕末の龍馬に何を教えることができるでしょうか。

歴史と現代が出会う、少し不思議で、思い切り笑えて、ときには心に残る架空のトークショーが始まります。

※本記事は歴史上の坂本龍馬と実在の芸人たちを登場人物とした創作作品です。実際の『しゃべくり007』の放送内容や出演者本人の発言ではありません。歴史的事実を参考にしつつ、会話、感情、出来事の一部には創作上の演出を含みます。

Insert Video

Table of Contents
はじめに:もし坂本龍馬が、令和の日本にやってきたら?
Topic 1:坂本龍馬、芸人7人を新・海援隊にスカウト!?
Topic 2:龍馬、スマホとSNSで世界進出を宣言!?
Topic 3:龍馬の恋愛007! お龍との結婚と幕末の友情
Topic 4:新・薩長同盟ゲーム! 芸人7人は仲間になれるのか!?
Topic 5:龍馬、令和の日本を変える!? 新・船中八策を発表!
最終考察:龍馬が令和の日本で見つけた、本当に大切なもの

Topic 1:坂本龍馬、芸人7人を新・海援隊にスカウト!?

「おまんら7人となら、令和の日本で面白いことができそうぜよ!」

『しゃべくり007』のスタジオ。

いつものように、7人の芸人たちがソファに座っている。

しかし、今日のスタジオには、普段と違うものがあった。

中央に置かれた古びた木箱。その上には、一通の封書と古い地図が載っている。

上田晋也:「さあ、今日のゲストなんですけどね。スタッフから、かなり変わった方だと聞いております」

有田哲平:「変わった方って、どれくらい変わってるんですか?」

上田:「いや、俺も詳しく聞いてないんだよ」

原田泰造:「でも、この箱、何だろうね?」

堀内健:「あっ! わかった! 中に小さい上田さんが入ってる!」

上田:「入ってねえよ!」

徳井義実:「小さい上田さんでも、ツッコミの声は大きそうですね」

福田充徳:「箱の中から怒鳴られたら嫌やなあ」

そのとき、スタジオの照明が落ちた。

太鼓の音が響き、巨大なスクリーンに荒波を進む帆船が映し出される。

「幕末。日本が大きく変わろうとしていた時代。新しい未来を夢見た一人の男がいた」

スクリーンに、見覚えのある肖像写真が現れた。

名倉潤:「ちょっと待って。これ……」

徳井:「坂本龍馬ですよね?」

有田:「まさか、本人が来るんですか?」

上田:「いやいや、そんなわけないだろ!」

突然、スタジオの奥から声が響いた。

謎の声:「おおい! ここが、しゃべくりっちゅうところか!」

全員が振り返る。

そこには、着物に袴、腰には刀を差した一人の男が立っていた。

少し乱れた髪。人懐っこい笑顔。そして、初めて見るテレビスタジオを、子どものような好奇心で見回している。

坂本龍馬:「いやあ、まっこと賑やかなところじゃのう!」

泰造:「うわあ! 本物の龍馬さんだ!」

上田:「いや、どういう仕組みなんだよ!」

龍馬:「わしにもようわからん! けんど、せっかく来たんじゃ。面白いことをしたいのう!」

堀内:「龍馬さん! 僕、知ってる! 日本の夜明けぜよ!」

龍馬:「おお、威勢がええのう!」

堀内:「じゃあ、みんなで朝ごはん食べよう!」

上田:「夜明けを朝食の合図にするな!」

龍馬は腹を抱えて笑った。

龍馬:「こりゃあ面白い! わしは今日、ええところへ来たようじゃ!」

そして懐から一枚の紙を取り出し、七人の前に広げた。

そこには大きな文字で、こう書かれていた。

「新・海援隊 仲間募集」

上田:「……何ですか、これ?」

龍馬:「おまんらを、わしの新しい仲間に誘いに来たぜよ!」

有田:「えっ、僕らを?」

龍馬:「そうじゃ! 令和の日本で、新しい海援隊をつくるんじゃ!」

福田:「まだ何も説明されてへんのに、いきなり採用の話ですか?」

龍馬:「ほんなら、ゆっくり話そうかのう!」

上田:「今日、相当長くなりそうだな……」

スタジオが笑いに包まれた。

質問1:なぜ龍馬は、初対面の芸人たちを仲間にしたいのか?

上田:「龍馬さん、どうして僕らを仲間にしようと思ったんですか?」

龍馬:「それはのう、おまんらが面白そうじゃったからじゃ!」

上田:「理由、それだけですか?」

龍馬:「最初の理由としては、十分じゃろ?」

徳井:「龍馬さんって、初対面の人にもすぐ話しかけるタイプなんですね」

龍馬:「知らん人間に会うのは面白いき。自分の知らんことを知っちゅうかもしれんじゃろ?」

名倉:「でも龍馬さん、僕ら芸人ですよ。政治家でも商人でもないですし」

龍馬:「それがええんじゃ! 世の中を変える知恵が、侍だけにあるとは限らんじゃろ?」

泰造:「なんか、嬉しいなあ」

龍馬:「商人には商人の知恵がある。船乗りには船乗りの知恵がある。人を笑わせる仕事をしちゅうおまんらにも、わしの知らん知恵があるはずじゃ」

有田:「じゃあ、龍馬さん。上田さんのどこがいいと思います?」

龍馬は上田をじっと見つめた。

龍馬:「この人は、さっきからみんなに怒っちゅう」

上田:「怒ってるわけじゃないですよ!」

龍馬:「けんど、みんなが好き勝手にしゃべっても、ちゃんと話を戻してくれる。これは立派な仕事じゃ」

有田:「なるほど。上田さんは怒ることが仕事なんですね」

上田:「違うわ!」

龍馬:「ほら、また見事に戻した!」

堀内:「じゃあ、僕は?」

龍馬は少し考え込んだ。

龍馬:「おまんは……まだ、ようわからん!」

上田:「正解です!」

堀内:「ええっ!」

龍馬:「けんど、何をするかわからん人間が一人おるのも、面白いじゃろ」

福田:「組織に一人くらいならええですけど、毎日一緒やと大変ですよ」

堀内:「僕、毎日違う人間になります!」

上田:「余計に困るわ!」

徳井:「ところで龍馬さん、歴史上の海援隊って、どんな組織だったんですか?」

龍馬:「海運や商いなどを通じて活動した組織じゃ。もとになった亀山社中でも、仲間と船や交易のことを考え、実際に動いちょった」

福田:「ということは、ただの仲良しグループではなかったんですね」

龍馬:「もちろんじゃ。仕事をするには、金も船も人も要る。夢を語るだけでは、船は進まん」

福田:「おっ! そこはちゃんとわかってはるんですね! じゃあ、新・海援隊の資本金はいくらですか?」

龍馬が少し黙る。

龍馬:「……それは、これから考える」

福田:「あかんやないですか!」

有田:「福田さん、もう経理担当の顔になってますよ」

龍馬:「やっぱり福田殿は必要じゃのう!」

福田:「僕、まだ入るって言ってませんよ!」

泰造:「でも、龍馬さんと一緒に何か始めるのって、ちょっと楽しそうじゃない?」

龍馬:「わしは、令和の世界をまだよう知らん。じゃき、おまんらに教えてもらいたい。わしの知らん世界を、一緒に見に行きたいんじゃ」

徳井:「龍馬さんが僕らに教えるだけじゃなくて、僕らからも学びたいんですね」

龍馬:「そうじゃ! 仲間というのは、一方が偉いだけではつまらんじゃろ」

名倉:「それは、ええ考え方やな」

龍馬:「それに、おまんらは誰かが失敗しても、笑いに変えられる。失敗した人間が、もう一度顔を上げられるようにする。そういう力も世の中には必要じゃと思う」

有田:「龍馬さん、そんなふうに考えてくれるんですね」

堀内:「じゃあ、僕が転んだら笑っていい?」

龍馬:「おまんが笑ってほしいなら、笑うぜよ!」

堀内が勢いよく立ち上がり、その場で寝転がった。

上田:「本当に転ぶな!」

福田:「龍馬さん、こういう人が入る組織ですよ。ほんまに大丈夫ですか?」

龍馬:「ますます面白そうじゃ!」

上田:「不安になってくださいよ、少しは!」

質問2:芸人7人を採用するなら、どんな役職にする?

有田:「龍馬さん、せっかく新・海援隊をつくるなら、役職を決めましょうよ」

上田:「いや、まだ誰も入隊するとは言ってないんですけどね」

龍馬:「ほんなら、一人ずつ考えてみよう!」

龍馬は腕を組み、七人を見渡した。

龍馬:「まず、上田殿! おまんは交渉の責任者じゃ!」

上田:「交渉ですか?」

龍馬:「話がまとまらんときに、きちんと進めてくれそうじゃ」

有田:「でも、相手を怒鳴るかもしれませんよ」

上田:「怒鳴らねえよ!」

龍馬:「そのときは、わしが止める!」

上田:「俺が止められる側なんですか!」

龍馬:「次は有田殿。外交担当じゃ!」

有田:「外交!」

龍馬:「相手が予想せん話を持ち出せる人間は、外交でも役に立つかもしれん」

有田:「じゃあ、外国の大統領に会ったら、『昨日の晩ご飯、何でした?』って聞きます」

上田:「国家間の交渉を夕食の話から始めるな!」

龍馬:「いや、案外ええかもしれん。難しい話の前に、人間同士として話せるようになるのも大切じゃろ」

有田:「ほら! 龍馬さん、わかってくれました!」

上田:「お前の場合、晩ご飯の話だけで一時間終わるだろ!」

龍馬:「そのときは上田殿に頼もう!」

名倉:「ちゃんと役割分担できてるやん」

龍馬:「名倉殿は組織をまとめる役じゃ。みんなが好き勝手に動いても、全体を見てくれそうじゃ」

名倉:「まあ、このメンバーやったら、誰かが見とかんと大変やからな」

堀内:「名倉さん! 僕、明日から休みます!」

名倉:「まだ仕事始まってへんやろ!」

龍馬:「泰造殿は、仲間集めの担当じゃ!」

泰造:「えっ、僕が?」

龍馬:「おまんは、人を安心させる笑顔を持っちゅう。初めて会う人間とも、仲良くなれそうじゃ」

泰造:「じゃあ、世界中で友達をつくってくるよ!」

有田:「泰造さん、友達をつくりすぎて仕事を忘れそうですね」

泰造:「あっ、それはあるかも!」

上田:「自覚があるなら気をつけろよ!」

龍馬:「徳井殿は広報担当じゃ!」

徳井:「広報ですか」

龍馬:「新・海援隊が何をしようとしちゅうか、世の中に伝えてほしい」

徳井:「今ならSNSや動画で発信できますからね」

龍馬:「えすえぬえす?」

徳井:「世界中の人に、自分の考えや活動を伝えられる仕組みです」

龍馬:「ほう! それは面白そうじゃ!」

上田:「その話は、あとでゆっくり聞きましょう」

龍馬:「福田殿は金勘定の責任者じゃ!」

福田:「やっぱり僕ですか!」

龍馬:「夢を語る人間は多い。けんど、実際にどうやって続けるかを考える人間も必要じゃろ」

福田:「それはそうです。ほな、給料の話をしましょう」

龍馬:「給料か……」

有田:「夢で払うというのはどうですか?」

福田:「夢では生活できへん!」

龍馬:「ほんなら、夢を商いに変える方法を考えよう!」

福田:「いや、そこを僕に丸投げせんといてください!」

最後に、龍馬は堀内を見た。

龍馬:「さて、堀内殿じゃが……」

堀内:「僕、もう決めました! 海藻部長!」

名倉:「なんで海藻やねん!」

堀内:「海援隊だから、海藻!」

福田:「理由が浅すぎる!」

龍馬:「それで何をするんじゃ?」

堀内:「海の中から、みんなを応援します!」

上田:「海の中にいたら仕事できねえだろ!」

龍馬はしばらく考え込んだ。

龍馬:「よし! 堀内殿は自由担当じゃ!」

堀内:「自由担当!」

龍馬:「誰も思いつかんことを考えてくれ。ただし、人を困らせるだけではいかん。みんなが前へ進めるように、その自由な発想を使ってほしい」

堀内:「わかりました! じゃあ、今日から自由に帰ります!」

上田:「帰るな!」

龍馬は笑いながら、七人の役職を紙に書き込んだ。

新・海援隊の役職

担当者

交渉責任者

上田晋也

外交担当

有田哲平

組織管理担当

名倉潤

仲間集め担当

原田泰造

広報担当

徳井義実

経理・資金計画担当

福田充徳

自由発想担当・海藻部長

堀内健

上田:「なんか、本当に組織ができちゃいましたね」

徳井:「役割だけ見ると、意外とバランスがいいですよ」

福田:「ただし、まだ事業内容も予算も決まってませんからね」

龍馬:「それは、これからみんなで考えるぜよ!」

有田:「龍馬さん、僕らが入ることはもう確定なんですね?」

龍馬:「もちろんじゃ!」

上田:「だから、まだ返事してねえんだよ!」

龍馬:「ほんなら、まずは一緒に飯でも食おう!」

泰造:「いいですね!」

福田:「その食事代、誰が出すんですか?」

龍馬:「……福田殿、頼む!」

福田:「経理担当を財布代わりにせんといてください!」

質問3:龍馬は、なぜ身分や立場の違う人々と協力しようとしたのか?

役職が決まったところで、上田が少し真面目な表情になった。

上田:「龍馬さんの時代って、身分の違いも大きかったでしょうし、藩同士の対立もあった。そんな時代に、どうして違う立場の人たちと協力しようと思ったんですか?」

龍馬は少しだけ姿勢を正した。

龍馬:「それは、わし一人では何もできんと思うちょったからじゃろうな」

徳井:「龍馬さんでも、そう思っていたんですか?」

龍馬:「当たり前じゃ。わし一人で船を動かせるわけでもない。商いも、政治も、世の中を変えることも、一人ではできん」

泰造:「例えば、勝海舟さんとの出会いも大きかったんですよね?」

龍馬:「そうじゃ。勝先生からは、海軍のことも、世界の見方も、わしの知らんことをたくさん学んだ」

有田:「でも、勝海舟さんって幕府側の人ですよね?」

龍馬:「そうじゃ。けんど、立場が違うからこそ、聞いてみたいこともあるじゃろ」

名倉:「相手が何を知ってるか、まず聞いてみるんやな」

龍馬:「そうじゃ。わしも最初から何でもわかっちょったわけではない。人に会うて、話を聞いて、自分の考えが変わることもあった」

徳井:「考えが変わることを、悪いことだとは思わなかったんですね」

龍馬:「新しいことを知って考えが変わるのは、恥ずかしいことではないと思うぜよ」

福田:「でも、意見が違う人と協力するのって、実際には難しいですよね」

龍馬:「もちろんじゃ。何でも簡単に話がまとまるわけではない」

福田:「今の会社でもそうですよ。営業と経理で意見が合わなかったり、社長と社員で考えが違ったり」

龍馬:「令和にも、そういうことがあるがか」

有田:「うちの新・海援隊も、もう社長と経理が揉めてますからね」

上田:「まだ会社になってねえんだよ!」

龍馬:「けんど、福田殿が金の心配をするのも、わしが新しいことを始めたいと思うのも、どちらも必要じゃろ?」

福田:「まあ、それはそうですね」

龍馬:「ほんなら、どちらかが黙る必要はない。どうすれば両方の考えを活かせるか、話せばええ」

上田:「薩長同盟のときも、そういう考え方だったんですか?」

龍馬:「薩摩と長州には、深い対立があった。けんど、あれはわし一人の手柄ではない。中岡慎太郎殿も動いちょったし、西郷殿や桂殿ら、それぞれの立場で決断した人間がおった」

名倉:「いろんな人が関わって、ようやく成立したんやな」

龍馬:「そうじゃ。歴史は、一人の人間だけで動くものではないき」

有田:「じゃあ、龍馬さん。もし薩摩と長州の代表が上田さんと僕だったら、同盟は成立しましたかね?」

上田:「なんで俺たちが薩摩と長州なんだよ!」

龍馬:「それは面白い問いじゃのう。実際に試してみたい!」

有田:「じゃあ、僕は上田さんに一週間ツッコミを禁止してもらいます」

上田:「そんな条件、絶対に飲まねえよ!」

有田:「ほら、交渉決裂です」

名倉:「始まって三秒や!」

龍馬:「ほんなら、次は本気で交渉してみようかのう!」

上田:「いや、今日はまだやりませんよ!」

龍馬:「そうか。残念じゃのう」

泰造:「でも龍馬さん、僕、今日ちょっと考えが変わりました」

龍馬:「ほう、何がじゃ?」

泰造:「教科書で龍馬さんを見ると、すごいことをした人っていう印象が強いんです。でも、こうして話してると、人と会うのが本当に好きな人なんだなって思って」

龍馬は照れくさそうに笑った。

龍馬:「わしも、今日おまんらに会えて嬉しいぜよ」

泰造:「なんか、友達になれそうな気がします」

龍馬:「もちろんじゃ! もう友達じゃろ!」

泰造:「えっ、いいんですか?」

龍馬:「友達になるのに、何か許可が要るがか?」

泰造:「いや、要らないですね!」

二人が笑い合う。

福田:「でも、友達と仕事をするのは別の話ですよ。お金のことも、責任のことも決めないと」

龍馬:「そうじゃな。じゃき、福田殿が必要なんじゃ!」

福田:「また僕に戻ってきた!」

上田:「龍馬さん、最後に一つ聞いていいですか? 僕ら7人が本当に新・海援隊に入ったら、最初に何をしたいですか?」

龍馬は少し考えた。

龍馬:「まずは、令和の世界をもっと知りたい。今の日本には、どんな人間がおって、どんな商いをして、どんな夢を持っちゅうのか。それを見てみたい」

有田:「じゃあ、海外にも行きます?」

龍馬:「もちろんじゃ!」

福田:「海外出張ですか? 旅費はどうするんですか?」

龍馬:「ほんなら、まずは近くから始めよう!」

名倉:「急に現実的になったな」

龍馬:「その前に、一つ教えてほしいことがある。さっき言うちょった、えすえぬえす、というものじゃ」

徳井:「SNSですね。スマートフォンがあれば、世界中の人とつながれるんですよ」

徳井はポケットからスマートフォンを取り出した。

龍馬の目が丸くなる。

龍馬:「……なんじゃ、その小さな板は?」

有田:「龍馬さん、これが令和の黒船です」

上田:「いや、黒船ではねえよ!」

龍馬:「こんな小さなものが、世界を変えるがか!?」

徳井:「ある意味、そうかもしれませんね」

龍馬はスマートフォンを覗き込み、しばらく黙っていた。

龍馬:「おまんら! こりゃあ、新・海援隊にとって、とんでもない道具になるかもしれんぜよ!」

有田:「龍馬さん、もう商売のことを考えてますね?」

福田:「お願いですから、何を売るか決めてからにしてくださいよ!」

堀内:「僕、ワカメを世界に売ります!」

上田:「海藻部長、もう仕事始めてるのかよ!」

龍馬は徳井の手にあるスマートフォンを、もう一度見つめた。

龍馬:「この小さな板の向こうに、どれほど広い世界があるんじゃろうな……」

新・海援隊には、まだ船も資金も事業計画もない。

けれども龍馬の目には、すでに次の世界が映っているようだった。

上田:「龍馬さん、次はスマートフォンの使い方を教えてもらいましょうか」

龍馬:「頼むぜよ!」

有田:「ただし、SNSには気をつけたほうがいいこともありますよ」

龍馬:「ほう? 何じゃ?」

有田:「変なことを投稿すると、世界中に広まっちゃいますから」

堀内:「じゃあ、僕のワカメも世界中に!」

上田:「お前は投稿する前に俺に見せろ!」

龍馬は楽しそうに笑った。

龍馬:「いやあ、令和の日本は面白いのう!」

そして、徳井のスマートフォンに手を伸ばした。

Topic 2:龍馬、スマホとSNSで世界進出を宣言!?

「船がなくても世界と商売できる!? ほんなら、日本の夜明けはもう始まっちゅう!」

徳井義実が差し出したスマートフォンを、坂本龍馬は両手で慎重に受け取った。

まるで初めて西洋の精巧な機械を見た少年のように、目を輝かせている。

坂本龍馬:「なんじゃ、この黒い板は。鏡のようじゃが、わしの顔が映らんぞ」

徳井義実:「龍馬さん、横にあるボタンを押してみてください」

龍馬がボタンを押すと、画面が明るくなる。

龍馬:「おおっ! 光った!」

上田晋也:「そんなに驚きます?」

龍馬:「当たり前じゃ! 火もつけんと光るんじゃぞ!」

有田哲平:「龍馬さん、それで世界中の人と話せるんですよ」

龍馬:「世界中!? ほんなら、アメリカの人間ともか?」

有田:「もちろんです」

龍馬:「イギリスも?」

徳井:「はい」

龍馬:「オランダも?」

名倉潤:「どこでもええねん! 世界中言うてるやろ!」

龍馬:「なんと便利な世の中じゃ! わしらが船で何日もかけて運んだ知らせが、一瞬で届くがか!」

福田充徳:「そうですね。通信だけなら、ほとんど一瞬です」

龍馬:「……これは、海援隊の仕事がなくなるかもしれんのう」

上田:「さっき結成したばっかりですよ!」

堀内健:「大丈夫! 海藻はまだ必要です!」

上田:「お前の部署の話はしてねえよ!」

龍馬は画面を見つめながら、しばらく考え込んだ。

そして突然、顔を上げる。

龍馬:「いや、待てよ。知らせが早う届くなら、商いはもっと面白うなるはずじゃ!」

有田:「出ました。龍馬さんの商売スイッチ!」

質問1:スマートフォンを初めて見た龍馬は、何に一番驚く?

徳井:「龍馬さん、まずは実際に使ってみましょう。ここを押すと、写真が撮れます」

龍馬:「写真? こんな小さなものにか?」

徳井:「はい。しかも撮った写真を、すぐに誰かに送れます」

龍馬:「すぐに!?」

徳井:「そうです」

龍馬:「わしの時代は、写真を撮るだけでも大仕事じゃったぞ」

原田泰造:「龍馬さんの有名な写真、ありますよね。ブーツを履いて立ってるやつ」

龍馬:「ほう、あの写真が令和まで残っちゅうがか」

有田:「残ってますよ。日本中の人が知ってます」

龍馬:「それは少し恥ずかしいのう」

上田:「何を今さら照れてるんですか!」

名倉:「龍馬さん、せっかくやから一枚撮ってみたら?」

龍馬:「よし! 撮ろう!」

龍馬はスマートフォンを顔に近づけすぎて、画面いっぱいに鼻を映す。

徳井:「龍馬さん、もう少し離してください」

龍馬:「こうか?」

今度は画面に天井しか映らない。

上田:「なんで急に天井を撮るんだよ!」

龍馬:「難しいのう。写真師はどこにおる?」

有田:「もう龍馬さんが写真師なんですよ」

龍馬:「わしが!?」

泰造:「そうですよ。誰でも撮れるんです」

龍馬:「ほんなら、写真師も新しい仕事を考えんといかんのう」

福田:「そこまで考えるんですね」

龍馬:「便利なものができれば、仕事も変わるじゃろ。変わることを嘆くより、何ができるか考えたいのう」

上田:「おお、いいこと言いますね」

そのとき、徳井がスマートフォンを操作した。

画面の龍馬の頭に、猫の耳が現れる。

龍馬:「……ん?」

龍馬が首を傾げると、猫耳も一緒に動く。

龍馬:「なんじゃああ! わしの頭から耳が生えちゅう!」

堀内:「龍馬ニャン!」

有田:「龍馬さん、ちょっと『ニャー』って言ってみてください」

龍馬:「にゃあ!」

上田:「言うんかい!」

龍馬:「はっはっは! これは面白い! わしが猫になったぜよ!」

名倉:「えらい気に入ったなあ」

徳井:「じゃあ、これも試してみます?」

今度は龍馬の顔に、巨大な口と小さな目の加工がかかる。

龍馬:「おお! わしが別人になった!」

有田:「龍馬さん、これなら幕府の役人にも見つからないですね」

龍馬:「なるほど! 変装にも使えるがか!」

上田:「いや、実際に会ったら普通に見つかりますよ!」

堀内:「僕も変装する!」

堀内が龍馬の隣に顔を出す。

画面には、猫耳の龍馬と犬の鼻をつけた堀内が並んだ。

堀内:「ワン!」

龍馬:「ニャー!」

上田:「お前ら、何やってんだよ!」

泰造:「でも、楽しそうだなあ!」

龍馬:「いやあ、令和の日本はすごいのう。こんな道具を、みんなが持っちゅうがか?」

徳井:「多くの人が持っていますね」

龍馬:「わしの時代なら、外国の偉い人でも驚くじゃろうな」

名倉:「まあ、当時なら魔法みたいなもんやろな」

龍馬:「けんど、これだけ便利になっても、みんな幸せになったがか?」

少しだけ、スタジオの空気が変わる。

徳井:「便利になったことは多いですけど、悩みがなくなったわけではないですね」

龍馬:「そうか。道具が進歩しても、人間の心は別の話なんじゃのう」

有田:「龍馬さん、猫耳をつけたまま深い話をしないでください」

上田:「説得力が妙なことになってるわ!」

龍馬は画面に映る猫耳を見て、また笑った。

龍馬:「はっはっは! ほんなら、まずは人を笑わせることに使おう!」

質問2:龍馬が令和で起業するなら、どんなビジネスを始める?

福田:「龍馬さん、今はインターネットを使って、世界中の人に商品を売ることもできるんですよ」

龍馬:「ほう! 船に乗らんでも、世界と商売ができるがか!」

福田:「注文を受けるだけなら、そうですね。実際に商品を届けるには、物流の仕組みが必要ですけど」

龍馬:「なるほど。船はまだ役に立つわけじゃな!」

上田:「海援隊、存続決定ですね」

龍馬:「そうじゃ! ほんなら、新・海援隊の最初の仕事を考えよう!」

名倉:「また始まったで」

龍馬:「日本のええものを世界に届ける。世界のええものを日本に届ける。どうじゃ?」

泰造:「いいですね! 日本には美味しいものも、面白いものもいっぱいありますから」

徳井:「工芸品とか、地域の特産品とか、海外で人気が出そうなものもありますよね」

龍馬:「おお! それじゃ! 小さな町で作られたものが、海の向こうの人間に喜ばれる。考えただけで面白い!」

有田:「龍馬さん、僕も商品を考えました」

上田:「嫌な予感しかしねえな」

有田:「『坂本龍馬の未来が見える望遠鏡』です」

龍馬:「未来が見えるがか!?」

有田:「見えません」

上田:「詐欺みたいな商品を売るな!」

有田:「いや、未来を見ようとする気持ちが大事なんです」

龍馬:「なるほど! 気持ちを売るがじゃな!」

福田:「龍馬さん、そこは納得せんといてください!」

堀内:「僕もあります!」

上田:「どうせ海藻だろ?」

堀内:「違います! 饅頭です!」

名倉:「ちょっと進歩したな」

堀内:「龍馬さんの顔を印刷した、巨大な饅頭!」

龍馬:「わしの顔か!」

堀内:「しかも、食べると『ぜよ!』って音がします!」

上田:「饅頭がしゃべるわけねえだろ!」

堀内:「食べた人が言うんです!」

有田:「それ、商品じゃなくてルールじゃないですか」

龍馬:「はっはっは! 面白い! まず一つ作ってみよう!」

福田:「待ってください! いくらで作るんですか?」

堀内:「一個、百万円!」

上田:「誰が買うんだよ!」

福田:「材料費は? 包装は? 配送は? 賞味期限は?」

堀内:「福田、質問多い!」

福田:「経理担当やから当たり前や!」

龍馬:「福田殿、さすがじゃのう。わしは面白いと思うと、つい先に進みたくなる」

福田:「それはええんですけど、計算せずに始めたら大変ですよ」

龍馬:「そうじゃな。夢を見る者と、現実を見る者。両方おったほうがええ」

名倉:「龍馬さん、意外とちゃんと人の話を聞くんやな」

龍馬:「そりゃそうじゃ。わしの知らんことを知っちゅう人間が、目の前におるんじゃから」

泰造:「なんか、いい会社になりそうですね」

有田:「じゃあ、社長は龍馬さんで決まりですか?」

龍馬:「いや、社長は福田殿に任せようかのう」

福田:「えっ、僕ですか!?」

龍馬:「わしは世界中を飛び回りたいき」

上田:「会社を作った本人が、もう経営から離れようとしてる!」

堀内:「じゃあ僕、会長!」

福田:「海藻部長から急に出世すな!」

龍馬:「ほんなら、わしは何になろうか」

有田:「創業者兼・猫耳担当でどうですか?」

龍馬:「それはええ!」

上田:「よくねえよ! 会社の方向性がまったく定まらねえ!」

質問3:龍馬はSNSで人気者になれるのか? それとも大炎上する?

徳井:「龍馬さん、商品を売るなら、今はSNSも大事ですよ」

龍馬:「えすえぬえす?」

徳井:「自分の考えや写真、動画を発信して、世界中の人に見てもらえる仕組みです」

龍馬:「ほう! 誰でも世の中に向かって意見を言えるがか!」

徳井:「そうです。もちろん、見てもらえるとは限りませんけど」

龍馬:「面白いのう。昔なら、考えを広めるにも手紙を書いたり、人に会いに行ったりせんといかんかった」

有田:「龍馬さんなら、すぐ人気者になりますよ」

上田:「まあ、歴史上の有名人ですからね」

有田:「最初の投稿、何にします?」

龍馬:「そうじゃのう……『日本の夜明けは近いぜよ!』」

上田:「もう明けてますよ! 今、昼の収録ですから!」

名倉:「しかも、それ龍馬さんの実際の言葉かどうか、ようわからんやつやろ?」

龍馬:「ほう、そうなのか?」

徳井:「後世の作品で広まった龍馬さんのイメージも、いろいろあるんですよ」

龍馬:「それは面白いのう。わしが知らん間に、わしの言葉が増えちゅうがか」

有田:「じゃあ、今ここで新しい名言を作りましょう!」

龍馬:「よし! 『世界は広い。じゃが、心はもっと広く持て!』」

泰造:「おお、いいですね!」

堀内:「僕も! 『世界は広い。じゃが、饅頭はもっと大きく作れ!』」

上田:「なんで全部饅頭に戻るんだよ!」

徳井:「じゃあ、試しに龍馬さんの猫耳写真を投稿したら、どんな反応が来ると思います?」

有田:「『龍馬、令和で猫になる』ってニュースになりますよ」

名倉:「それは見てみたいな」

龍馬:「はっはっは! ほんなら、みんな笑ってくれるかのう」

徳井:「笑ってくれる人もいると思います。でも、SNSには厳しい意見を書く人もいますよ」

龍馬:「厳しい意見?」

徳井:「例えば、『歴史上の偉人が猫耳なんてけしからん』とか」

有田:「『坂本龍馬はそんなこと言わない』とか」

龍馬:「わしが言うてもか?」

上田:「そこが面白いところなんですよ!」

福田:「自分の思ってる龍馬像と違うと、怒る人もいるかもしれませんね」

龍馬:「なるほどのう。人間は、自分の知っちゅう相手の姿を大事にするもんじゃな」

名倉:「まあ、そういうことやろな」

龍馬:「けんど、わしは猫耳も面白いと思うた。それで誰かが笑うなら、悪いことばかりでもないじゃろ」

徳井:「そうですね。ただ、発信する側にも責任はあります」

龍馬:「責任?」

徳井:「言葉が一瞬で広まる分、間違った情報や、人を傷つける言葉も広がりやすいんです」

龍馬はスマートフォンを見つめた。

龍馬:「……それは、難しいのう」

泰造:「便利な道具ですけど、使い方は人間次第なんですよね」

龍馬:「わしの時代にも、噂や誤解で人間関係が壊れることはあった。けんど、今はその速さが違うんじゃな」

徳井:「そうですね」

龍馬:「ほんなら、ますます相手の話を聞かんといかん。画面の向こうにも、一人の人間がおるんじゃから」

名倉:「それは、ええ言葉やな」

上田:「龍馬さん、令和のSNSについて、もう大事なところをつかんでますね」

龍馬:「いや、まだわからんことだらけじゃ。けんど、知らんことを知るのは楽しいのう」

有田:「じゃあ龍馬さん、SNSで一番やりたいことは何ですか?」

龍馬:「世界中の人間と話してみたい。日本のことも伝えたいし、向こうの国のことも聞いてみたい」

泰造:「いいですね」

龍馬:「それに、わしとは違う考えの人間が、どんな夢を持っちゅうか知りたいのう」

徳井:「龍馬さんなら、いろんな国に友達ができそうですね」

龍馬:「そうなったら面白いぜよ!」

そのとき、堀内がスマートフォンを手に取った。

堀内:「龍馬さん! これ見て!」

画面には、龍馬の猫耳写真が大きく映っている。

龍馬:「おお! わしじゃ!」

堀内:「今から世界に向けて発信します!」

上田:「ちょっと待て! 本人の許可は?」

堀内:「龍馬さん、いい?」

龍馬:「ええぞ!」

福田:「待って! 会社の公式アカウントも、まだ作ってないで!」

有田:「じゃあ、アカウント名は『新・海援隊公式』で」

堀内:「プロフィールは『世界を変える猫と海藻』!」

上田:「誰がフォローするんだよ!」

龍馬:「はっはっは! 面白い! まずはやってみよう!」

福田:「だから、事業計画を先に!」

龍馬:「福田殿、頼りにしちゅうぞ!」

福田:「頼るんやったら、ちょっとは言うこと聞いてください!」

名倉:「この会社、初日から大変やな」

泰造:「でも、楽しそうだよね」

上田:「楽しそうなのと、経営できるのは別ですからね!」

龍馬はスマートフォンを福田に返し、椅子に深く腰かけた。

龍馬:「いやあ、今日は驚くことばかりじゃ。わしの時代には、こんな道具も、こんな商いの仕組みもなかった」

徳井:「令和の日本、気に入りました?」

龍馬:「気に入ったぜよ。けんど、一つ気になることがある」

上田:「何ですか?」

龍馬:「これだけ便利になった日本で、人間同士は、昔より仲良うなったがじゃろうか?」

スタジオに、少し静かな時間が流れる。

泰造:「……難しい質問ですね」

名倉:「便利になったからって、全部うまくいくわけやないもんな」

龍馬:「そうじゃのう。道具は変わっても、人間の気持ちは、そう簡単には変わらんのかもしれん」

徳井:「龍馬さん、人との関係をすごく大事にされるんですね」

龍馬:「人間一人でできることなんぞ、限られちゅうきのう。大事な人がおって、仲間がおって、初めてできることがあると思うがよ」

有田:「龍馬さん、それって奥さんのお龍さんのことも含まれます?」

龍馬が、わずかに表情を変えた。

龍馬:「……お龍の話か?」

徳井:「ぜひ聞きたいですね」

上田:「おっ、龍馬さん、急に照れました?」

龍馬:「いやいや、そんなことはないぜよ!」

有田:「世界進出の話は即答だったのに!」

堀内:「龍馬さん、顔が赤い!」

龍馬:「おまんら、さっきから人のことをよう見ちゅうのう!」

上田:「そりゃトーク番組ですから!」

徳井:「じゃあ次は、奥さんのお龍さんとのお話を聞かせてもらいましょうか」

龍馬:「……商いの話より、難しそうじゃのう」

有田:「龍馬さん、ここからが本当の交渉ですよ」

上田:「奥さんとの話を外交交渉にするな!」

龍馬は苦笑いしながら、懐から一通の手紙を取り出した。

龍馬:「ほんなら、どこから話そうかのう……」

次のTopic 3では、龍馬とお龍の関係、寺田屋事件、勝海舟や幕末の仲間たちとの友情を通して、自由奔放な龍馬の人間らしい一面を探ります。

※本作は歴史上の坂本龍馬と実在のテレビ出演者を題材にした架空の会話です。発言や番組出演は創作です。歴史上の出来事と演出上の想像は区別してお楽しみください。

Topic 3:龍馬の恋愛007! お龍との結婚と幕末の友情

「日本の未来は語れても、女房の気持ちは難しいぜよ!」

スマートフォンとSNSの話で盛り上がったところで、上田が一枚の写真を取り出した。

そこには、坂本龍馬と妻・お龍の名前が並んでいる。

上田晋也:「龍馬さん、ここからは少しプライベートな話を聞かせてください」

坂本龍馬:「おお、何じゃ?」

有田哲平:「龍馬さん、今日ずっと日本の未来とか世界の商売とか、大きな話ばかりしてるじゃないですか」

龍馬:「そうじゃのう」

有田:「でも、奥さんの前ではどうだったんですか?」

龍馬:「……いきなり難しい質問じゃのう」

上田:「国の未来より難しいんですか!」

名倉潤:「夫婦の話は、どんな時代でも難しいからな」

原田泰造:「僕、龍馬さんが家でどんな人だったのか、すごく気になるなあ」

堀内健:「龍馬さん! 奥さんに怒られたら、どうやって謝るの?」

龍馬:「そりゃあ、まず謝るじゃろ」

堀内:「『すまんぜよ!』って?」

龍馬:「そんな威勢よく謝ったら、余計に怒られるかもしれん!」

上田:「そこはちゃんとわかってるんですね!」

福田充徳:「龍馬さん、会社を始めるより夫婦関係を続けるほうが難しいこともありますよ」

龍馬:「ほんなら、今日はわしのほうが教えてもらう日かもしれんのう」

徳井義実:「いえいえ、まず龍馬さんの話を聞かせてください」

龍馬は少し照れくさそうに笑った。

質問1:龍馬は、お龍のどこに惹かれたのか?

徳井:「龍馬さん、お龍さんはどんな女性だったんですか?」

龍馬:「気の強いところもあったし、自分で考えて動く人じゃった。わしの言うことを、何でも黙って聞くような女ではなかったのう」

有田:「それ、龍馬さんにとっては大変だったんじゃないですか?」

龍馬:「大変なこともあったじゃろう。けんど、わしはそこが嫌いではなかった」

泰造:「どういうところが好きだったんですか?」

龍馬は少し考えた。

龍馬:「わしは、思いついたらすぐ動きたくなる。新しい人に会いたいし、知らん土地にも行きたい。けんど、わしの都合だけで、そばにおる人間の人生を決めてええわけではないじゃろ」

名倉:「奥さんにも奥さんの考えがあるもんな」

龍馬:「そうじゃ。お龍にはお龍の人生がある。それを忘れたら、夫婦とは言えんのかもしれん」

有田:「龍馬さん、意外と家庭的なんですね」

龍馬:「意外とは何じゃ!」

上田:「そりゃ、今日だけで芸人7人を勝手に採用してますから!」

福田:「奥さんに相談せずに会社をつくるタイプに見えますよ」

龍馬:「……それは否定できんのう」

上田:「否定してくださいよ!」

堀内:「じゃあ、僕が龍馬さんの奥さん役やる!」

名倉:「なんでやねん!」

堀内が腰に手を当て、龍馬の前に立つ。

堀内:「あなた! また勝手に海援隊つくったでしょ!」

龍馬:「す、すまん!」

堀内:「しかも海藻部長って何よ!」

上田:「お前が決めた役職だろ!」

一同が笑う。

泰造:「でも龍馬さん、お龍さんと一緒に薩摩へ旅行したんですよね?」

龍馬:「そうじゃ。あの旅は、わしにとっても大切な時間じゃった」

徳井:「日本最初の新婚旅行と紹介されることもありますね」

龍馬:「最初かどうかは知らん。けんど、二人で旅をしたことは確かじゃ」

有田:「今だったら、旅行中ずっと写真を撮ってますよ」

上田:「龍馬さん、SNSに何て投稿します?」

龍馬:「そうじゃのう……『お龍と薩摩に来たぜよ』か?」

有田:「ハッシュタグは『夫婦円満』『幕末デート』」

龍馬:「何じゃ、そのハッシュタグというのは?」

徳井:「同じ話題の投稿を見つけやすくする言葉です」

龍馬:「ほう。便利なものじゃな」

泰造:「でも、写真に残らない思い出もありますよね」

龍馬はうなずいた。

龍馬:「そうじゃな。旅先で見た景色も、交わした言葉も、全部を人に見せる必要はない。二人だけで覚えちょることがあってもええ」

有田:「龍馬さん、それはちょっとロマンチックですね」

龍馬:「おまんら、わしを照れさせるつもりじゃろ!」

上田:「ようやく気づきました?」

質問2:寺田屋事件で命の危険に直面した龍馬は、何を感じたのか?

笑いが落ち着いたところで、名倉が静かに尋ねた。

名倉:「龍馬さん、寺田屋事件のことを聞いてもええですか?」

龍馬の表情が少し変わった。

龍馬:「……ああ、ええぜよ」

名倉:「あのとき、命を落としていてもおかしくなかったんですよね」

龍馬:「そうじゃな。伏見の寺田屋で役人に襲われたときは、わしも必死じゃった」

徳井:「お龍さんが危険を知らせたという話が有名ですよね」

龍馬:「お龍が危険を知らせてくれた。あのときは、何が起きたのか考える暇もなかった。生きて逃げること、それで頭がいっぱいじゃった」

泰造:「怖くなかったんですか?」

龍馬:「怖かったぜよ」

その答えは、思いのほか短かった。

泰造:「……そうですよね」

龍馬:「格好をつけて、怖くなかったと言うこともできる。けんど、刀を持った役人に囲まれて、命が惜しくない人間なんぞ、そうそうおらんじゃろ」

上田:「そのとき、何を考えていたんですか?」

龍馬:「まだ死にとうない、と思うた。やりたいことが山ほどあったき」

福田:「それは、そうですよね」

龍馬:「手にも傷を負うた。痛みもあった。逃げ切れるかどうかもわからんかった」

徳井:「それでも生き延びたんですね」

龍馬:「そうじゃ。お龍や周りの人間の助けもあった。わし一人の力ではない」

泰造:「龍馬さんって、怖いもの知らずの人だと思ってました」

龍馬:「わしも怖いものはある。勇気があるというのは、怖さを知らんことではないと思うがよ」

名倉:「怖くても、何とか生きようとしたんやな」

龍馬:「そうじゃ。死んでしまえば、明日やろうと思うちょったこともできん。会いたい人にも会えん」

しばらく、誰も言葉を挟まなかった。

やがて泰造が口を開いた。

泰造:「龍馬さん、もしあのとき助からなかったら、お龍さんと薩摩へ行くこともできなかったんですよね」

龍馬:「そうじゃな」

泰造:「そう考えると、一緒に旅行できたことも、すごく大切な時間だったんですね」

龍馬は静かにうなずいた。

龍馬:「人間は、いつでも明日が来ると思うてしまう。けんど、そうとは限らん。じゃき、一緒におれる時間は大切にせんといかんのう」

有田:「……龍馬さん」

龍馬:「何じゃ?」

有田:「今日、急に奥さんに電話したくなりました」

上田:「いいじゃねえか」

有田:「でも、何て言えばいいかわからないんですよ」

龍馬:「ほんなら、まず『元気か』でええじゃろ」

有田:「それだけですか?」

龍馬:「それだけでも、嬉しいことはあると思うぜよ」

堀内:「じゃあ、僕も名倉さんに電話する!」

名倉:「今ここにおるやろ!」

堀内:「もしもし、名倉さん?」

名倉:「電話かけてへんやろ!」

スタジオに、やわらかな笑いが戻った。

上田:「龍馬さん、今日はなんだか、いつもと違う話が聞けました」

龍馬:「わしも、こんな話をするとは思わんかった。おまんら、なかなか聞き上手じゃのう」

有田:「特に堀内さんが?」

龍馬:「……それは、また別の話じゃ!」

上田:「そこは認めないんですね!」

質問3:龍馬は、なぜ立場の違う人々と友情や信頼を築こうとしたのか?

泰造:「龍馬さん、もう一つ聞いてもいいですか?」

龍馬:「もちろんじゃ」

泰造:「龍馬さんには、勝海舟さんとか、西郷隆盛さんとか、桂小五郎さんとか、いろんな人との出会いがありましたよね」

龍馬:「そうじゃな」

泰造:「どうして、そんなに違う立場の人たちと付き合えたんですか?」

龍馬:「最初から仲良うなろうと思うたわけではない。相手が何を考えちゅうのか、知りたかったんじゃ」

徳井:「例えば、勝海舟さんとの出会いですか?」

龍馬:「勝先生は、わしの知らん世界を見せてくれた人じゃ。海軍のことも、外国のことも、話を聞くたびに知らんことが出てきた」

名倉:「自分と違う考えの人に会うと、腹が立つこともあるやろ?」

龍馬:「もちろんじゃ。わしも、いつも穏やかに話せたわけではない」

有田:「龍馬さんも口喧嘩するんですか?」

龍馬:「そりゃあ、するじゃろ!」

上田:「ちょっと安心しましたよ。今日ずっと、何を言われても『面白いのう!』ですから」

龍馬:「おまんらの話は、面白いことが多いき」

福田:「でも、無茶な計画はちゃんと止めてくださいよ」

龍馬:「それは福田殿に頼む!」

福田:「結局、僕の仕事なんですね!」

徳井:「龍馬さん、意見が合わない人と話すとき、一番大事なのは何だと思います?」

龍馬:「相手にも、相手なりの事情があると知ることじゃろうな」

上田:「薩長同盟にも、そういう難しさがあったんでしょうね」

龍馬:「そうじゃ。薩摩にも長州にも、それぞれ譲れんことがあった。中岡慎太郎殿をはじめ、多くの人間が動いて、ようやく道が開けた」

泰造:「でも、龍馬さん。仲間と一緒に何かを始めても、途中で別れることだってありますよね」

龍馬はうなずいた。

龍馬:「あるじゃろうな。いつまでも同じ道を歩けるとは限らん」

泰造:「それでも、出会う意味はあるんですか?」

龍馬:「あると思うぜよ。一緒に過ごした時間が、その後の人生を変えることもあるき」

泰造は少し考え込んだ。

泰造:「……龍馬さん、今日こうして僕らと話してますけど、龍馬さんの時代は、もう終わってるんですよね」

スタジオが静かになる。

上田:「泰造さん?」

泰造:「いや、なんか不思議だなって。龍馬さんが夢見ていた未来に、今、僕らは生きているんだなと思って」

龍馬は七人を見渡した。

龍馬:「そうか。おまんらは、わしの知らん未来を生きちゅうんじゃな」

徳井:「はい」

龍馬:「わしには、その先がどうなるか、わからんかった。今こうして見せてもろうても、知らんことばかりじゃ」

泰造:「龍馬さん、もっと長く生きて、見てみたかったでしょうね」

龍馬は少しだけ笑った。

龍馬:「そりゃあ、見てみたかったぜよ」

短い沈黙が流れた。

龍馬:「けんど、今日ここに来て、一つわかったことがある」

上田:「何ですか?」

龍馬:「未来というのは、わし一人のものではないんじゃな。次の時代を生きる人間が、それぞれ考えて、つくっていくものなんじゃろ」

泰造:「……そうですね」

有田:「龍馬さん、ちょっと真面目な話になりましたね」

龍馬:「おまんらが真面目なことを聞くからじゃ!」

上田:「いや、たまにはいいでしょう!」

堀内:「じゃあ、僕も未来について考えました!」

名倉:「おっ、何や?」

堀内:「未来の日本では、みんなタヌキになって仲良くします!」

上田:「なんでタヌキなんだよ!」

堀内:「タヌキには薩摩も長州もないでしょ!」

有田:「意外と深いような、そうでもないような」

龍馬:「堀内殿、そのタヌキの話、もう少し聞かせてくれ」

上田:「龍馬さん、そこに食いつかないでください!」

堀内:「じゃあ、まず二つのチームに分かれます!」

福田:「なんでタヌキになるのにチーム分けするんや!」

有田:「せっかくだから、実際に交渉してみませんか?」

徳井:「龍馬さんに仲介役をやってもらって」

名倉:「薩摩と長州みたいに?」

龍馬:「ほう。それは試してみたいのう」

上田:「ちょっと待ってください。さっきまで夫婦の話をしてたのに、今度は同盟交渉ですか?」

有田:「これが『しゃべくり007』ですから」

福田:「嫌な予感しかせえへん……」

堀内:「僕、タヌキ代表!」

上田:「そんな代表いねえよ!」

龍馬は笑いながら立ち上がった。

龍馬:「よし。おまんらがどこまで話をまとめられるか、見せてもらおう!」

上田:「なんでゲストが次の企画を仕切ってるんですか!」

龍馬:「新・海援隊の仲間になるなら、これくらいできんと困るぜよ!」

福田:「まだ入隊もしてへんのに!」

スタジオに再び笑い声が響いた。

先ほどまで、龍馬の人生と大切な人々について語り合っていた七人。

今度は、自分たちが意見の違う相手と向き合う番になった。

有田:「じゃあ、龍馬さん。次は僕らが本当に協力できるか、試してみましょう」

龍馬:「望むところじゃ!」

堀内が両手を上げた。

堀内:「新・薩長同盟ゲーム、開幕!」

上田:「お前がタイトルコールするのかよ!」

※本作は歴史上の坂本龍馬と実在の出演者を題材にした架空の対談です。寺田屋事件における具体的な会話や心情は創作であり、お龍の行動に関する細部には伝承を含みます。龍馬の最期についての場面も、史実の本人の発言を再現したものではありません。

Topic 4:新・薩長同盟ゲーム! 芸人7人は仲間になれるのか!?

「仲の悪い者同士でも、笑いながら手を組めるがか?」

スタジオの中央に、二つのテーブルが運び込まれた。

一方には赤い旗。もう一方には青い旗。

坂本龍馬は、まるで新しい遊びを思いついた少年のように、楽しそうに両方のテーブルを眺めている。

上田晋也:「ちょっと待ってください。龍馬さん、これ何ですか?」

坂本龍馬:「新・薩長同盟の交渉場じゃ!」

上田:「いや、ここ『しゃべくり007』なんですよ!」

龍馬:「知っちゅう! じゃき、しゃべって同盟を結ぶんじゃろ?」

有田哲平:「ああ、番組名をそう解釈したんですね」

名倉潤:「間違ってはないけど、そういう番組ちゃうねん!」

龍馬:「昔の薩摩と長州には、それぞれの事情や対立があった。協力するには、互いの立場を考えんといかんかった」

徳井義実:「なるほど。それを今の僕らで体験してみようということですね」

龍馬:「そうじゃ! ただし、今回は命を懸ける必要はない。笑いながらやろう!」

福田充徳:「それは助かりますけど、何を交渉するんですか?」

龍馬:「それも、おまんらが決める!」

上田:「企画がまだ完成してねえじゃねえか!」

原田泰造:「でも、ちょっと面白そうだよね」

堀内健:「僕、もう同盟結んだ!」

上田:「誰とだよ?」

堀内:「この椅子!」

堀内が椅子を抱きしめる。

堀内:「一生離れません!」

上田:「だったら座ってろ!」

龍馬は声を上げて笑った。

龍馬:「はっはっは! 交渉が始まる前から、もう一つ同盟ができたのう!」

福田:「椅子との同盟は数に入れんといてください!」

質問1:対立する二つのチームを、龍馬はまとめられるのか?

龍馬:「よし! まずは二つの組に分かれてもらおう!」

有田:「僕、薩摩チームの代表をやります!」

上田:「なんでお前が勝手に決めるんだよ?」

有田:「なんとなく、薩摩って強そうじゃないですか」

名倉:「そんな理由で選ぶな!」

龍馬:「ほんなら、有田殿が薩摩側じゃ。上田殿は長州側を頼む」

上田:「俺は選ぶ権利ないんですか?」

龍馬:「上田殿がおらんと、交渉が盛り上がらんじゃろ」

有田:「龍馬さん、よくわかってますね」

上田:「お前ら、俺を怒らせる前提で企画を組むな!」

チーム分けが始まった。

赤い旗の薩摩チームには、有田、泰造、徳井。

青い旗の長州チームには、上田、名倉、福田。

堀内だけが、どちらにも入らず、龍馬の隣に立っている。

堀内:「僕は?」

龍馬:「堀内殿は、わしの助手じゃ!」

堀内:「やったあ! じゃあ、僕も龍馬!」

上田:「龍馬が二人いたら、余計に話がややこしくなるだろ!」

堀内:「坂本龍馬二号!」

有田:「龍馬さん、助手の教育だけはちゃんとお願いします」

龍馬:「はっはっは! これは手ごわそうじゃ!」

龍馬は両チームに向き直った。

龍馬:「ほんなら、交渉を始めよう。まず薩摩側から、同盟の条件を言うてみい!」

有田が立ち上がり、わざと威厳のある表情をつくる。

有田:「我々、薩摩チームは、長州チームに一つだけ条件があります」

上田:「何だよ?」

有田:「上田さんが、一週間ツッコミを禁止することです」

上田:「無理だよ!」

有田:「ほら! もうツッコんだ!」

上田:「今のはまだ同盟結んでねえだろ!」

徳井:「上田さんが一週間ツッコまなかったら、どんな番組になるんでしょうね」

泰造:「たぶん、みんな好き勝手にしゃべって終わるよ」

名倉:「それ、収録が終わらへんやつや!」

龍馬:「なるほど。薩摩側は、上田殿のツッコミを止めたいがじゃな」

有田:「そうです。我々は自由を求めています」

上田:「お前らの自由のために、俺の仕事を奪うな!」

龍馬:「では長州側、条件を言うてみい!」

名倉が腕を組む。

名倉:「こっちは、有田が一週間、嘘の話をせんことや」

有田:「それは困りますね」

上田:「困るんじゃねえよ!」

有田:「僕の表現活動に大きな制限がかかります」

福田:「普通の会話をしてくれたらええだけや!」

徳井:「でも、有田さんから作り話を取ったら、かなり静かになりそうですね」

泰造:「それはそれで寂しいなあ」

有田:「泰造さん、ありがとう。僕のことを理解してくれるのは泰造さんだけです」

泰造:「いや、嘘は減らしたほうがいいと思うけど」

有田:「味方じゃなかった!」

龍馬:「ふむ。どちらも相手に何かをやめさせたいがじゃな」

上田:「そうですね」

龍馬:「けんど、それでは相手が納得せんじゃろう」

名倉:「まあ、そらそうやな」

龍馬:「自分が欲しいものばかり言うても、交渉は進まん。相手が何を大切にしちゅうか、聞いてみんか?」

有田:「じゃあ、上田さん。あなたにとって一番大切なものは何ですか?」

上田:「急に人生相談みたいになったな!」

有田:「家族ですか? 仕事ですか? それとも、僕ですか?」

上田:「最後の選択肢は絶対にねえよ!」

龍馬:「はっはっは! まだまだ交渉は難しそうじゃのう!」

質問2:堀内健の奇妙な提案は、交渉を救えるのか?

両チームの交渉は、開始から十分もたたずに行き詰まっていた。

福田:「これ、どうやって決着つけるんですか?」

徳井:「お互い、相手に無理なことを要求してますからね」

名倉:「そもそも何のために同盟を結ぶんか、決まってへんやん」

龍馬:「おお! 名倉殿、ええことを言うた!」

名倉:「えっ?」

龍馬:「目的が決まっちょらんのに、条件ばかり話しても仕方ないじゃろ!」

上田:「龍馬さん、それを最初に決めてくださいよ!」

龍馬:「はっはっは! それもそうじゃ!」

有田:「じゃあ、目的を決めましょう。僕らの目的は……」

有田は少し考え込む。

有田:「上田さんを、もっと優しい人にすることです」

上田:「余計なお世話だよ!」

泰造:「でも、上田さんって優しいよね」

上田:「泰造、ありがとう」

泰造:「たまに怖いけど」

上田:「最後の一言いらねえんだよ!」

徳井:「じゃあ、もっと前向きな目的にしませんか? みんなで何か一つ、面白いことを成功させるとか」

福田:「それなら協力できそうですね」

龍馬:「よし! 両チームで、令和の人々を笑わせる企画を一つ考える。それを同盟の目的にしよう!」

名倉:「それやったら、普段の仕事とあんまり変わらへんな」

有田:「じゃあ、上田さんが一週間ツッコミを禁止する企画で」

上田:「まだ言ってんのか!」

そのとき、龍馬の隣で黙っていた堀内が、ゆっくりと手を上げた。

堀内:「龍馬さん。僕、いいこと考えた」

上田:「お前が静かに手を上げるときが一番怖いんだよ」

龍馬:「何じゃ、堀内殿?」

堀内:「二つのチームが仲良くなる方法です」

龍馬:「聞かせてくれ!」

堀内:「まず、全員立ってください」

福田:「なんで?」

堀内:「いいから、いいから」

芸人たちは不思議そうに立ち上がる。

堀内は両手を頭の上に持っていき、指を立てた。

堀内:「みんな、タヌキになってください!」

上田:「何でだよ!」

堀内:「薩摩も長州も、タヌキになったら同じタヌキ!」

名倉:「理屈がめちゃくちゃや!」

有田:「いや、ちょっと待ってください。これは深いかもしれません」

上田:「どこがだよ!」

有田:「立場や肩書きを一回忘れて、同じことをするんですよ」

徳井:「確かに、共通の体験をつくるという意味では、悪くない発想ですね」

福田:「それがタヌキである必要はないですけどね」

龍馬:「面白い! やってみよう!」

上田:「龍馬さんまで乗らないでください!」

堀内:「じゃあ、みんなで!」

堀内が小さく跳ねる。

堀内:「ポンポコ!」

泰造が笑いながら真似をする。

泰造:「ポンポコ!」

有田:「薩摩、出陣!」

徳井も苦笑いしながらポーズを取る。

徳井:「これ、何の時間なんでしょうね」

名倉:「ほんま、何やってんねん」

そう言いながら、名倉も手を上げる。

福田は最後まで抵抗していたが、龍馬に促されて、しぶしぶ参加した。

福田:「……ポンポコ」

堀内:「声が小さい!」

福田:「なんで僕が怒られるねん!」

龍馬:「上田殿も!」

上田:「俺もやるんですか!?」

有田:「同盟を結ぶためですよ」

上田:「……ポンポコ!」

全員が笑い出す。

堀内:「同盟成立!」

上田:「そんな簡単に成立してたまるか!」

龍馬:「はっはっは! けんど、さっきよりみんなの顔が柔らこうなったのう!」

泰造:「確かに、ちょっと仲良くなった気がする!」

名倉:「まあ、同じ恥ずかしいことをやった仲間ではあるな」

徳井:「これ、意外と理にかなってるかもしれませんね」

福田:「いや、効果があったとしても、タヌキの踊りを全国に広めるのはやめてくださいよ」

堀内:「えっ、全国大会やらないの?」

上田:「やる予定だったのかよ!」

龍馬は、笑いながらも少し感心したように堀内を見ていた。

龍馬:「堀内殿、おまんは不思議な男じゃのう」

堀内:「ありがとう!」

龍馬:「難しい話をしても動かんかった人間が、おまんの一言で一緒に動いた」

堀内:「タヌキの力です!」

龍馬:「いや、人を笑わせる力じゃろうな」

上田:「龍馬さん、そこはちゃんと区別するんですね」

龍馬:「はっはっは! わしも少し学んだぜよ!」

質問3:本当の協力とは、相手に合わせることなのか?

タヌキの踊りが終わり、芸人たちは再び席についた。

徳井:「龍馬さん、さっきのゲーム、ふざけてるようで面白いことが見えましたね」

龍馬:「そうじゃな」

徳井:「最初は、お互いに相手を変えようとしていました。でも最後は、一緒に何かをすることで、少し距離が縮まった」

龍馬:「そうじゃ。相手を自分と同じにしようとするだけでは、なかなかうまくいかん」

名倉:「意見が違うままでも、協力できることはあるってことやな」

龍馬:「そう思うぜよ」

福田:「でも、現実には難しいですよね。仕事でも、考えが合わない人と一緒にやらないといけないことがありますから」

龍馬:「難しいじゃろうな。けんど、相手の考えが全部間違っちゅうと決めつけたら、話し合う道もなくなる」

泰造:「それって、友達同士でも同じですよね」

龍馬:「そうじゃ。仲がええからといって、何でも同じ考えになる必要はない」

有田:「じゃあ、僕が上田さんと違う意見を言ってもいいんですね?」

龍馬:「もちろんじゃ」

有田:「僕は、上田さんのツッコミを一週間禁止したいです」

上田:「まだ諦めてなかったのか!」

龍馬:「はっはっは! ただし、相手にも断る自由があるぜよ」

有田:「龍馬さん、急に上田さんの味方になった!」

名倉:「それが交渉や!」

徳井:「龍馬さん、薩長同盟のような歴史的な交渉でも、こういう考え方は大事だったんでしょうか?」

龍馬:「わしらの時代の交渉は、こんなに笑って済むものではなかった。互いに命や立場が懸かっちょったきのう」

上田:「そうですよね」

龍馬:「薩摩にも長州にも、それぞれ譲れんものがあった。わしや中岡慎太郎殿だけで何もかも決めたわけではない。西郷殿や桂殿ら、多くの人間がそれぞれの立場で動いたんじゃ」

名倉:「一人の英雄が全部まとめた、という単純な話ではないんやな」

龍馬:「そうじゃ。歴史というのは、たくさんの人間の思いが重なって動くもんじゃろう」

泰造:「龍馬さん、もし今の時代に生きていたら、やっぱり人と人をつなぐ仕事をしていたと思います?」

龍馬:「どうじゃろうな。けんど、知らん人間に会いに行くのは、きっと好きじゃと思うぜよ」

徳井:「今なら、国を超えていろんな人と話せますからね」

龍馬:「そうじゃ! さっきのスマホがあれば、遠い国の人間とも話せる。商いもできる。学ぶこともできる」

福田:「便利になりましたね」

龍馬:「けんど、道具が便利になっただけでは、仲良くなれるとは限らん」

上田:「確かに」

龍馬:「大切なのは、相手を知ろうとする気持ちじゃろうな。違う考えを聞いてみること。自分の考えも伝えてみること。そして、できることを一緒に探すことじゃ」

泰造:「いいですね、それ」

有田:「じゃあ龍馬さん、今日のゲームで僕らは合格ですか?」

龍馬:「合格じゃ!」

堀内:「やったあ!」

福田:「何の試験に合格したんですか?」

龍馬:「新・海援隊の仲間としてじゃ!」

上田:「まだ採用試験続いてたんですか!」

龍馬:「おまんら7人なら、面白いことができそうじゃ!」

有田:「じゃあ、いよいよ世界進出ですね!」

福田:「だから、事業計画を先に作りましょうって!」

堀内:「僕、世界中のタヌキを集めます!」

名倉:「もうタヌキはええって!」

龍馬:「はっはっは! いやあ、今日はええものを見せてもろうた!」

上田:「何をですか?」

龍馬:「おまんらが、違う考えのまま、一緒に笑えるところじゃ」

徳井:「それが、龍馬さんにとって一番面白かったんですね」

龍馬:「そうじゃ。わしは、何か大きなことを始めるには、まず仲間が必要じゃと思うちゅう」

泰造:「仲間かあ……いい言葉ですね」

龍馬:「けんど、仲間というのは、ただ同じ場所におるだけではできん。何かを一緒にやって、失敗したり、笑うたりして、少しずつできていくもんじゃろう」

名倉:「今日のゲームみたいにな」

龍馬:「そうじゃ。タヌキの踊りも、案外悪くなかったぜよ!」

上田:「龍馬さん、そこは忘れてください!」

堀内:「龍馬さん! 最後にもう一回、全員で!」

上田:「やらねえよ!」

有田:「でも、龍馬さんがせっかく来てくれたんですから」

泰造:「最後に一回だけなら……」

福田:「また始まるんかい!」

龍馬が立ち上がり、両手を頭の上に持っていく。

龍馬:「ほんなら、わしもやろう!」

堀内:「ポンポコ!」

龍馬:「ポンポコ!」

上田:「幕末の偉人に何させてんだよ!」

スタジオは大きな笑いに包まれた。

やがて、龍馬は息を整えながら、7人を見渡した。

龍馬:「ところで、おまんらに一つ聞きたいことがある」

上田:「何ですか?」

龍馬:「令和の日本は、わしらの時代から、どれほど変わったがじゃろうか?」

徳井:「ずいぶん変わりましたよ」

龍馬:「そうじゃろうな。けんど、まだ変えたほうがええこともあるんじゃないか?」

福田:「それは、いろいろあると思いますね」

龍馬:「ほんなら、次はそれを考えてみたい」

上田:「まさか、また何か企画を始めるんですか?」

龍馬は、いたずらっぽく笑った。

龍馬:「新・海援隊の仲間がそろったんじゃ。今度は、令和の日本をもっと面白うする策を考えよう!」

有田:「出ました! 令和版・船中八策!」

上田:「いや、まだ何も決まってねえだろ!」

堀内:「八つ目はタヌキの日!」

福田:「もう決めるな!」

龍馬:「はっはっは! ほんなら、最後の一策は堀内殿に任せようかのう!」

上田:「一番任せちゃいけない人ですよ!」

笑い声が響く中、スタジオには新しいボードが運び込まれてきた。

そこには、まだ何も書かれていない。

龍馬は、その真っ白なボードを見つめた。

龍馬:「新しい時代のことを考えるのは、いつだって面白いぜよ」

そして、芸人7人のほうへ振り返った。

龍馬:「さあ、おまんら。今度は、どんな日本をつくりたいか、聞かせてくれ!」

次のTopic 5では、坂本龍馬と芸人7人が「令和版・船中八策」を考えます。笑いと無茶な提案の中から、龍馬が現代の日本に感じた希望、そして新・海援隊の本当の目的が見えてきます。

※本作は歴史上の坂本龍馬と実在のテレビ出演者を題材にした架空の対談です。発言、行動、番組企画は創作です。薩長同盟の成立には複数の歴史人物が関与しており、龍馬一人の功績として断定するものではありません。

Topic 5:龍馬、令和の日本を変える!? 新・船中八策を発表!

「日本の夜明けは終わっちょらん! おまんらと一緒に、次の時代を考えたいぜよ!」

スタジオの中央に、大きな白いボードが運び込まれた。

先ほどまで薩摩チームと長州チームに分かれて騒いでいた芸人7人も、ようやく元の席に戻っている。

坂本龍馬は、真っ白なボードを見つめながら、嬉しそうに腕を組んでいた。

上田晋也:「龍馬さん、今度は何を始めるつもりなんですか?」

坂本龍馬:「令和の日本をもっと面白うする策を考えようと思うちゅう!」

上田:「また急に話が大きくなりましたね!」

有田哲平:「さっきまでタヌキの踊りをしてた人たちが、今度は国家の未来を考えるんですよ」

名倉潤:「落差がすごいな!」

龍馬:「ええじゃないか。笑うことと真面目に考えることは、別に喧嘩せんじゃろ」

原田泰造:「そうだよね。楽しく話してると、意外といいアイデアが出たりするし」

福田充徳:「ただ、今日はちゃんと現実的な話もしてくださいよ」

龍馬:「もちろんじゃ。福田殿には期待しちゅう!」

福田:「なんか、僕だけ仕事が増えていくんですけど」

堀内健:「僕も準備できました!」

堀内が懐から小さなメモ帳を取り出す。

上田:「お前、何を書いてきたんだ?」

堀内:「日本を変えるための秘密の計画!」

有田:「おお、珍しく準備してる!」

堀内:「まだ誰にも見せられません!」

上田:「じゃあ何のために持ってきたんだよ!」

龍馬:「最後の楽しみに取っておこう!」

龍馬はボードの前に立った。

龍馬:「わしらの時代には、船中八策と呼ばれる国づくりの構想が伝わっちゅう。今日は、おまんらと令和の八策を考えてみたい!」

上田:「なるほど。最後にみんなで未来の日本を考えるわけですね」

龍馬:「そうじゃ。ただし、わしが全部決めるんじゃない。おまんらの考えを聞かせてほしい」

有田:「じゃあ、日本全国のテレビ番組で上田さんのツッコミを禁止するという案を……」

上田:「お前、まだそれ言ってんのか!」

龍馬:「まずは、今の日本をどう思うか、そこから聞かせてくれ!」

質問1:龍馬は令和の日本を見て、何を喜び、何を変えたいと思ったのか?

上田:「龍馬さん、今日はスマートフォンとか、SNSとか、インターネットでの商売とか、いろいろ見てもらいましたよね」

龍馬:「そうじゃな。驚くことばかりじゃった!」

徳井義実:「一番驚いたのは何ですか?」

龍馬:「やっぱり、あの小さな板じゃのう。海の向こうの人間と、ここにおりながら話ができるんじゃろ?」

徳井:「スマートフォンですね」

龍馬:「わしらの時代にあんなものがあったら、どれほど便利じゃったろうな」

有田:「龍馬さん、たぶん毎日SNSを更新してますよ」

龍馬:「ほう。何を書けばええ?」

有田:「『今日も日本を変えに行ってきます』って」

上田:「毎朝そんな投稿してたら、周りも疲れるだろ!」

龍馬:「それは困ったのう」

徳井:「龍馬さん、真に受けなくていいですから」

泰造:「でも、龍馬さん。現代の日本を見て、嬉しかったことはあります?」

龍馬は少し考えた。

龍馬:「そうじゃな。昔より、ずっと多くの人が学べることじゃ。遠い国へ行くこともできるし、自分の仕事や生き方を選ぶ道も増えちゅう」

名倉:「確かに、昔と比べたら選択肢は増えたな」

龍馬:「わしの時代には、生まれや身分によって道が狭められることも多かった。今の人間には、もっと自由に生きてほしいのう」

福田:「ただ、自由に選べるからこそ、悩むこともあるんですよ」

龍馬:「ほう?」

福田:「仕事も、お金も、将来のことも。何でも自由に選べると言われても、実際には簡単じゃないですから」

龍馬:「なるほど。昔とは違う苦労があるんじゃな」

上田:「便利になったからといって、悩みが全部なくなるわけじゃないですからね」

龍馬:「そうじゃろうな」

龍馬は少し黙り、スタジオを見回した。

龍馬:「ところで、おまんらに一つ聞いてもええか?」

上田:「何ですか?」

龍馬:「これほど便利な世の中になって、人と人は昔より仲良うなったがか?」

一瞬、七人の表情が変わった。

徳井:「……難しい質問ですね」

名倉:「遠くの人とは簡単につながれるようになったけど、近くの人との関係はまた別やからな」

泰造:「同じ家にいても、みんなスマホを見てたりするもんね」

有田:「僕らなんか、スタジオで顔を合わせてるのに、話がまとまらないですから」

上田:「それはお前らが好き勝手しゃべるからだよ!」

龍馬:「ほんなら、まだやることはありそうじゃのう」

福田:「龍馬さん、何か思いつきました?」

龍馬:「いや、まだ何も決まっちょらん。じゃき、おまんらの話を聞きたいんじゃ」

有田:「おっ、今日は龍馬さんが最初から答えを持ってるわけじゃないんですね」

龍馬:「当たり前じゃ。令和の日本のことは、おまんらのほうがよう知っちゅう」

上田:「じゃあ、せっかくですから、僕らも本気で考えてみましょう」

堀内:「はい!」

上田:「堀内だけは、ちょっと本気を抑えてくれ」

堀内:「ええっ!」

質問2:芸人7人が考える「令和版・船中八策」とは?

龍馬がボードの前に立つ。

龍馬:「よし! 八つの策を考えるぜよ!」

上田:「龍馬さんを入れたら八人ですから、一人一つずつ出しましょう」

有田:「じゃあ、堀内さんは最後ですね」

堀内:「最後に日本がひっくり返ります!」

福田:「ひっくり返さんといて!」

第一策:何歳からでも学び直せる社会

龍馬:「まず、わしからじゃ。誰でも、何歳からでも学べる社会にしたい!」

泰造:「いいですね!」

龍馬:「若いころに学ぶ機会がなかった人も、仕事を始めてから別のことに興味を持った人も、新しいことを学べたらええじゃろ」

徳井:「今も学び直しの制度はありますけど、仕事しながらだと難しい人もいますね」

福田:「時間もお金も必要ですからね。講座を用意するだけじゃなくて、利用しやすい仕組みも考えないと」

龍馬:「そうじゃな。そこまで考えんと、ただの掛け声になってしまう」

有田:「龍馬さん、ちなみに何を学びたいですか?」

龍馬:「まずは、あのスマートフォンじゃ!」

上田:「そこからですか!」

龍馬:「使い方も知らんのに、世界進出はできんじゃろ!」

名倉:「確かに、最初の一歩やな」

第二策:地域の人々がつながれる場所を増やす

上田:「じゃあ、二つ目は名倉さん」

名倉:「俺は、地域の人が気軽につながれる場所を増やしたいな」

龍馬:「ほう。どんな場所じゃ?」

名倉:「子どもでも、お年寄りでも、一人で暮らしてる人でも、気軽に顔を出せる場所やな。別に大きな施設じゃなくてもええねん」

泰造:「いいねえ。近所にそういう場所があったら安心するよね」

名倉:「困ったときだけ助け合おうとしても、普段から誰も知らんかったら難しいやろ」

龍馬:「なるほど。まず顔を知るところから始めるんじゃな」

有田:「じゃあ、上田さんの家を毎週開放しましょう」

上田:「なんで俺の家なんだよ!」

名倉:「まず自分の家から始めろや!」

有田:「僕の家はちょっと……」

上田:「お前も嫌なんじゃねえか!」

第三策:失敗しても再挑戦できる社会

上田:「三つ目、泰造さん」

泰造:「僕はね、失敗しても、もう一回挑戦できる社会がいいな」

龍馬:「それは、どういうことじゃ?」

泰造:「仕事でも勉強でも、一回うまくいかなかっただけで、『もうダメだ』って思っちゃうことがあるじゃないですか」

徳井:「ありますね」

泰造:「でも、別のやり方を試したら、うまくいくかもしれない。そういう人が、もう一回始められるといいなって」

龍馬:「失敗した人間にしかわからんこともあるじゃろうな」

福田:「再就職とか、学び直しとか、具体的な支援も必要ですね」

泰造:「そうそう。『頑張れ』って言うだけじゃなくて、実際に次へ進めるように」

龍馬:「ええ考えじゃ」

有田:「ちなみに泰造さん、今日の収録で何か失敗しました?」

泰造:「えっ? まだ何もしてないよ!」

上田:「それはそれで問題だろ!」

第四策:日常の中に笑える機会を増やす

上田:「四つ目は有田」

有田:「日本全国、毎日一回は誰かを笑わせることを義務にします!」

上田:「義務にするな!」

有田:「笑いのない社会は寂しいじゃないですか」

徳井:「でも、笑わせることを強制されたら、逆に苦しくなりますよ」

有田:「じゃあ、義務は撤回します」

名倉:「早いな!」

有田:「誰でも気軽にお笑いや楽しい催しに触れられる機会を増やす。これならどうです?」

龍馬:「それなら、ええのう」

上田:「地域のイベントとか、学校とか、いろんな場所でできそうですね」

有田:「上田さんには、全国ツッコミ巡業をお願いします」

上田:「結局、俺に仕事を増やすんじゃねえか!」

龍馬:「けんど、上田殿のツッコミで元気になる人もおるかもしれんぜよ」

上田:「いや、まあ……それなら嬉しいですけど」

有田:「今ちょっと照れましたね」

上田:「次行け!」

第五策:違う意見の人とも対話できる社会

上田:「五つ目は徳井」

徳井:「僕は、意見が違う人とも落ち着いて話せる機会を増やしたいですね」

龍馬:「ほう」

徳井:「SNSでは、自分と似た意見ばかり見てしまうこともあるし、相手の言葉を最後まで聞かずに反応してしまうこともありますから」

名倉:「実際に会って話すと、印象が変わることもあるしな」

龍馬:「さっきの同盟ゲームでも、最初はお互い無茶なことばかり言うちょったのう」

有田:「最終的には、タヌキの踊りで解決しましたけどね」

上田:「解決したことにするな!」

徳井:「相手に賛成しなくても、何を大事にしているのか聞くことはできますよね」

龍馬:「そうじゃな。違う意見を持つ人間が、必ずしも敵とは限らん」

福田:「でも、話し合いだけで全部解決するわけでもないですよ」

龍馬:「もちろんじゃ。話してもまとまらんことはある。けんど、相手の考えを知らんままでは、始まりもせんじゃろ」

第六策:新しい挑戦を資金と知恵で支える

上田:「六つ目、福田」

福田:「僕は、新しい仕事や事業を始めたい人を、資金と知恵の両方で支える仕組みを提案します」

龍馬:「おお、詳しく聞かせてくれ」

福田:「例えば、小さなお店を始めたい人がおっても、資金計画とか手続きとか、わからんことが多いでしょう」

名倉:「そうやな」

福田:「相談できる人がおるだけでも違いますし、必要なら経験者を紹介したり、無理のない計画を一緒に考えたりできる場所があったらええと思うんです」

龍馬:「なるほど。それは新・海援隊にも必要じゃ!」

福田:「特に、うちの社長には必要です!」

有田:「龍馬さん、聞いてます?」

龍馬:「聞いちゅう、聞いちゅう!」

福田:「じゃあ、まずうちの事業計画を見せてください」

龍馬は黙ってボードを見つめた。

龍馬:「……福田殿」

福田:「はい」

龍馬:「わし、今日おまんを仲間に誘って、ほんまによかったと思う」

福田:「褒めてもごまかされませんよ!」

スタジオに笑いが広がった。

第七策:世界の人々との交流を広げる

上田:「七つ目は、僕が提案しましょうか」

有田:「上田さんが?」

上田:「何だよ、その驚き方!」

有田:「てっきり『全国ツッコミ選手権』かと」

上田:「やらねえよ!」

上田は龍馬に向き直った。

上田:「龍馬さん、今日ずっと世界の話をしてましたよね。だから、海外の人たちと交流する機会をもっと増やせたらいいなと思うんです」

龍馬:「ほう!」

上田:「旅行だけじゃなくて、学校同士の交流とか、地域の交流とか。外国の人と実際に話せる機会が増えたら、知らなかったことも見えてくるでしょうし」

徳井:「今ならオンラインでもできますね。言葉を学ぶきっかけにもなりますし」

泰造:「外国に友達ができたら、その国のことももっと知りたくなるよね」

龍馬:「それじゃ! わしは海の向こうに、どんな人間がおるのか知りたかった。今なら、もっと多くの人が世界と出会えるんじゃな」

有田:「じゃあ、上田さんは新・海援隊の世界交流大使ですね」

上田:「俺、交渉責任者じゃなかったっけ?」

龍馬:「兼任じゃ!」

上田:「仕事増えてるじゃねえか!」

第八策:誰もが自分の居場所と役割を見つけられる社会

七つの策がそろった。

残るは、堀内健の一策だけ。

スタジオの全員が、ゆっくりと堀内のほうを向く。

上田:「……堀内」

堀内:「はい!」

上田:「頼むから、普通のことを言ってくれ」

堀内:「任せて!」

堀内は、大切そうに持っていたメモ帳を開いた。

堀内:「八つ目!」

全員が身を乗り出す。

堀内:「毎週金曜日は、全国民タヌキの日!」

上田:「やっぱりか!」

名倉:「結局そこに戻るんかい!」

福田:「国の制度にする話ちゃうやろ!」

堀内:「毎週金曜日、みんなでタヌキの踊りをするんです!」

有田:「ちなみに、踊らない人はどうなるんですか?」

堀内:「タヌキの先生になります!」

上田:「どういう制度なんだよ!」

龍馬は笑いながら、堀内に尋ねた。

龍馬:「堀内殿、どうしてタヌキの日が必要なんじゃ?」

堀内:「だって、みんな同じことできなくてもいいじゃないですか」

龍馬:「ほう?」

堀内:「踊るのが好きな人もいるし、見るのが好きな人もいるし、太鼓たたく人もいるし」

名倉:「急にちゃんとした話になってきたな」

堀内:「僕みたいに、何してるかわかんない人もいるでしょ?」

上田:「そこは自覚あるんだな」

堀内:「でも、そういう人にも、何かできることがあるんじゃないかなって」

龍馬は、堀内をじっと見つめた。

龍馬:「……なるほどのう」

堀内:「だから、みんなタヌキになればいいんです!」

上田:「最後で台無しにするな!」

泰造:「でも、言いたいことはわかるよ」

徳井:「誰もが同じ役割をしなくてもいい、ということですよね」

名倉:「目立つ人だけが必要なんと違う。裏で支える人もおるし、場を和ませる人もおるしな」

福田:「それぞれが自分にできることを見つけられたら、ええですよね」

龍馬は、ふと何かを思い出したように笑った。

龍馬:「そういえば、最初におまんらを新・海援隊に誘ったとき、堀内殿の役職を決めるのに困ったのう」

有田:「海藻部長ですね」

堀内:「はい! 現役です!」

上田:「まだ一日目だけどな!」

龍馬:「正直に言うと、わしは最初、おまんに何を任せたらええか、ようわからんかった」

堀内:「ええっ! 龍馬さん、そんなこと思ってたの!?」

龍馬:「思うちょった!」

上田:「そこは正直なんですね!」

龍馬:「けんど、今日一日おまんと話して、わかったことがある」

堀内:「何?」

龍馬:「おまんがおると、みんなが予想せん方向に話が進む。ときには困る。けんど、そこから新しい考えが出てくることもある」

名倉:「まあ、困ることのほうが多いけどな」

堀内:「名倉さん!」

龍馬:「わしは、おまんに役職を与えたつもりじゃった。けんど、おまん自身が、自分の役割を見つけちゅうのかもしれんのう」

堀内は少し照れたように笑った。

堀内:「じゃあ、海藻部長でいい?」

龍馬:「もちろんじゃ!」

福田:「ただし、海藻部の予算はゼロですからね」

堀内:「ええっ!」

有田:「部長なのに予算ゼロ!」

上田:「そもそも何をする部署なんだよ!」

龍馬はボードに向き直った。

龍馬:「八つ目は、こうしよう。『誰もが自分の居場所と役割を見つけられる社会』じゃ!」

泰造:「ああ、いいですね!」

徳井:「ほかの七つとも違う、大切な提案になりましたね」

名倉:「堀内、最後にええ仕事したやん」

堀内:「じゃあ、タヌキの日は?」

上田:「それは不採用!」

堀内:「ええっ!」

龍馬:「待て待て。タヌキの踊りは、海藻部の自主企画として残してもええじゃろ」

福田:「予算ゼロでお願いします!」

堀内:「じゃあ、みんな自分でタヌキの耳を作ってきて!」

上田:「結局やるのかよ!」

こうして、八つの策が完成した。

令和版・船中八策

策

内容

提案者

第一策

何歳からでも学び直せる社会

坂本龍馬

第二策

地域の人々がつながれる場所を増やす

名倉潤

第三策

失敗しても再挑戦できる社会

原田泰造

第四策

日常の中に笑える機会を増やす

有田哲平

第五策

違う意見の人とも対話できる社会

徳井義実

第六策

新しい挑戦を資金と知恵で支える

福田充徳

第七策

世界の人々との交流を広げる

上田晋也

第八策

誰もが自分の居場所と役割を見つけられる社会

堀内健

有田:「こうして見ると、意外とちゃんとした八策になりましたね」

上田:「お前が一番驚いてどうするんだよ!」

福田:「ただ、これ全部実現しようと思ったら、相当大変ですよ」

龍馬:「そうじゃな。八つとも、一日でできることではない」

福田:「龍馬さん、そこはわかってるんですね」

龍馬:「当たり前じゃ。じゃき、まずは一つ選んで、小さく始めたらええ」

名倉:「おっ、今日は現実的やな」

龍馬:「福田殿のおかげじゃ!」

福田:「それなら、今日の仕事も少し報われますわ」

堀内:「じゃあ、最初はタヌキの日!」

福田:「それだけは待って!」

質問3:龍馬が令和の人々に伝えたい、最後の一言とは?

八つの策が完成すると、龍馬はしばらく黙ってボードを見つめていた。

泰造:「龍馬さん、どうしました?」

龍馬:「いやあ、面白いのう」

上田:「何がですか?」

龍馬:「わしは今日、令和の日本に来て、いろんなものを見せてもろうた。スマホも、商いの仕組みも、みんな驚くことばかりじゃった」

徳井:「そうでしたね」

龍馬:「けんど、一番面白かったのは、道具ではなかったかもしれん」

名倉:「何やったん?」

龍馬:「おまんら7人じゃ」

有田:「えっ、僕らですか?」

龍馬:「そうじゃ。考えも性格も違う。すぐに言い合いになる。けんど、最後には何か一つのものをつくり上げる」

福田:「今日は珍しく、ちゃんと完成しましたからね」

龍馬:「それに、わしも一つ学んだ」

上田:「何ですか?」

龍馬:「最初は、おまんらを仲間にして、わしが何か新しいことを始めようと思うちょった」

泰造:「はい」

龍馬:「けんど、仲間というのは、わしの考えについてきてもらうだけではいかんのう」

龍馬は、完成した八策を指さした。

龍馬:「これを見てみい。わし一人では、こんな八つの考えは出てこんかった」

徳井:「確かに、みんな違うことを考えてましたね」

龍馬:「福田殿には、夢だけでは仕事にならんと教えてもろうた。堀内殿には、何をするかわからん人間にも、その人なりの役割があると教えてもろうた」

堀内:「僕、龍馬さんの先生?」

龍馬:「今日だけは、そうかもしれんのう!」

上田:「明日からは戻してください!」

龍馬:「わしは、おまんらを仲間に誘いに来た。けんど、気がつけば、わしのほうが仲間にしてもろうちょったのかもしれん」

少しだけ、静かな時間が流れた。

泰造:「……龍馬さん、僕、今日会えてよかったです」

龍馬:「わしもじゃ」

上田:「龍馬さん、最後に一つだけ聞かせてください」

龍馬:「なんじゃ?」

上田:「もし本当に令和の日本で生きていたら、何を一番やりたいですか?」

龍馬は、すぐには答えなかった。

七人の顔を一人ずつ見てから、ゆっくり口を開いた。

龍馬:「……仲間をつくりたいのう」

上田:「仲間、ですか?」

龍馬:「そうじゃ。新しいことを始めたい人間、何かを変えたい人間、誰かの役に立ちたい人間。そんな人らと出会いたい」

徳井:「それから、何をするんですか?」

龍馬:「それは、出会ってから一緒に考える」

福田:「また事業計画が後回しや!」

龍馬:「いやいや、福田殿。今度はちゃんと計画も立てるぜよ!」

福田:「ほんまですか?」

龍馬:「まず、みんなの得意なことを聞く。それから何をするか決める。必要な金も計算する」

福田:「おお! 龍馬さん、成長してはる!」

有田:「福田さん、完全に先生ですね」

名倉:「しかも、ちょっと嬉しそうや」

龍馬は笑いながら、七人を見回した。

龍馬:「わしが今日伝えたいのは、一つだけじゃ」

上田:「何でしょう?」

龍馬:「自分一人ではできんことも、誰かと一緒なら、始められるかもしれん。じゃき、面白そうな人間に出会ったら、まず話してみることじゃ」

泰造:「いいですね」

龍馬:「その人が自分と違う考えでも、すぐに敵と決めつけんでええ。話してみたら、思いがけん友達になるかもしれん」

有田:「例えば、上田さんと僕みたいに?」

龍馬:「そうじゃ!」

上田:「いや、俺らは最初からコンビなんだよ!」

龍馬:「ほんなら、長い同盟じゃのう!」

スタジオに笑いが広がった。

龍馬:「それに、わしは今日、もう7人も新しい仲間ができたぜよ!」

有田:「えっ、じゃあ僕ら、本当に新・海援隊に入るんですか?」

龍馬:「もちろんじゃ!」

福田:「まだ正式に契約してませんよ!」

堀内:「僕、海藻部長!」

上田:「お前の役職だけは最初から決まってるな!」

龍馬:「ほんなら、最後に新・海援隊の初仕事を決めよう!」

名倉:「何するん?」

龍馬:「みんなで飯を食いに行こう!」

泰造:「いいですね!」

徳井:「それ、楽しそうですね」

有田:「龍馬さんのおごりですか?」

龍馬は福田をちらりと見た。

福田:「……嫌な予感するな」

龍馬:「いや、今日は割り勘にしよう!」

福田:「おお! やっと僕に払わせるのをやめてくれた!」

龍馬:「福田殿に教わったき!」

有田:「龍馬さん、最後にすごい成長を見せましたね」

上田:「成長の内容が割り勘って!」

堀内:「僕、タヌキの耳で払う!」

福田:「現金でお願いします!」

上田が、最後の挨拶を始める。

上田:「さあ、ということで、本日のゲストは坂本龍馬さんでした!」

泰造:「また来てください!」

龍馬:「もちろんじゃ! 次は、おまんらと一緒に世界へ出たいのう!」

有田:「じゃあ、次回は海外ロケですね!」

上田:「勝手に決めるな!」

堀内:「海援隊、出航!」

堀内が両手を広げ、船の舳先に立つようなポーズを取る。

堀内:「面舵いっぱーい!」

龍馬:「よし! 世界へ出るぜよ!」

福田:「まだ船も買ってません!」

名倉:「その前に、誰か堀内を止めてくれ!」

徳井:「龍馬さん、最後まで大変ですね」

龍馬:「これくらい賑やかなほうが、面白いじゃないか!」

上田:「それでは、また来週!」

堀内が突然、全員に向かって叫ぶ。

堀内:「最後に、みんなで!」

全員:「ポンポコ海援隊!」

上田:「なんで俺まで言っちゃったんだよ!」

笑い声と拍手が響く中、龍馬は深く頭を下げた。

そして、最後にもう一度だけ、芸人7人を振り返った。

龍馬:「おまんら、ありがとう。令和の日本も、なかなか面白い時代じゃのう!」

龍馬は笑顔で手を振り、舞台袖へと歩いていった。

新・海援隊の船は、まだどこにもない。

事業計画も、資本金も、何一つ決まっていない。

けれども、最初に龍馬が持ち込んだ一枚の「仲間募集」の紙は、いつの間にか八つの提案が書かれた大きなボードに変わっていた。

龍馬一人の計画ではない。

八人が、それぞれ違うことを考え、笑い、ときには意見をぶつけながらつくったものだった。

そして、その八策の最後には、少し不思議な提案が残っている。

「誰もが自分の居場所と役割を見つけられる社会」

誰もが龍馬になる必要はない。

誰もが上田のように話をまとめる必要も、福田のように数字に強くなる必要もない。

もちろん、堀内のようにタヌキの踊りを考える必要もない。

けれども、それぞれにできることがある。

そんな小さな発見を残して、坂本龍馬の『しゃべくり007』出演は幕を閉じた。

※本作は、歴史上の坂本龍馬と実在のテレビ出演者を題材にした架空の対談です。会話、番組出演、令和版・船中八策は創作です。歴史上の船中八策については成立や伝来をめぐる研究上の議論があり、本作は史実の再現ではありません。

最終考察:龍馬が令和の日本で見つけた、本当に大切なもの

坂本龍馬が令和の日本に現れたら、何に一番驚くのでしょうか。

スマートフォンでしょうか。インターネットでしょうか。それとも、飛行機で世界中を移動できることでしょうか。

今回の架空対談を振り返ると、龍馬が最も興味を持ったのは、そうした技術そのものではなかったように思います。

それは、人間が出会い、違いを認め、力を合わせる可能性でした。

最初、龍馬は芸人7人を新・海援隊に勧誘しました。

彼らの性格も、得意なことも、考え方も違います。福田は現実的な経費を心配し、有田は大胆な発想を持ち込み、堀内は誰も予測できない行動に出ます。

普通なら、まとまりのない組織になってしまいそうです。

しかし龍馬は、その違いを欠点として見るのではなく、可能性として捉えようとしました。

これは現代にも通じる考え方です。

私たちは、意見の合う人や自分に似た人と一緒にいると安心します。反対に、自分と違う考えを持つ人を、理解しにくい相手として遠ざけてしまうことがあります。

けれども、意見が違うことと、協力できないことは同じではありません。

新・薩長同盟ゲームでは、両チームが相手に自分の要求を受け入れさせようとして、交渉が行き詰まりました。

状況が変わったのは、互いを変えようとすることから、一緒に何かをすることへと目を向けたときでした。

もちろん、現実の対立は、笑いだけで解決できるものではありません。

歴史上の薩長同盟にも、政治的な利害や長い対立があり、多くの人々の交渉と努力が必要でした。

それでも、相手の話を聞くこと、共通の目的を見つけること、信頼を少しずつ築くことには、今も変わらない価値があります。

もう一つ印象的だったのは、お龍との関係を通じて見えてきた龍馬の人間らしさです。

私たちは歴史上の人物を、つい偉業や名言によって評価してしまいます。

しかし、どれほど大きな理想を持っていても、その人には大切な家族や友人がいて、不安や迷いがあったはずです。

龍馬を単なる英雄ではなく、一人の人間として考えることで、歴史は少し身近になります。

そして最後に登場した「令和版・船中八策」。

学び直し、再挑戦、地域のつながり、異なる意見との対話、世界の人々との交流。

どれも、一人の英雄が命令するだけで実現できるものではありません。

多くの人が、自分にできる小さなことから始める必要があります。

ここで考えてみたいのは、私たち自身の毎日です。

家族の話を、最後まで聞いているでしょうか。

自分と違う意見の人に、少しでも関心を持っているでしょうか。

新しいことを始めたい人を、最初から無理だと決めつけていないでしょうか。

そして、忙しい日々の中で、誰かと一緒に笑う時間を大切にしているでしょうか。

坂本龍馬が本当に現代に生きていたら、何を考え、何を語るかは誰にもわかりません。

ただ、今回の物語が私たちに残してくれる問いは明確です。

よりよい未来をつくるために、私たちは誰と手を取り合えるのでしょうか。

大きな改革を始める必要はありません。

誰かに声をかける。違う意見を聞いてみる。一緒に何かを考える。

そんな小さな出会いが、思いがけない未来につながることもあるでしょう。

龍馬の時代と令和の日本は、大きく違います。

けれども、人と人が出会うことで新しい可能性が生まれるという希望は、時代を超えて考える価値があるのではないでしょうか。

※この最終考察は、創作された対談を通じて現代社会や人間関係について考えるものです。作中の龍馬の思想や感情は、史料で確認された本人の発言や見解を示すものではありません。実在の出演者の思想、支持、推薦を表すものでもありません。

出演者紹介:坂本龍馬としゃべくり007の7人

坂本龍馬(1836~1867年)

幕末の土佐藩出身の志士。勝海舟との出会いや亀山社中・海援隊の活動、薩長同盟に関わった人物として知られています。政治と商業の両面に関心を持った人物として、現在も広く親しまれています。本作では、好奇心旺盛で、人との出会いを楽しむゲストとして描いています。詳しくは国立国会図書館の人物紹介をご覧ください。

以下の7人は、日本テレビの人気トークバラエティー『しゃべくり007』の出演者です。各人の番組での役割は、今回の架空対談に合わせた創作上の設定です。

番組公式情報:日本テレビ『しゃべくり007』

上田晋也(くりぃむしちゅー)

鋭いツッコミと進行力で知られるお笑い芸人・司会者。本作では、自由奔放な龍馬と芸人たちを現実に引き戻す役割を担います。龍馬からは新・海援隊の交渉責任者に任命されます。

有田哲平(くりぃむしちゅー)

独特の発想と即興的な笑いを得意とするお笑い芸人。架空の商売や無茶な交渉条件を次々に持ち込み、龍馬の好奇心を刺激します。新・海援隊では外交担当という設定です。

名倉潤(ネプチューン)

周囲の様子を見ながら、会話の流れを整える存在。本作では芸人たちの意見を整理し、龍馬の提案に現実的な視点を加えます。新・海援隊の組織管理担当です。

新情報番組「情報LIVE ただイマ!」でメインキャスターを務めることが決定したネプチューン原田泰造。(c)NHK [画像ギャラリー 1/2] - お笑いナタリー

原田泰造(ネプチューン)

親しみやすい笑顔と自然なリアクションが魅力のお笑い芸人・俳優。本作では、龍馬の人間らしい一面に寄り添い、友情や家族についての会話を温かく広げます。

ホリケン舞台プロジェクト始動「タコ女」の恐怖とは - お笑いナタリー

堀内健(ネプチューン)

予測できない発想と自由な行動で知られるお笑い芸人。本作では海藻部長に就任し、龍馬を驚かせ続けます。その奇想天外な提案が、思いがけず仲間づくりのきっかけになることも。

徳井義実(チュートリアル)

人間関係や恋愛をめぐる会話を自然に広げるお笑い芸人。本作では、お龍との関係や寺田屋事件について龍馬に質問し、歴史上の人物の個人的な思いに迫ります。

福田充徳(チュートリアル)

落ち着いたツッコミで会話を支えるお笑い芸人。本作では新・海援隊の経理担当として、龍馬の壮大な構想に予算、経費、実現可能性という現実的な質問を投げかけます。

作品について

本記事は、坂本龍馬の歴史的背景と『しゃべくり007』の出演者たちの個性を題材にした創作対談です。

会話はAIを活用した創作・編集によるもので、実際の番組、本人の発言、公式な共同制作ではありません。歴史の面白さを身近に感じながら、友情、協力、未来について考えることを目的としています。

Filed Under: Imaginary Conversation Tagged With: お龍, しゃべくり007, チュートリアル, ネプチューン, 上田晋也, 亀山社中, 令和の日本, 勝海舟, 坂本龍馬, 坂本龍馬 対談、坂本龍馬 もし現代にいたら、坂本龍馬 海援隊、坂本龍馬 お龍, 寺田屋事件, 幕末, 有田哲平, 架空対談, 桂小五郎, 歴史バラエティ, 歴史人物, 海援隊, 船中八策, 薩長同盟, 西郷隆盛

Reader Interactions

Leave a Reply Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Primary Sidebar

  • 坂本龍馬がしゃべくり007に出演!? 芸人7人と令和の日本を語る
  • 織田信長がしゃべくり007に出演!? 芸人7人と爆笑対決
  • 一休さんがしゃべくり007に出演!? 7人の芸人と爆笑とんち対決
  • 生まれる前の記憶とは?親を選ぶ理由と魂の生まれ変わり
  • 空海との究極の対話|人生・悟り・即身成仏の真実
  • 『52ヘルツのクジラたち』考察|町田そのこが伝えたいこと
  • 『世界は行動経済学でできている』橋本之克と語る:AIは人間の自由意志を奪うのか?
  • 『VIVANT』専門家が架空討論|設楽統と考える愛・正義・復讐
  • 『VIVANT』架空対話:乃木とベキが語る親子の愛、正義と復讐
  • 『我々は宇宙人』30年後の再会|翼と暁太郎、友情と赦しの架空対話
  • 『こころ』徹底考察|Kはなぜ死んだのか? 先生の罪悪感と明治の精神を専門家が読み解く
  • 『こころ』その後|先生とKの死後の再会【架空の対話】
  • 『小説家になって億を稼ごう』松岡圭祐の小説術を解説
  • 万能鑑定士Q|凜田莉子が語る知識と人間の価値【架空対話】
  • 『汝、星のごとく』考察|暁海と櫂が語る愛と人生の選択
  • 中村天風と植芝盛平『氣の確立』|藤平光一が見つけた本当の強さ
  • 東野圭吾『永遠の記憶』考察|ガリレオ最後の謎と記憶
  • イン・ザ・メガチャーチ『イン・ザ・メガチャーチ』から生まれた5つの現代短編|人生を何に使う?
  • In the megachurch『イン・ザ・メガチャーチ』考察|物語はなぜ人を動かすのか?
  • In the megachurchイン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウが問う「推す」とは何か?
  • mozart 2026もしモーツァルトが2026年に1日だけ来たら?|奇跡シリーズ #1
  • sakamoto ryoma modern stories竜馬がゆくから学ぶ5つの人生教訓|坂本龍馬を現代物語で読む
  • sakamoto ryoma explained坂本龍馬の真実を史料から検証|『竜馬がゆく』と最新研究
  • Who was sakamoto ryoma竜馬がゆくを徹底解説|坂本龍馬と司馬遼太郎が描いた「竜馬」の違い
  • BASHAR 2050BASHAR 2050を専門家たちが検証|2027年、人類は本当に変わり始めるのか?
  • 愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように現代物語『愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように』5つの現代物語
  • 愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように『愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように』心理学解説
  • 愛しなさい 一度も傷ついたことがないかのように『愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように』解説|愛と人生
  • 源氏物語 現代源氏物語を現代に読む:愛と執着を描く5つの現代短編
  • 源氏物語源氏物語 研究者 解説|光源氏の愛・幸福・無常を読み解く
  • 源氏物語源氏物語を深く読む|光源氏の愛・執着・喪失と本当のテーマ
  • 古事記 現代の教訓|5つの物語で読む3つの新解釈
  • 古事記 歴史はどこまで本当?25の謎を専門家が検証
  • kojiki apanese mythology gods古事記 日本神話を神々自身に問い直す:日本は誰の物語なのか?
  • 見えない世界魂はなぜこの人生を選んだのか? 龍・神仏・未来をめぐる6人の対話
  • what if japan never entered ww2もし日本が第二次世界大戦に参戦しなかったら?もう一つの日本史
  • 自分を取り戻す自分を取り戻す方法とは?自分自身へ帰る5つの現代短編
  • soul purification魂の浄化とは?過去・現在・未来の自分をつなぐ6人の対話
  • heal your past self過去の自分を癒す|現在と未来の自分を光でつなぐ対話
  • もし明治維新が起こらなかったらもし明治維新が起こらなかったら?徳川幕府・武士・天皇・戦争はどうなったのか
  • 人間失格から人間合格へ人間失格から人間合格へ|斉藤一人と大庭葉蔵
  • 日常が静かに壊れていく現代日本ホラー5選|伊藤潤二作品から学ぶ恐怖の構造
  • rei tsuiteiru hito tokucho霊が憑いている人の特徴15選|5つの現代短編でわかる異変
  • 人の言葉に傷つく理由とは?『ことばの器』が教える心の余裕
  • Softbank World 2026AIは2040年に人間を超えるのか?孫正義と世界のAIリーダーが語る未来
  • 村田沙耶香『世界99』から考える5つの現代短編|善意はいつ誰かを傷つけるのか
  • 世界99 考察村田沙耶香 世界99 考察|6人の作家・思想家が問う「本当の自分」と自由
  • sayaka murata bashar村田沙耶香×バシャール|本当の自分と意識の謎を探る仮想対話
  • earthlings-modern-stories-村田沙耶香 地球星人から生まれた5つの現代短編|普通とは何か
  • earthlings-sayaka-murata-discussion-村田沙耶香 地球星人を徹底考察|奈月は壊れたのか、世界を見抜いたのか
  • earthlings sayaka murata村田沙耶香 地球星人を考える|奈月はなぜ「地球人」になれなかったのか
  • convenience store women modern storiesコンビニ人間から考える|5つの現代短編で見る「普通の人生」
  • convenience-store-woman-discussion-コンビニ人間を心理学・文学・哲学で読む|「普通」とは何か
  • convenience store womanコンビニ人間を考える|「普通」と幸せを古倉恵子たちが語る
  • 『人魚の眠る家』を専門家5人が考察東野圭吾『人魚の眠る家』を専門家5人が考察|死・愛・魂とは何か
  • 東野圭吾『人魚の眠る家』考察|愛する人を手放すということ
  • tokio-higashino-modern-stories-東野圭吾『時生』から考える人生・親子・カルマ|5つの現代短編
  • tokio-keigo-higashino-tokio-0-東野圭吾『時生』を深く読む|親子・運命・人生の意味を5人が語る
  • keigo-higashino-tokio-conversation-0東野圭吾『時生』を考察|生まれてきた意味を問う親子の物語
  • silent parade modern short stories『沈黙のパレード』から生まれた5つの現代短編|復讐・沈黙・喪失を描く
  • 『沈黙のパレード』考察|復讐・沈黙・正義を心理学と哲学で読む
  • 『沈黙のパレード』考察|登場人物が語る復讐・正義・許し
  • namiya-zakkaten-modern-short-stories-『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に学ぶ5つの現代短編|人生の答えとは
  • namiya-zakkaten-discussion-『ナミヤ雑貨店の奇蹟』人生相談の心理学|6人の識者が考察
  • Rainy-Night-at-Namiya-General-Store-ナミヤ雑貨店の奇蹟の意味とは?人生に正しい答えはあるのか
  • なぜ過去から逃げても自由になれないのか?|東野圭吾『白夜行』から着想した5つの現代短編
  • 『白夜行』を心理学で読み解く — 雪穂と亮司はなぜ変われなかったのか
  • 『白夜行』の本当の意味 — 雪穂と亮司はなぜ光の中を歩けなかったのか
  • until someone became evil『悪意』から生まれた5つの現代短編 — 噂・嫉妬・AI・SNSが人を壊す時
  • 『悪意』を心理学で読み解く — なぜ私たちは野々口を信じたのか?
  • 『悪意』の本当の意味とは?野々口・加賀・日高が語る嫉妬と自己正当化
  • Keigo-Higashino-inspired-story「あなたのため」は愛か支配か?現代日本を舞台にした5つの短編物語
  • suspect x scholars discussionなぜ私たちは石神に泣くのか?『容疑者Xの献身』を心理学・倫理学・文学から考察
  • suspect x dedication meaning『容疑者Xの献身』の本当の意味とは?石神・靖子・湯川が語る愛と自己犠牲
  • loneliness-in-japan-and-korea-日本と韓国の若者の孤独|6人が見つけた本当のポジティブ思考
  • 韓国の若者を救うポジティブ思考|ウォニョンら3人と歩く5つの物語
  • can positivity save lives日本の若者を救うポジティブ思考|斎藤一人・春木開・武田双雲の5つの対話
  • 未来の子どもたちに、私たちは何を残せるのか未来の子どもたちに何を残すべきか?日本の思想家5人が語る未来への責任
  • 人間は真実を知れば幸せになれるのか|現代日本の人気作家5人が語る
  • もし夏目漱石・太宰治・芥川龍之介・川端康成・村上春樹が2026年に語り合ったら
  • hyakunen-no-yuki-『百年の雪』忘れられた村と月影家七世代の記憶
  • デール・カーネギーと斎藤一人が2026年に出会ったらデール・カーネギーと斎藤一人が2026年に出会ったら
  • 台湾に残る「昔の日本」を探す5日間の旅―懐かしさの先で出会った台湾の記憶
  • japan hotspot 10 days travel日本旅行10日間|韓国と日本の著名人が巡るホットスポット旅
  • 韓国旅行10日間モデルコース|歴史・食・海・島の物語
  • TWICE Dance the Night AwayTWICE Dance the Night Away考察|月明かりの9つの恋
  • 日本の短編作家 おすすめ日本の短編作家に学ぶ物語の作り方
  • 豊臣秀吉 三島由紀夫豊臣秀吉と三島由紀夫|血筋・武士道・美を語る仮想会話
  • world heritage top 20世界遺産トップ20:人類と地球の記憶をめぐる旅
  • 占いは宿命を読むのか?細木数子と星ひとみが語る運命・大殺界・縁
  • USA vs Japan - A Future Planning Divide【米国移住】WEP廃止後の老後ゲーム:ドル資産と日本帰国の防衛策
  • 日本を元気にする25人|笑いと夢で日本は変わる
  • 円安は日本再生の入口か円安は日本再生の入口か|暮らし・観光・AIと信頼の未来
  • 三途の川アウトレットパーク-三途の川アウトレットパーク考察|木村君、なんとなく
  • NISAで日本株か米国株か?孫正義、バフェット、渋沢栄一が語る日本人の未来投資
  • 豊臣秀吉 光と影豊臣秀吉と語る|天下人の成功・孤独・権力の影
  • 日本のおもてなしとは何か|世界のホスピタリティとの違い
  • 日本 老人問題日本の老人問題をヒューマノイドロボットは救えるのか?
  • 嫌われる勇気『嫌われる勇気』の続編があるなら、何を語るべきか
  • 統一教会文鮮明文鮮明師と旧統一教会の真実を考える

Footer

Recent Posts

  • 坂本龍馬がしゃべくり007に出演!? 芸人7人と令和の日本を語る November 2, 2026
  • 織田信長がしゃべくり007に出演!? 芸人7人と爆笑対決 October 31, 2026
  • 一休さんがしゃべくり007に出演!? 7人の芸人と爆笑とんち対決 October 30, 2026
  • 生まれる前の記憶とは?親を選ぶ理由と魂の生まれ変わり October 29, 2026
  • 空海との究極の対話|人生・悟り・即身成仏の真実 October 28, 2026
  • 『52ヘルツのクジラたち』考察|町田そのこが伝えたいこと October 28, 2026

Pages

  • About Us
  • Contact Us
  • Earnings Disclaimer
  • Privacy Policy
  • Terms of Service

Categories

Copyright © 2026 ImaginaryConversation.com